GARAGE ガラージュ(Bad Dream Adventure)のネタバレ解説・考察まとめ

『GARAGE ガラージュ(Bad Dream Adventure)』とは1999年にキノトロープが開発して、東芝EMIから販売されたPC用ゲームのことである。初版数が3000枚と少なかったことから入手困難なゲームとして扱われていたが、2021年12月にスマホアプリ版がリリースされたことで話題となった。物語は精神治療装置「ガラージュ」にかけられた男性・ヤンが自身の精神世界からの脱出を目指すというものである。機械と汚水に塗れた世界、個性の強い住民たち、精神治療という独特なテーマが魅力となっている。

身体改造パーツ

森脇身体改造のパーツ

森脇のところで身体改造するためのパーツは一部を除き、ショップで買い揃えることが可能。大口径気化器、集合管、加給器、強化フレーム、強化バルブ、オイルクーラー、ボアアップキット、強化クランクとあり、改造ステージが上がるほどパーツも高価なものとなる。また、リザーブタンクを購入することで燃料タンクを拡張できる。

ラオの改造パーツ

ラオのところで改造するために必要なパーツ。チャンバー付集合管、ジェットセット、4バルブヘッド、機械制御式燃料噴射装置とがあり、前2つは特定条件下で拾えるが、後2つはショップで高値で売られている。

台車のパーツ

本田のところで台車を改造するときに必要なパーツ。住民から貰うか、マップ内で拾うことで入手可能。改造パーツは旋盤のチャック、ベアリング、スポーク車輪、中空シャフト、シールドギアボックス、ニードルローラーベアリング、アルミ台枠、中空チタンシャフトとある。

ポスター

掲示板などから入手できる。蟹味噌缶のラベルや新世界の告知ポスターなどがあり、トーロップのところに持っていくと各種アイテムと交換が可能。

スライド

新世界にある映写機で再生可能なスライド。劇中で見たことのあるムービーを新世界にある転写機で転写することで入手可能。完全版ではすべてのムービーを転写すると、オリジナル版のOP映像のスライドが貰える。

『GARAGE ガラージュ(Bad Dream Adventure)』の用語

精神治療装置ガラージュ

トラウマなどの心の傷と向き合うための装置。ガラージュは箱庭治療のようなものを模しているようで、ガラージュ内に治療者の精神を反映した世界を作って、そこで自分自身との心と向き合う形で、トラウマなどの克服をしていく。

順応度(じゅんのうど)

順応度とは、ガラージュ世界に置いて行動するために必要なもの、また自我を表した言葉。順応度が一定に保たれていると、会話や行動が可能。しかし、減ってしまうとオトヌケと呼ばれる会話が不可能な状態になる。さらに減るとウデヌケと呼ばれる手を使った動作が不可能な状態になる。ゼロになってしまうと解体してしまう。これは。ガラージュ内での自我の強さが現れているため、自我が弱ってしまうと会話や行動ができず、自我がなくなってしまうと自分という存在が保てなくなるために消滅してしまうことを表現している。
作中ではジュースが高い順応度を持っていたが、これは自我の強さ=存在の強さを表している。ジュースの順応度が他者に影響を与えるのは、世界を作った主のヤンが現実世界のジュースに多大な影響を受けいていたためと考えられている。

白瓦斯(しろがす)

白瓦斯とは行動するために必要な燃料のこと。雌機械だけが生成可能で、蟹を食べた後、雄機械の出力軸でタンクを撹拌することで生成されて、胸部にある給油用の管を雄機械に挿すことで給油が可能。白瓦斯屋の道代、レイコ、シャン、白瓦斯弐号店のリズからなら誰でも給油できる。パートナー関係を結んでいる雌雄機械はパートナー同士でしか給油しない。

機械

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@yabuki_nekor8

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