戦奏教室(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『戦奏教室』(せんそうきょうしつ)とは、原作・空もずく、作画・十森ひごろによる日本のファンタジー漫画。集英社の『ジャンプSQ.』にて2022年7月から連載が開始された。
頭に植物の枝が生えた「枝憑き(えだつき)」と呼ばれる異能力者が存在する世界。主人公のリュカは、ラッパの音を使って大勢に指示を出せる能力を持っていた。その能力を認められ、リュカは教皇領の「枝憑き」部隊の隊長をすることになる。「花冠」と呼ばれる強大な力を持つ「枝憑き」を倒し、自由の身になるためにリュカは仲間と共に奮闘していく。

教皇領に属する「枝憑き」の一人。千里眼のような能力を持っており、遥か彼方の景色を見ることができる。そしてその見ている景色を他者に共有することができる。

ミウラ

教皇領に属する「枝憑き」の一人。リュカと同室の「枝憑き」で、リュカが教皇領に来る4ヶ月ほど前に軍に入隊した。とても小心者で戦闘が嫌い。「枝憑き」の能力で常人よりもものすごく早く走ることが可能。しかしその速力に自身の目が追いつかず、ものに激突したりすることもある。

故郷が帝国の「枝憑き」花冠に滅ぼされ、そこを塔下に拾われた。最初は死んだ家族や祖国の仇を取ろうと思っていたが、小心者であるため戦いたくないと思うようになる。リュカに助けてもらい、花冠を倒した暁には、リュカと一緒に兵を辞めるという約束を塔下に取り付けた。

ポピー

教皇領に属する「枝憑き」の一人。非常にネガティブな性格をしている。「枝憑き」の能力で、ものを宙に浮かせることが可能。人一人をふっとばすような強力さはないが、軽いものであれば広範囲で動かすことができる。視認さえできれば操ることができるので、放たれた矢の軌道を変えたりして敵に奇襲をかけることが可能。

オスカー

教皇領に属する「枝憑き」の一人。「枝憑き」のザヒードとは幼馴染。「枝憑き」の能力は、不死身。首が折れたり、脳天に斧を振り下ろされても死なない。故郷の村が傭兵くずれに襲われて、妹のハンナを亡くした。それを塔下が蘇らせてくれたので、塔下に深い忠誠を誓っている。

コーラ

教皇領に属する「枝憑き」の一人。「枝憑き」の能力で怪我や病気を移し替えることができる。傷の半分だけ肩代わりするなど、調整がきく。痛いことが好きなマゾヒスト。

ザヒード

教皇領に属する「枝憑き」の一人。「枝憑き」の能力で幸運に愛されている。ありがたい能力だが、融通がきかない。遊び好きで多額の借金を抱えており、それを塔下に立て替えてもらった過去がある。「枝憑き」として働いているのは塔下に借金を返すため。

ピエトロ

教皇領における最高軍指揮官(インペラトル)。

帝国軍

カール

帝国軍に所属する「枝憑き」。磁力を操る能力を持っている。カンノーリ城でゾーイと戦ってピンチに陥ったが、逃げおおせた。

花冠(はなかんむり)

帝国軍に所属する「枝憑き」。宇宙に浮かぶ石を引き寄せ隕石として地上に落とすことができる。隕石の威力は凄まじく、1つ落ちるだけで国が更地になり滅ぶ。今までに3つの国を滅ぼした。次の能力の発動までに1ヶ月以上かかるが、それでもその絶大な力から恐怖の対象となっている。

ガリア王国

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