極楽街(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『極楽街』(ごくらくがい)とは、佐乃夕斗によるアクション漫画。集英社の『ジャンプSQ.』にて、2022年8月から連載が開始された。『ジャンプSQ.RISE』で掲載された読切漫画『極楽街三番通の件』が元になっている。圧倒的な画力で描かれるキャラクターや街並み、バトルシーンが好評。
極楽街解決事務所で働く主人公のアルマとタオは、表向きは対人トラブル解決を、その裏では禍という化け物退治を生業にしている。2人は禍が起こす怪事件を日々解決しながら、人型の禍との戦いに巻き込まれていくのだった。
『極楽街』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
タオ「心まで禍になるな アルマ その血に善悪はない 悪を絶ち 人を助けろ 人として生きろ」
『極楽街』の作中で、アルマはタオに絶大な信頼を寄せている。それは2人の出会いに起因するものだと考えられている。詳細は語られていないが、タオは人間と禍という2つの血の間で揺れるアルマに対し、「心まで禍になるな アルマ その血に善悪はない 悪を絶ち 人を助けろ 人として生きろ」と言葉をかけ、アルマに人として生きる道を示した。それはアルマにとって希望の光であり、極楽街解決事務所の一員として生きる道そのものになっている。
アルマ「禍でも 友達だったんだよ」
禍の意志に苦しみ自我を失いかけていた叶多を救いたいとアルマは強く思い、手を差し伸べた。しかし結果アルマも自我を奪われ、大事な友人である叶多を自らの手で殺してしまった。禍は死ねば塵となって消え跡形も残らない。正気を取り戻したアルマは、消えていく叶多を見ながら、「禍でも 友達だったんだよ」とつぶやく。描かれたアルマの背中には悲しみや悔しさが重くのしかかっているように見える。
『極楽街』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
プロトタイプは読切漫画『極楽街三番通の件』
『極楽街』は、『ジャンプSQ.RISE』の2020 WINTERに掲載された同作者の読切漫画『極楽街三番通の件』をプロトタイプにしている。主人公はアルマとタオ。アルマは外見がやや異なるが、タオの外見はほとんど同じ。獣人なども登場し、極楽街という街並みは『極楽街』とほぼ同じだが、禍などは登場していない。
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目次 - Contents
- 『極楽街』の概要
- 『極楽街』のあらすじ・ストーリー
- アルマとタオの極楽街解決事務所
- 人型の禍との遭遇
- 『極楽街』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- アルマ
- タオ
- 蛇穴(サラギ)のメンバー
- ヨキ
- ダラ
- ネイ
- 劉(りゅう)
- 謎多き敵
- 黄泉(よみ)
- 夜(よる)
- 叶多(かなた)
- 愛々子(めめこ)
- 顔に大きな傷がある男性(名称不明)
- 方言を話す男性(名称不明)
- 寡黙な女性(名称不明)
- 顔半分に火傷の痕がある男性(名称不明)
- その他
- 辰臣(たつおみ)
- ヤヤ
- ヤヤの母親
- 『極楽街』の用語
- 禍(マガ)
- 極楽街(ごくらくがい)
- 極楽街解決事務所(ごくらくがい かいけつじむしょ)
- 蛇穴(サラギ)
- 『極楽街』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- タオ「心まで禍になるな アルマ その血に善悪はない 悪を絶ち 人を助けろ 人として生きろ」
- アルマ「禍でも 友達だったんだよ」
- 『極楽街』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- プロトタイプは読切漫画『極楽街三番通の件』