花より男子（花男）のネタバレ解説・考察まとめ
『花より男子』とは、『マーガレット』（集英社）で1992年から2004年まで連載され大ヒットとなった神尾葉子の少女漫画。単行本発行部数は5940万部を超え、「最も多く発行された単一作者による少女コミック」としてギネス世界記録に認定された。電子版を含む国内の累計発行部数は6100万部以上となっている。アニメ化に留まらず、実写ドラマや映画もされ、人気に拍車をかけた。また、台湾や韓国でもテレビドラマ化されており、世界中から愛される作品となっている。
松岡優紀（まつおかゆうき）
声 - 飛松加奈子（アニメ版） / 生天目仁美（ゲーム版） / 桑谷夏子（ドラマ版・台湾〈吹替〉）
演 - 笹峰愛（映画版・1995年） / 西原亜希（ドラマ版・日本） / 楊丞琳（ドラマ版・台湾） / キム・ソウン（ドラマ版・韓国）
都立高校に通い、茶道部に所属している。西門の幼馴染である日向更とは先輩後輩の関係で仲が良い。控えめな性格であるが、好きな人のためなら驚くべき行動力を発揮することがある。放課後にはつくしと一緒に和菓子屋でアルバイトをしている。西門に一途に恋をするが、優紀のような純情で一途なタイプが苦手な西門は、優紀に対して少し苦手意識がある。
大河原滋（おおかわはらしげる）
声 - 佐藤恵美香（アニメ版） / 樋口智恵子（ゲーム版） / 加納千秋（ドラマ版・台湾〈吹替〉）
演 - 加藤夏希（ドラマ版・日本） / 柯奐如（ドラマ版・台湾） / イ・ミンジョン（ドラマ版・韓国）
石油を扱う大財閥の令嬢ながら自由奔放な振る舞いで周りを巻き込む明るい性格の持ち主。突然道明寺と婚約発表されたが、当初はその気は全く無かった。しかし、道明寺の天然さに面白さを感じ次第に惹かれていくが、道明寺がつくしを好きなのが分かり身を引いた。つくしのことが大好きで、道明寺とつくしの仲を応援する。
クラスメイト
遠藤真木子（えんどうまきこ）
声 - 岬風右子（アニメ版） / 中田真理子（ドラマ版・台湾〈吹替〉）
演 - 葉安婷（ドラマ版・台湾）
英徳学園で、つくしがF4に赤札を貼られまでは友人であり、教室移動なども一緒に行っていた。真木子が階段から落ちた際に、道明寺に顔を蹴ってしまい、赤札を貼られそうになったところをつくしが助けた。
樹本（きもと）
F4に逆らい、赤札を貼られたことで全校生徒からいじめを受けて退学した生徒。いじめられる前は人気者であった。
浅井百合子（あさいゆりこ）
声 - 清水よし子（アニメ版）
演 - 利根川朱里（映画版・1995年） / 瀬戸早妃（ドラマ版・日本） / 鄭美黛（ドラマ版・台湾）
高飛車な性格で、つくしに陰湿ないじめを繰り返す。同じクラスの鮎原（あゆはら）と山野（やまの）と仲が良い。社長夫人になることが夢。
鮎原えりか（あゆはらえりか）
声 - 梶川さほり（アニメ版）
演 - 深田あき（ドラマ版・日本） / 張若蓁（ドラマ版・台湾）
つくしと類の密会している姿を面白がってビデオに撮り道明寺に渡した。おっとりしているが、つくしに陰湿ないじめをしている。
山野美奈子（やまのみなこ）
声 - 佐藤奈美（アニメ版）
演 - 藤原紀香（映画版・1995年） / 松岡恵望子（ドラマ版・日本）
立てロールヘアーが特徴的で、浅井や鮎原といつも一緒にいる。
牧野家
牧野晴男（まきのはるお）
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目次 - Contents
- 『花より男子』の概要
- 『花より男子』のあらすじ・ストーリー
- F4との出会いと宣戦布告
- 道明寺と花沢とつくしの三角関係
- 日本一の女子高生を決める「ティーンオブジャパン」に出場
- 零下15度での遭難
- 道明寺の誕生日パーティー
- 道明寺の母親・楓との対決
- 家族がいる漁村へ行くつくし
- 清永の登場とニューヨーク
- つくしとの思い出が無くなった道明寺
- F4の卒業と宣戦布告
- 『花より男子』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 牧野つくし（まきのつくし）
- F4
- 道明寺司（どうみょうじつかさ）
- 花沢類（はなざわるい）
- 西門総二郎（にしかどそうじろう）
- 美作あきら（みまさかあきら）
- つくしの友人
- 青池和也（あおいけかずや）
- 三条桜子（さんじょうさくらこ）
- 松岡優紀（まつおかゆうき）
- 大河原滋（おおかわはらしげる）
- クラスメイト
- 遠藤真木子（えんどうまきこ）
- 樹本（きもと）
- 浅井百合子（あさいゆりこ）
- 鮎原えりか（あゆはらえりか）
- 山野美奈子（やまのみなこ）
- 牧野家
- 牧野晴男（まきのはるお）
- 牧野千恵子（まきのちえこ）
- 牧野進（まきのすすむ）
- 道明寺家
- 道明寺椿（どうみょうじつばき）
- 道明寺楓（どうみょうじかえで）
- 西田（にしだ）
- タマ
- その他
- 藤堂静（とうどうしずか）
- 日向更（ひなたさら）
- 中島海（なかじまうみ）
- ケン内田（ケンうちだ）
- 織部順平（おりべじゅんぺい）
- 天草清之介（あまくさ せいのすけ）
- 栗巻あや乃（くりまきあやの）
- 国沢亜門（くにさわあもん）
- 吉松松太郎（よしまつまつたろう）
- トーマス
- 清永（きよなが）
- 前川園子（まえかわそのこ）
- 千石屋の女将（せんごくやのおかみ）
- 葉山龍介（はやまりゅうすけ）
- 『花より男子』の用語
- F4
- TOJ（Teen Of Japan）
- 道明寺財閥（どうみょうじざいばつ）
- 英徳学園（えいとくがくえん）
- 『花より男子』の名言・名セリフ／名シーン・名場面
- 牧野つくし「宣戦布告よッ」
- 牧野つくし「あたしがあんたを幸せにしてあげてもいいよ！」
- 牧野つくし「美しさを金で買って何が悪いのよ。あんたらだってお金で買いたいもん買うでしょーが」
- 牧野つくし「ごめんなさいとありがとうは魔法の言葉なの 簡単よ 仲直りするにはこれを言えばいいだけなんだから」
- 道明寺司「好きだ。気がおかしくなるほど惚れてる。俺が欲しいのはおまえだけだ」
- 道明寺司「脳は忘れてても おれの細胞がそういっている 俺が必要としてんのはおまえじゃねぇ」
- 花沢類「どっかで泣いている気がして 心配で」
- 藤堂静「とびきりいい靴をはくの いい靴をはいてるとその靴がいい所へ連れて行ってくれる」
- 西門総二郎「『あたしなんか』じゃなくて『あたしだって』をつかおうよ。 『あたしだって負けないかわいいとこある』 『あたしだってこれからきれいになってやる』 この言葉のほうが絶対女の子をかわいくすると思わない？」
- 『花より男子』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話
- 内田有紀主演による実写ドラマ化
- 作者・神尾葉子の結末のこだわり
- 台湾版「F4」がアイドルとしてデビュー
- 韓国版の道明寺を演じたのは大人気俳優イ・ミンホ