月曜日の友達(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『月曜日の友達』とは2017年より阿部共実が『ビックコミックスピリッツ』にて連載しているジュブナイル漫画である。中学生1年生になった水谷茜は小学生の時からの友人や新しい環境の変化に戸惑いを受けながら生活を送っていた。そんなある日、クラスの変わり者である月野透を不良から助けたことをきっかけに、月曜日の夜に中学校の校庭で出会う約束をする。美しい叙述的な演出や詩的なセリフが本作の大きな魅力であり、「このマンガはすごい!2018」にてオトコ編第4位を獲得した。
土森「大人になるということは我慢したり控えることではなく考えるってことだよ」
月野と喧嘩してしまい悩んでいた水谷に対し、土森は「大人になるということは我慢したり控えることではなく考えるってことだよ」と励ます。その言葉を聞いた水谷は自分の弱さや嫉妬心と向き合うことができ、月野に謝る決意を固める。
月野透の超能力で空を飛ぶ場面
水谷の力で月野の超能力引き出し、空飛ぶ場面。水谷の幼い頃からの夢である「自分の力で空を飛ぶ」というものが叶った瞬間である。
『月曜日の友達』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
キャラを書く際に心がけているのは決め過ぎないこと
「このマンガはすごい!WEB」のインタビューにて作者は「キャラ設定を決めすぎずに書き始める」と語っている。これによりキャラクターに不透明な部分が生まれ、より現実の人物に近づくと考えているためである。
影響を受けた作品は『童夢』と『耳をすませば』
「このマンガはすごい!WEB」のインタビューにて作者は大友克洋の漫画『童夢』と宮﨑駿監督のジブリ映画『耳をすませば』に影響を受けたと語っている。
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目次 - Contents
- 『月曜日の友達』の概要
- 『月曜日の友達』のあらすじ・ストーリー
- 水谷の中学校生活
- 月野と月曜日の約束
- 月野と水谷の交流
- 水谷と月野のすれ違い
- 仲直りと超能力の正体
- 『月曜日の友達』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 水谷茜(みずたに あかね)
- 月野透(つきの とおる)
- 水谷のクラスメイト
- 土森(つちもり)
- 火木(ひき)
- その他の人物
- 金石(かねいし)
- 水谷の姉
- 火木の兄
- 『月曜日の友達』の用語
- 第二小学校
- 第三小学校
- 超能力
- ゲーム機
- 『月曜日の友達』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 水谷茜「私ってそんなに変なのか!?」
- 土森「大人になるということは我慢したり控えることではなく考えるってことだよ」
- 月野透の超能力で空を飛ぶ場面
- 『月曜日の友達』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- キャラを書く際に心がけているのは決め過ぎないこと
- 影響を受けた作品は『童夢』と『耳をすませば』