テコンダー朴(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『テコンダー朴』とは、2007年から原作・白正男、絵・山戸大輔により、『スレッド』(晋遊舎)で連載がスタートした漫画作品。その後『実話BUNKAタブー』(コアマガジン)に移行した。
特徴は主人公が韓国人であるということ。主人公である朴星日が、テコンダーの韓国人として日本で生活する様子を描く。
特徴的な政治風刺的な描写がSNSで話題になることもある一作。ファンからは『テコ朴』という略称で親しまれている。

阿倍野 晋二(あべの しんじ)

阿倍野晋二

出身地:日本

阿倍野晋二は自由民政党総裁であり、衆議院議員である。覇皇の命により、野畑に代わり内閣総理大臣に就任し、覇皇の指示により驚くべき決断に挑むことになった。覇皇により彼は国交断絶と核兵器の保有を宣言させられ、心労によって倒れた。この時は気弱であった。しかし、翌日には内閣不信任決議が可決され、覇皇の戦争犯罪を押し付けられる形で超A級戦犯として逮捕・収監された。収監されたさいにはロボトミー手術をすすめられ、極右性人格障害と診断されてしまうも、日々腕立て伏せなどを繰り返し体を鍛えぬいていた。
巣鴨プリズンでの厳しい筋力トレーニングを経て、阿倍野は肉体的にも精神的にも頼れる人物へと成長した。彼は民衆党議員との「御前死合」を制し、総理の座に返り咲いた。彼の口癖は「日本を、取り戻す」であり、その言葉通りの覚悟を胸に抱いている。
復帰後は世界征服の野心を抱いており、その手始めとして朝鮮を侵略しようとした。第8巻では覇皇会館に対抗し、覇王子に戦いを挑む、実力差に圧倒され、最終的に藤原に背後から刺されて死亡した。

岩波 茂男(いわば しげお)

阿倍野の朝鮮侵略に対する野望や、日本の教育に問題意識をかかえている。

野畑 佳広(のばた よしひろ)

内閣総理大臣であったが覇皇によって辞任を余儀なくされた。

鳩川 由紀彦(はとかわ ゆきひこ)

出身:日本
必殺技:奥義金降らし
総理になるために阿倍野に戦いを挑んだ。

枝尾 幸雄(えだお ゆきお)

出身:日本
必殺技:フルアーマー、ダブルバールZ式
フルアーマーという防御に特化した必殺技を使うが、阿倍野に敗れてしまう。

菅野 直哉(かんの なおや)

出身:日本
必殺技:秘奥義お遍路式
安保闘争の時代において新左翼学生運動の大幹部として活動した。公安の資料によれば、多くの警察官を殺害し、国会突入時には機動隊員も殺害した。ただ、4列目にいたため逮捕歴はなく、警察からは「四列目の男」と呼ばれている。
彼の戦闘スタイルは四列目にいるかのような特殊な間合いを活かし、相手の攻撃が届かないように回避する。また、ゲバルト棒を使用してカウンター攻撃を仕掛ける技「秘奥義お遍路式」を持っている。彼の殺人経験豊富な戦い方は、藤原にも「殺害経験豊富な国会議員」として恐れられている。
阿倍野に対しても最初は棒で殴りつけるなどして当初は優勢だったもののあえなく敗れた。

覇皇武闘大会出場選手

篠田 三郎(しのだ さぶろう)

出身:日本
武道:合気道
おだやかな性格ではあるが合気道を侮辱され激高した。

和泉 柔一郎(わいずみ じゅういちろう)

出身:日本
武道:柔道
クールジャパンを愛している。

劉 書文(りゅう しょぶん)

出身:中国
武道:中国拳法
実力と端麗な容姿で女性観客から人気がある。

若乃丸 勝司(わかのまる かつじ)

日本出身の横綱。

呉 武弦(ご ぶげん)

出身地:韓国
武道:シルム
韓国格闘技界の大統領にも等しい存在。

renraku_6a245
renraku_6a245
@renraku_6a245

目次 - Contents