GARAGE ガラージュ（Bad Dream Adventure）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.01.09

『GARAGE ガラージュ（Bad Dream Adventure）』とは1999年にキノトロープが開発して、東芝EMIから販売されたPC用ゲームのことである。初版数が3000枚と少なかったことから入手困難なゲームとして扱われていたが、2021年12月にスマホアプリ版がリリースされたことで話題となった。物語は精神治療装置「ガラージュ」にかけられた男性・ヤンが自身の精神世界からの脱出を目指すというものである。機械と汚水に塗れた世界、個性の強い住民たち、精神治療という独特なテーマが魅力となっている。

『GARAGE ガラージュ（Bad Dream Adventure）』のゲームシステム

マップ

マップを探索して、住民たちの話を聞いたりギミックを解いていくことで行ける場所が増えるようになる。移動はマップ内に敷かれた線路を通る形となる。外周と内周とで別れており、また昇降機を使うことで上下に移動可能となる。小さい割に探索範囲はそれなりにあることと、慣れるまでは行きたい場所まで行くことが難しい。

自室（じしつ）

主人公の自室。元々はシェンの自室だった。セーブができる他、白瓦斯屋ヒロインのルートに進むと、選んだ雌機械がやってくる。

順応堂（じゅんのうどう）

ギムノンが店主を務めている順応度を回復できる場所。外周から訪れることが可能。回復方法は木馬と順応器とあり金額が木馬のほう高いが、回復量に差はない。ただ、木馬を使用すると専用のムービーを鑑賞することができる。順応堂の奥は冷却室と病室があり、病室の途中にはメディチの部屋がある。

ブルカニロ玩具店

ブルカニロが店主を務める玩具店。外周から訪れることが可能。真ん中は釣り場になっている。

清流荘（せいりゅうそう）

機械たちが住むアパート。内周から訪れることが可能。3階建てで、1階と2階に住民と管理人が住んでいるほか2階は福寿荘と繋がっている。3階には誰も住んでいないが、ストーリー進行で主人公が使用する。管理人室から繋がる昇降機を降りると汚水道に繋がる部屋があり、1階には工場に繋がる昇降機がある。

福寿荘（ふくじゅそう）

複数の機械が住むアパート。外周から訪れることが可能。内部にある昇降機が壊れているため正面入口からは1階しか入れない。2階は清流荘と繋がっており、清流荘からであれば2階に入れる。

マルヤ百貨店

アイテムなどが売っているデパート。内周外周どちらかでも訪れることが可能。右奥から改造用の中古部品を扱うのトーロップリサイクルズ、釣具を扱う権兵衛釣具店。左奥から家具を扱う良兵衛商店、回復アイテムを扱う治郎兵衛薬局となっている。3階には身体改造を行える森脇身体改造がある。さらに、3階の奥へ進むと新世界へと繋がる昇降機が存在する。

白瓦斯屋（しろがすや）

ウリブールが店主を務める白瓦斯屋。外周から訪れることが可能。道代、レイコ、シャンの3人がおり、好きな機械から給油ができる。白瓦斯屋の裏から入ることでウリブールと会話が可能。

白瓦斯屋弐号店（しろがすやにごうてん）

順応度（じゅんのうど）

GARAGE ガラージュ（Bad Dream Adventure）のネタバレ解説・考察まとめ