とっても！ラッキーマン（漫画・アニメ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】 (6/14)

とっても！ラッキーマン（漫画・アニメ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

2023.08.22

『とっても！ラッキーマン』とはガモウひろしによって執筆され、『週刊少年ジャンプ』に1993年から97年まで連載されたバトルギャグ漫画及び、それを原作とするアニメ作品である。テレビ東京系で1994年から95年にかけて放送された。日本一不運な中学生の追手内洋一が、宇宙一ついているヒーロー「ラッキーマン」に変身し、仲間たちと共に戦う。一話完結ものギャグ漫画としてスタートし、ストーリー性や人間ドラマを重視した長編へと移行。サブキャラクターを募集するなど、読者参加型の作品でもある。

大宇宙神

小宇宙神

第1章宇通から第16小宇宙までの小宇宙を司る神々。第3小宇宙神以外美那人相が悪く、自分が大宇宙神となって宇宙を征服することを考えていた。ラッキーマンの大宇宙神就任後、特に反逆することもなく彼に従っている。

第3小宇宙神／ヒーロー神

第3小宇宙を司る神で、ヒーロー協会の創設者でもある。当初は、皿に小さな目玉と1本のスパゲッティが付いたような顔だったが「不評だった」とのことで普通の老人の顔になった。当初はラッキーマンに馬鹿にされていたが、終盤では「おじいちゃん」と呼ばれ慕われるようになった。
相手の考えを読むことができる上に、自身に反逆してきた世直しマンを返り討ちにし、投獄する強さを持つ。「よっちゃん編」において、脱獄した世直しマンに倒されていたと思われたが生きており、自身の罪を購う為にロケットごと太陽に突っ込もうとする彼の前に現れた。世直しマンに、脱獄できたのは自分の考えであること、「力だけが全てではないと知ってほしかった」と胸の内を語る。
100億年前にこの小宇宙を作るが、争いが絶えない為自らの死をもって小宇宙を消そうと考えたことがある。この時、大宇宙神の3000年かけての教えを絶対諦めないと誓う。第10小宇宙神と共に、大宇宙神指輪の片割れを預かっていた。元祖ラッキーマンをヒーロー協会に勧誘した際、彼の頭部の湯飲みにある茶柱に指輪を引欠けて失くしてしまい、そのことを隠す。
大宇宙統一トーナメント終了後、手違いはあったが「ラッキーは宇宙を救う」とラッキーマンに大宇宙神の座を譲渡。第10宇宙神が殺されたと知った時は、彼の意思を引き継いで第3小宇宙と第10小宇宙を兼任で見守っていた。後に、第3小宇宙はラッキーマンが見回ることとなる。
「H-1グランプリ編」では「ぼっちゃんマン」というヒーローのふりをし、大会に参加。天才マンに正体を見破られた。

第2小宇宙神

物腰柔らかそうな態度だが、本性は卑劣。部下の「記憶を変える能力は凄いが中身は貧弱だったマン」に天才マン、勝利マンを洗脳させて自軍に引き込み、第3小宇宙と戦わせた。勝負に負けて控室に向かう他の宇宙船の乗客を人質にし、彼らを解放する代わりに自身を大宇宙神にするよう要求するも、第5小宇宙にいた勘ピュータマンに取り押さえられた。

第4小宇宙神

大宇宙の中で最も財力のある小宇宙神。金に物を言わせて猛トレーニングマンなどの猛者を雇い、息子の御曹司マンにあらゆる教育を施した。御曹司マンが敗れた際、土下座をしてまで息子の助命を願うなど親子愛は強い模様。

第5小宇宙神

大宇宙の中で最もスポーツの盛んな小宇宙を司る。マフィアのボスのような風貌だが根は爽やかなスポーツマンらしく、第3小宇宙に負けた時は自軍の宇宙人共々潔く負けを認め、今後の健闘を祈った。

第10小宇宙神

見た目はいかついが、第3小宇宙神が「10ちゃんは優しいね」と言うほど穏やかな性格だった模様。本編に登場した第10小宇宙神は「全とっかえマン」が成り代わった偽物であり、本物は殺されている。大宇宙神の信任厚く、大宇宙神指輪の片割れを預かっていた。

宇宙人

幸運の星

CV：松本保典

ラッキーマンの故郷で、ラッキーの源。ラッキーマンへのアドバイスの他、「どのようにラッキーが起こったのか」を読者や視聴者に解説する。アニメ版では「ラッキー星」という名前になっている。

飛田速男（とびたはやお）

CV：真殿光昭

友情マンの友達の最速宇宙船。「よっちゃん編」で登場し、ラッキーマンらをヒーロー星まで運んだ。世直しマンが決闘星を爆発させた際、身を挺して星の破片から人々を守る。重傷を負うも、友情マンの懸命な修理によって復活。
地球ではミサイルを使って世直しマンと戦うが、結果として洋一がラッキーマンに変身するのを妨害してしまう。

勝利くん（かつとしくん）

勝利マンの頭部に載っている小さな宇宙人。種族は「シンプル星人」。250年前まではいじめられっ子だったが、勝利マンと出会い彼の特訓を受け、シンプル星で一番強くなった。勝利マンの相棒兼助手でもある。

努くん（つとむくん）

努力マン王での「石の上にも3年」マークに座り続けている。努力マンの分身で、普段から努力と修行を重ねているため高い実力を持つ。

とっても！ラッキーマンのヒーローまとめ

『とっても！ラッキーマン』とは、ガモウひろしによる漫画、及びそれを原作とするアニメ作品である。日本一不幸な中学生の追手内洋一（ついてないよういち）が、運の良さを武器とするヒーロー「ラッキーマン」に変身して仲間たちと活躍するギャグ作品。作中にはラッキーマンの他ひたすらに努力を重ねる「努力マン」、その兄で勝ちにこだわる「勝利マン」といった強い個性を持ったヒーローが多数登場する。ヒーローたちのキャラ付けは単なるギャグ描写ではなく、彼ら自身の人間関係や人生経験から得た教訓などに基づいている。

Read Article

とっても！ラッキーマン（漫画・アニメ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】