Apotheon(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ
『Apotheon』とは、Alientrapによって開発されたメトロイドヴァニア系ゲームである。2015年に、PlayStation 4、PC向けにリリースされた。古代ギリシアの壁画風グラフィックで描く本作は、横移動による探索要素とシンプルながら迫力満点のバトルがメインとなっている。英雄ニカンドロスを主人公にしており、厄災が襲う大地を救うためにオリンポスの神々に挑む姿が描かれる。Steamでは、2800を超えるレビューの多くで「非常に好評」の評価を得ている作品だ。
『Apotheon』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
最強武器のサンダーボルト
本作には通常の武器を遥かに凌駕する性能を持ったユニーク武器が登場するが、神ゼウスから手に入る「サンダーボルト」は破格の性能だ。遠距離武器ながら、終盤の強敵を一撃で葬り去るほどの攻撃力を持っているため、取っていなかった貴重品を取りに行ったり、実績を解除したりするのに役立つ一本である。
熱いバトルを繰り広げるマルチ対戦
本作はストーリーモード以外にも、デスマッチ・チームデスマッチ・チームエリミネーションといったマルチプレイにも対応している。『Apotheon』の戦略性のある攻防スタイルは、プレイヤー同士の戦いで大いに盛り上がるはずだ。マップに落ちている槍や盾を拾って、さながらグラディエーターのようなバトルが行われるため、大いに楽しめるモードとなっている。
日本の客層を取り入れるAlientrapの進化
本作を製作したAlientrapは、2002年に設立したトレントに本部を置く少数精鋭のゲーム制作チームだ。『Apotheon』を含めて5作以上のゲームを開発しているが、そのどれもが日本語対応を置き去りにしてきたものだった。本作『Apotheon』もリリースから数年経っても日本語化は行われず、日本市場を無視した戦略を取ってきたようにみえる。しかし、2021年にリリースした『Wytchwood』は、膨大な量の日本語化に対応している。これまでギリシア神話や宇宙といった狭い層をターゲットにしていたが、ゴシック調のおとぎ話の世界を舞台にしたアドベンチャーゲームへと路線変更している。少数精鋭で決して順風満帆とはいかないチーム経営だったが、一気にインディーズゲームの舞台へと躍り出ることに成功している。
タグ - Tags
目次 - Contents
- 『Apotheon』の概要
- 『Apotheon』のあらすじ・ストーリー
- VILLAGE OF DION
- AGORA
- APOLLO
- ARTEMIS
- HADES
- VILLAGE OF DION2
- ACROPOLIS
- POSEIDON
- ARES
- ATHENA
- ZEUS
- 『Apotheon』のゲームシステム
- 豊富な武器と防具
- 騎馬戦や水中戦など豊かな戦闘バリエーション
- 素材を消費するアイテムクラフト
- 『Apotheon』の登場人物・キャラクター
- ニカンドロス(NIKANDREOS)
- ゼウス(ZEUS)
- ヘラ(HERA)
- アポロ(APOLLO)
- アルテミス(ARTEMIS)
- ハデス(HADES)
- ポセイドン(POSEIDON)
- アレス(ARES)
- アテナ(ATHENA)
- 『Apotheon』のアイテム
- 近接武器
- 遠距離武器
- 投擲武器
- 防具
- 回復アイテム
- 貴重品
- 『Apotheon』の用語
- ヘルス
- スタミナ
- 耐久度
- 『Apotheon』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 最強武器のサンダーボルト
- 熱いバトルを繰り広げるマルチ対戦
- 日本の客層を取り入れるAlientrapの進化