極楽街(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『極楽街』(ごくらくがい)とは、佐乃夕斗によるアクション漫画。集英社の『ジャンプSQ.』にて、2022年8月から連載が開始された。『ジャンプSQ.RISE』で掲載された読切漫画『極楽街三番通の件』が元になっている。圧倒的な画力で描かれるキャラクターや街並み、バトルシーンが好評。
極楽街解決事務所で働く主人公のアルマとタオは、表向きは対人トラブル解決を、その裏では禍という化け物退治を生業にしている。2人は禍が起こす怪事件を日々解決しながら、人型の禍との戦いに巻き込まれていくのだった。

人型の禍と思われる人物。黄泉の”家族”の1人。名前は不明。

顔半分に火傷の痕がある男性(名称不明)

人型の禍と思われる人物。黄泉の”家族”の1人。名前は不明。

その他

辰臣(たつおみ)

癖のある髪の毛を持つ男性。前髪が長くて目元が見えない。情報屋として極楽街解決事務所や「蛇穴(サラギ)」に情報を売っている。普段は高額で情報を売るが、女性に目がなく、とくにタオに弱いので、タオには低価格で情報を提供する。

ヤヤ

極楽街解決事務所の入っているビルの1階にある「宝来飯店」という飲食店で働く少女。自分がかわいいことを自覚しており、ややあざとい。

ヤヤの母親

「宝来飯店」の店主。ヤヤの母親である。

『極楽街』の用語

禍(マガ)

人や動物の死体を使って造られた怪物。基本的に目や鼻はなく、大きくな口しか持たない異形の化け物である。特別な血を宿している。四足歩行だったり、二足歩行だったりと形態は様々。稀に人型の禍も存在する。人間を食べなければ空腹を抑えられないため、人間を襲って食らう。そのためアルマやタオ達の住む極楽街では、変死事件が起こったり、行方不明者がたくさん出たりしている。人間に禍の血を与え、適合すると禍となる。不適合のものは跡形もなく霧散してしまう。個体によっては生前の記憶が残っていたり、拙くも喋ることができたりする。

極楽街(ごくらくがい)

中華街のような雰囲気を持つ下町。華やかで賑わいがあるが、その裏では怪異や変死事件、行方不明者が出たりと物騒でもある。

極楽街解決事務所(ごくらくがい かいけつじむしょ)

主人公のアルマとタオが所属する事務所。通称、解決屋。タオが従業員としてアルマを雇っている形である。どんな無理難題な依頼も解決してくれる。表向きは対人トラブルなどの処理、裏では禍の退治をしている。禍の退治は無償でするが、表の依頼は高額。

蛇穴(サラギ)

対禍機関。極楽街の路地裏にあるエレベーターから地下へ降りると、本部へ繋がる道がある。タオは本部を「ホーム」と呼んでいる。医務室や修練場など様々な施設があり、対禍用の武器の製造なども行っている。

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