月曜日の友達(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『月曜日の友達』とは2017年より阿部共実が『ビックコミックスピリッツ』にて連載しているジュブナイル漫画である。中学生1年生になった水谷茜は小学生の時からの友人や新しい環境の変化に戸惑いを受けながら生活を送っていた。そんなある日、クラスの変わり者である月野透を不良から助けたことをきっかけに、月曜日の夜に中学校の校庭で出会う約束をする。美しい叙述的な演出や詩的なセリフが本作の大きな魅力であり、「このマンガはすごい!2018」にてオトコ編第4位を獲得した。
中学1年生の女子。黒色のロングな髪が特徴的である。
水谷の親友であり、小学生の時から水谷と交流を持つ。
小学生の頃は活発な性格をしていたが、中学生になってから大人びた性格へと変った。
将来の夢は具体的には決まっていないが人の助けになる仕事がしたいと考えている。
火木(ひき)
中学生1年生の女子。亡き兄の持ち物であったキャップを身に着けている。
兄の威光を利用して、クラスのガラの悪い男子を舎弟扱いしている。しかし兄が亡くなってから舎弟の男子たちも火木の元を離れてしまい、1人ぼっちになってしまう。
兄に似ているという理由で月野が気になっておりちょっかいをかけている。
その他の人物
金石(かねいし)
中学生3年生の男子。土森が所属しているテニス部の先輩。
水谷のことをテニス部に勧誘している。
水谷の姉
高校1年生の女子。
文武両道の優等生でバレー部と勉強の両立のために県外の高校に通い、寮で暮らしている。
毎週月曜日に水谷の家に帰ってきており、水谷のことを気にかけている。
火木の兄
町で有名な不良で多くの学生に恐れられている。バイクの事故で亡くなってしまった。
『月曜日の友達』の用語
第二小学校
月野、火木が卒業した小学校。
第三小学校
水谷、土森が卒業した小学校。
超能力
月野が使用する念動力。ゲーム機を介して発生する静電気を利用して発生させる。
ゲーム機
月野が弟と一緒に購入したもの。月野にとって宝物のような存在である。
『月曜日の友達』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
水谷茜「私ってそんなに変なのか!?」
水谷は月野との秘密の特訓に始めて付き合った際に、家で家族に姉と比較されたことがムカついてしまい「私ってそんなに変なのか!?」と悩みを打ち明けた。そのあと月野に「変でもいいじゃないか」と肯定してもらい、水谷は初めて誰かに認めてもらった感覚になる。そして水谷は月野に心を開き始め、2人は毎週月曜日の夜に超能力の特訓を行うことを約束するのであった。
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目次 - Contents
- 『月曜日の友達』の概要
- 『月曜日の友達』のあらすじ・ストーリー
- 水谷の中学校生活
- 月野と月曜日の約束
- 月野と水谷の交流
- 水谷と月野のすれ違い
- 仲直りと超能力の正体
- 『月曜日の友達』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 水谷茜(みずたに あかね)
- 月野透(つきの とおる)
- 水谷のクラスメイト
- 土森(つちもり)
- 火木(ひき)
- その他の人物
- 金石(かねいし)
- 水谷の姉
- 火木の兄
- 『月曜日の友達』の用語
- 第二小学校
- 第三小学校
- 超能力
- ゲーム機
- 『月曜日の友達』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 水谷茜「私ってそんなに変なのか!?」
- 土森「大人になるということは我慢したり控えることではなく考えるってことだよ」
- 月野透の超能力で空を飛ぶ場面
- 『月曜日の友達』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- キャラを書く際に心がけているのは決め過ぎないこと
- 影響を受けた作品は『童夢』と『耳をすませば』