琥珀の夢で酔いましょう（漫画）のネタバレ解説・考察まとめ

2024.08.09

『琥珀の夢で酔いましょう』とは、原作・村野真朱、作画・依田温、グルメ漫画研究家・杉村啓の監修によって2018年11月号より『月刊コミックガーデン』にて連載しているグルメ漫画である。ビールが苦手な主人公・剣崎七菜は居酒屋で知ったクラフトビールに夢中になり、飲み仲間たちと共にビールを楽しみながら、仕事や趣味に奔走するストーリー。作中では多くのビールや醸造所が紹介されている。またビールを楽しむ描写以外に、飲酒へのネガティブな意見にも注目しており、お酒が飲めない人への理解や配慮にも努めている。

『琥珀の夢で酔いましょう』の登場人物・キャラクター

フリーのカメラマンで、世界各地を旅しながら撮影している。京都出身。
目つきが悪くそっけない態度が多いため、普段から睨んでいる・怒っていると勘違いされることが多い。
「白熊をなんとかする会」では、クラフトビールや隆一のおばんざいを撮影し、宣伝に協力している。
慎と幼馴染で、ストレスの捌け口にゲームでこてんぱんに負かされていた経験から彼女のことを苦手に思っている。

野波隆一（のなみりゅういち）

居酒屋「白熊」の店主。高知出身でしゃべりに土佐訛りがある。
普段はのんびりとした性格だが、料理のことになると周りが見えなくなるほどのめり込んでしまう。
京都の町屋の一角に個人居酒屋をオープンさせたが、客入りが良くなく悩んでいた。七菜と鉄雄に協力をあおぎ、「白熊をなんとかする会」を立ち上げた。

その他の人物

四ノ宮慎（しのみやまこと）

MAKOTOという名でモデル活動をしている。
ビール好きで仲間内で集まりよく飲んでいる。
新しく始めた女優としての自分のキャリアに悩み、事務所に内緒でイベント内で男役のネオを演じた。
好きなことしかできない性格。鉄雄は幼馴染。

グリフ・ハーヴェイ（ぐりふ・はーゔぇい）

人気の料理評論家。
普段をおどおどとしした態度で口数も少ない控えめな印象だが、食事を始めると人が変わったように饒舌に話し出す。
辛口な指摘が多く、隆一の料理を見栄っ張りだと一刀両断した。その後クラフトビールイベントにてあらためて隆一の料理を認めている。
しゃべりすぎることから自分でテレビの出演を拒否している。

早乙女慎吾（さおとめしんご）

広告会社にて部長職を務める。七菜の上司。
仕事ができ、何事にも積極的に動く性格。
会社で唯一七菜のことを買ってくれているが、デリカシーがなく誤解される発言が多い。
バツイチ、娘あり。

三宅杏（みやけあん）

お酒が苦手な女子大生。
安全第一の性格。あだ名はアン子。
お酒を飲むと顔がすぐ真っ赤になることからお酒が苦手で、ビールは味が好きではなく特に苦手に思っている。
友達の宇美に誘われ、白熊のクラフトビールイベントに来店し、ビールの幅広さを知り感動する。

滋賀宇美（しがうみ）

お酒が大好きな女子大生。
思いつきと冒険が大好きな性格。あだ名はうーちゃん。
お酒の中で特にビールが好きで、白熊のクラフトビールイベントを知り友達の杏を誘う。
しかしイベント当日父親が福引で海外旅行を当てたため、家族でモルディブに旅行に行ってしまった。

ネオ

クラフトビールイベントに突如現れた謎の仮面をかぶった男。
グレゴリオ暦換算2319年の並行世界からきた未来人という設定。
一切の文化活動が世界政府に禁じられており、その政府に反発した地下組織の一員で、政府の目を結んでは違う世界にジャンプしてその時代の文化を持ち帰っている。
中身は慎が演じている。

『琥珀の夢で酔いましょう』の用語

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