戦奏教室(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『戦奏教室』(せんそうきょうしつ)とは、原作・空もずく、作画・十森ひごろによる日本のファンタジー漫画。集英社の『ジャンプSQ.』にて2022年7月から連載が開始された。
頭に植物の枝が生えた「枝憑き(えだつき)」と呼ばれる異能力者が存在する世界。主人公のリュカは、ラッパの音を使って大勢に指示を出せる能力を持っていた。その能力を認められ、リュカは教皇領の「枝憑き」部隊の隊長をすることになる。「花冠」と呼ばれる強大な力を持つ「枝憑き」を倒し、自由の身になるためにリュカは仲間と共に奮闘していく。

鏡面の枝憑き(きょうめんのえだつき)

ガリア王国に所属する「枝憑き」。”ガリア王国の英雄”と呼ばれる女性戦士。「枝憑き」の能力で鏡を自由に操ることができ、鏡を出入り口にして違う場所にワープすることもできる。

「枝憑き」の能力が衰え、戦士を引退。3年前夫と娘が山賊に襲われて死んでしまい、以来心を亡くしてしまった。仕えていたガリア王国の国王が娘を蘇らせてくれたおかげで立ち直ることができたが、今度はその蘇らせた娘を守るために、他の「枝憑き」の能力を奪おうと画策していた。最終的にゾーイと戦い死亡した。

カトリーヌ

”鏡面の枝憑き”の娘。3年前に盗賊に襲われ、父親と共に死亡した。

練器の枝憑き(れんきのえだつき)

ガリア王国に所属する「枝憑き」。「枝憑き」の能力は、手のひらから武器を生み出すことができるというもの。投げナイフの達人で、練習のために人を的にしていた犯罪者。ガリア王国内でリュカ達の軍と戦い敗れた。

伸腕の枝憑き(しんわんのえだつき)

ガリア王国に所属する「枝憑き」。「枝憑き」の能力は、腕を自由に伸ばすことができるというもの。宝物庫を荒らし回った盗みの天才。ガリア王国内でリュカ達の軍と戦い敗れた。

伝心の枝憑き(でんしんのえだつき)

ガリア王国に所属する「枝憑き」。「枝憑き」の能力は、動物と会話できるというもの。故郷の村人達を動物の餌にした犯罪者。ガリア王国内でリュカ達の軍と戦い敗れた。

透体の枝憑き(とうたいのえだつき)

ガリア王国に所属する「枝憑き」。「枝憑き」の能力は、体が透明になるというもの。女風呂に十年住み続けた天才。ガリア王国内でリュカ達の軍と戦い敗れた。

ギューゴ

ガリア王国に所属する「枝憑き」。「枝憑き」の能力は、触れた空気を固定化して武器として使うことができるというもの。

ノルマンディー公国

テオドール/複命の枝憑き(ふくめいのえだつき)

ノルマンディー公国に所属していた「枝憑き」。「枝憑き」の能力は自身の分身(わけみ)を生み出すことができるというもの。ノルマンディー公の三男。ノルマンディー公国がエリン帝国に滅ぼされてからは帝国のために働いている。

その他

ゲルハルト

リュカの育ての親。捨てられていた赤ん坊を拾い、リュカと名付けて、自身の兵団の中で育ててきた。覇気のない男性であり、リュカのこともどうでもよさそうに扱っていたが、戦場でリュカが危ないと知った時、敵の追撃を受ける可能性があるにも関わらず助けに向かった。その時の傷が原因で亡くなる。死ぬ前に塔下と交渉し、リュカに音楽を学ばせることを条件にリュカを塔下に託した。

ウード

塔下と面識がある傭兵。「枝憑き」であり、血液を操ることができる。「結血の枝憑き(けっけつのえだつき)」。自身の血液でなくても操ることができ、他者や動物の血液も利用できる。「枝憑き」の能力がなくても普通に強い。”鏡面の枝憑き”と戦ったことがあり、その際に圧倒的な力不足で、”鏡面の枝憑き”に鼻を削ぎ落とされた。結婚して娘ができ、傭兵業を引退することを決めている。

『戦奏教室』の用語

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