勿論、慰謝料請求いたします!(ラノベ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『勿論、慰謝料請求いたします!』はsoyによって2017年より「小説家になろう」サイトで執筆された小説、およびそれを原作とする漫画である。婚約破棄を宣言された伯爵令嬢ユリアス。愛情はなかったがタダで婚約破棄されるほどユリアスは優しくなかった。婚約破棄でも何でも、利用しなければ商売で繁栄した伯爵家の名が廃る。慰謝料をたんまりもらうため、商才ある美しい令嬢が奮闘する物語。痛快な慰謝料回収ストーリーとほのかな恋愛要素、賢くもどこか天然な主人公が魅力。
キュリオン侯爵
ラモールの父親。妻の実家は伯爵位である。浪費家であり商家からは「カモ」とされ、目利きが壊滅的にできないと評判になっている人物。ユリアスとラモールが婚約して以降、毎月のようにユリアスの支度金を催促しにノッガー家を訪問しており、ノッガー家の使用人たちから帰った後に塩を撒かれている。
貴族棟の生徒
ジュリー・バナッシュ
元は庶民であったが、バナッシュ伯爵の隠し子であると判明したため伯爵家へ移籍しユリアスの通う学校へ転校してきた。『ドキドキ☆貴族になっても頑張っちゃうもんね!』(通称:『ドキ☆がん』)を愛読しており、主人公を自分に重ね合わせていた。『ドキ☆がん』の通りに行動したことでラモールと出会い恋仲になることができたため、さらに『ドキ☆がん』通りに行動することに拍車がかかっている。
マニカ・パルプール
パルプール侯爵家の第三令嬢であり、ルドニーク王子の幼馴染。実質一番王子の婚約者に近いとされている人物。本人は王子ではなくローランド・ノッガーに恋をしている。優しい性格であり見た目も美しい。友人達も高位の貴族令嬢たちである。
王族・王政関係
ルドニーク
パラシオ国第一王子。剣術に優れ、魔力を持ち魔法を使える。婚約破棄に備えて浮気の証拠を集めるユリアスと偶然出会い、協力するハメになる。ジュリー・バナッシュから付き纏われるようになってからはユリアスから見返り付きで保護されるようになる。ユリアスから舌打ちされても許すという器の広い人物である。
国王陛下
パラシオ国国王陛下でありルドニークの父親。ユリアスからは「絶対に敵にしない方がいいお方」と判断されている。基本的にはお茶目な性格をしている。商才があるユリアスなどの優秀な者に対しては優しく振る舞うが、無能な者・身分に応じた働きができないものに対しては容赦なく切り捨てる。
王妃
パラシオ国王妃でありルドニークの母親。パラシオ国外交に関わっている。国王と同じくお茶目な性格である。初めての謁見時より前からユリアスを調べており、結果的に気に入ったためルドニークの結婚相手にしようと模索する。
宰相
パラシオ国宰相でありマイガーの父親。妻のマチルダに一目惚れしており、その際にドMの性癖も顕になっている。宰相らしく抜け目ない性格であり、ルドニークに近づくユリアスを最初は警戒していた。
庶民棟の生徒
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『勿論、慰謝料請求いたします!』の概要
- 『勿論、慰謝料請求いたします!』のあらすじ・ストーリー
- 断罪編
- ラオファン国編
- 『勿論、慰謝料請求いたします!』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ユリアス・ノッガー
- ノッガー家
- ローランド・ノッガー
- ノッガー伯爵
- キュリオン家
- ラモール・キュリオン
- キュリオン侯爵
- 貴族棟の生徒
- ジュリー・バナッシュ
- マニカ・パルプール
- 王族・王政関係
- ルドニーク
- 国王陛下
- 王妃
- 宰相
- 庶民棟の生徒
- ルナール
- グリンティア
- アリアドの従業員
- オルガ
- マチルダ
- マイガー
- ラオファン国関連
- ジュファ
- ランファ
- ムーラン
- 『勿論、慰謝料請求いたします!』の用語
- キュリオン侯爵家
- ノッガー伯爵家
- 『ドキドキ☆貴族になっても頑張っちゃうもんね!』
- バンシー
- パラシオ国
- ラオファン国
- 『勿論、慰謝料請求いたします!』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ユリアス「何より、私は自分の力で運命を切り開くので」
- 婚約破棄から逆転、慰謝料請求
- マチルダ「貴女も物語に左右されるのではなく、自分で歩きなさいな」
- 『勿論、慰謝料請求いたします!』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ローランドは小動物が好き
- パラシオ国では髪色を染める文化はない
- ユリアスが部屋に飾っているのは兄との販促ポスター