海底47m(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『海底47m』(原題: 『47 Meters Down』)は、2017年に公開されたイギリス・アメリカ合作のパニックホラー映画。興行収入は6230万米ドル。監督はスリラー映画を主戦場とする英国人脚本家のヨハネス・ロバーツ。旅行先のメキシコ湾で、檻の中からサメを見る「ケージダイビング」に挑戦したケイト(演:クレア・ホルト)とリサ(演:マンディ・ムーア)姉妹が恐ろしい事態に追い込まれる。一般的にサメ映画はサメに焦点を当てたものが多いが、本作は深海世界の恐怖に焦点を当てたことが特徴である。

ケージダイビングの準備を行うハビエル(右)

日本語吹き替え:俊藤光利
ケージダイビングを営むテイラーをサポートする青年。リサとケイトが海底に落下した後、単身で助けに降りるがサメに食べられてしまう。

地元の青年

ルイス(演:ヤニ・ゲルマン)

ルイス(右)

日本語吹き替え:前田一世
ケイトとリサがメキシコ旅行で出会った地元の青年。「至近距離でサメが見られるアトラクションがある」と、姉妹をゲージダイビングへと誘う。

ベンジャミン(演:サンティアゴ・セグーラ)

日本語吹き替え:金城大和
ケイトとリサがメキシコ旅行で出会った地元の青年。ルイスと行動を共にし、ゲージダイビングへとやってくる。

『海底47m』の用語

ケージダイビング

メキシコ湾でケージダイビングを楽しむリサとケイト姉妹

ホホジロザメを観察するためにケージに入りながらダイビングを行うこと。メキシコやオーストラリアなど、ホホジロザメが数多く生息する場所ではレジャーの一環として行われることもある。

BCD(浮力調節装置)

ケージから出て助けを呼んだケイト

Buoyancy Control Deviceの略。ダイビングの際に浮力を調整する器具。本体となる空気袋と、身体に装着するためのハーネス、タンクから空気を送り込むための吸気弁、内部の空気を排出するための排気弁などがついている。通常は酸素ボンベと一緒に使用するため、素早く動くには不向きである。リサとケイトは海面へと浮上する際にサメと遭遇し、早く動くためにBCDを脱いでサメから逃げた。

沿岸警備隊

リサを救援に来た沿岸警備隊

領海など自国の沿岸で、海難救助にあたる海上部隊。コースト・ガード(Coast guard)とも呼ばれる。

『海底47m』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

リサの告白

長年抱えていた気持ちを告白するリサ(左)と受け止めるケイト(右)

海底に沈み絶望的な感情の中、リサはケイトにこれまでの彼女に対する思いを告白する。姉にも関わらず、あらゆる面でケイトに劣っていると感じていたリサだったが、ようやく恋愛だけは勝てるようになったと打ち明けた。しかし、ケイトは勝ち負けはどうでもよく、自分がありたい姿でいることが重要だと説く。長い間抱えていた複雑な気持ちがほぐれ、絶望的な状況であるにも関わらず姉妹に笑みがこぼれた名シーンである。

幻覚を見たリサ

リサが見上げた船上にいるテイラー

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@0vbubuduke1077

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