Apotheon(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Apotheon』とは、Alientrapによって開発されたメトロイドヴァニア系ゲームである。2015年に、PlayStation 4、PC向けにリリースされた。古代ギリシアの壁画風グラフィックで描く本作は、横移動による探索要素とシンプルながら迫力満点のバトルがメインとなっている。英雄ニカンドロスを主人公にしており、厄災が襲う大地を救うためにオリンポスの神々に挑む姿が描かれる。Steamでは、2800を超えるレビューの多くで「非常に好評」の評価を得ている作品だ。

ヘラ(HERA)

ヘラ

オリンポスの最高女神であり、ゼウスの妻。結婚生活を司る神であり、最も強い権限を持っている神の1人。ニカンドロスをゼウス打倒の道へとそそのかした張本人であり、その思惑はゼウスの末裔を迫害するためだった。

アポロ(APOLLO)

アポロ

オリュンポス十二神という位の高い神であり、ゼウスの息子。太陽の守護神であり、羊飼いの詩歌や音楽など芸能の神としても信仰されている。人間に対して傲慢であり、ゼウス打倒に燃えていたニカンドロスに対しては一切取り合わないほどだ。戦いにおいては、高速で移動しながら弓による遠距離攻撃を仕掛けてくる。

アルテミス(ARTEMIS)

アルテミス

オリュンポス十二神という位の高い神であり、狩猟の女神。ゼウスとティターン神族レトの娘であり、動物を使役したり治癒の力を操ったりと様々な能力を持っている。作中では、神々の傲慢さを理解しながらもニカンドロスを止めるために妖術を使用して応戦してくる。

ハデス(HADES)

ハデス

オリュンポスのなかで、ゼウスとポセイドンに次いで高い実力を持つ冥府の神。ティタン族という巨人との戦いでの功績を称えられ、冥界の守護を任されている。作中では、死者が蔓延る冥界に鎮座している。ニカンドロスに側近が倒されたことに加え、妃のペルセポネに諭されたことで刃を交えずに戦いを終えている。

ポセイドン(POSEIDON)

ポセイドン

オリュンポスのなかでも、ゼウスやハデスに並ぶ実力を持った神。海や地震以外にも馬に対する神としても信仰されている。三叉の矛を武器としており、これを振るうことですべての大海と大陸を自在に支配する力を持っている。作中では、統治する海をニカンドロスによって破壊されたことに激昂して戦闘となるが、力を分散した3つの貴重品を失っていたため敗れている。

アレス(ARES)

アレス

オリュンポス十二神という位の高い神であり、戦いの象徴。戦争をこよなく愛する神で、人々の心に争いを植え付けている。作中では、戦いのためだけに作られた闘技場で人間や猛獣を戦わせている。普段は闘技場内を名も無い一般兵士として巡回しており、戦意を喪失した者を処刑して回っている。ニカンドロスを闘技場内に落とすことに成功するが、最強の防具を突破するアイテムによって鎧を破壊され、激闘の末に敗北している。

アテナ(ATHENA)

アテナ

知恵や戦争をつかさどる処女神。戦時には勝利の女神ニケとともに従軍し、平和時には人々に技芸を与えている。作中においては、ニカンドロスに対して知恵の空間を突破するように試練を与える。腐敗していた神々の圧政について理解を示しており、知恵の空間を突破したニカンドロスに対して戦うことなく勝利を認めている。

『Apotheon』のアイテム

近接武器

武器屋を訪れるニカンドロス(中央)

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