登倉竜士/レックス(刃牙)とは【徹底解説・考察まとめ】

登倉竜士(とくら りゅうじ)とは『刃牙シリーズ』の外伝作品『バキ外伝 疵面-スカーフェイス-』に登場する通称「レックス」と呼ばれる巨人の少年である。痛風により入院していたが、痛風以上の痛みを感じる事で苦しみから解放されようと脱走。ヤクザ団体花山組の組長花山薫(はなやま かおる)のパンチをくらったことで痛風の痛みが相殺された事から花山を慕っている。秘密結社「N・O・Nカンパニー」の代表、ナットー・L・ネルーニョによって花山が重傷を負った時はレックスが敵討ちをする活躍をみせた。

秘密結社「N・O・Nカンパニー」の首領で、偉大な指導者という意味でグランドマスター(G・M)と呼ばれている。日本では花山組の敵対組織である源王会の8代目組長として活動している。世界征服を目論み、地上最強の生物と恐れられる範馬勇次郎のクローンを生み出そうと企んでいる。クローン研究を成功させるために花山薫の血液に含まれる「不死身の因子」を採取するために花山の命を狙っており、組織的な攻撃で花山を倒した。花山の敵討ちとして現れた登倉竜士と戦い、激闘の末敗れた。

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鎬紅葉(しのぎ くれは)

世界的に有名な外科医でありながら、研究により裏付けされたトレーニングで手に入れた肉体を武器に戦う地下闘技場戦士(地下闘技場とは『刃牙シリーズ』の主戦場であり、世界最強の戦士を決める場)である。花山薫が瀕死の重傷を負った際は休日を返上して緊急手術を行った。登倉竜士(レックス)の痛風の治療は元々鎬紅葉が担当していたが、治療と称して実験台にしており、レックスの異常な身体能力を生み出した人物でもある。

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堀尾吉晴(ほりお よしはる)

17歳で、登倉竜士(レックス)の友人。レックスが病院を脱走した後に行動を共にし、痛風の痛みを相殺できる威力の攻撃ができる人物を探した。

田中KEN(たなか けん)

花山組構成員17歳。組員の中では下っ端の方で間抜けな人物。登倉竜士(レックス)とは地元が同じで、13歳の頃のレックスを知っている人物。

登倉竜士/レックスの名言・名セリフ/名シーン・名場面

初登場のシーン

刃物を持った一般人(右下)も怯える威圧感を放つ登倉竜士(左)

登倉竜士の初登場シーンは痛風に苦しみ、それ以上の痛みを与えてくれる者を探して街をさまよっている場面である。レックスが破壊してしまった車の持ち主の一般人は刃物でレックスを威嚇しようとしたのだが、むしろ自分を刺すようにレックスに頼まれる。巨人のレックスが一般人を見下ろす姿が恐ろしい衝撃のシーンであった。

「パンチ効いたー」

花山薫のパンチで痛風の痛みから解放されて喜ぶ登倉竜士

登倉竜士(レックス)の痛風の痛みによる苦しみは花山薫の攻撃により初めて相殺された。恐ろしい顔が一変「パンチ効いたー」と笑顔で飛び跳ねて喜んだ。レックスが苦しみから遂に解放された名シーンであった。

「お前ら一匹も逃さねぇぜッ」

花山薫に重傷を負わせたN・O・Nカンパニーに対して怒りをあらわにする登倉竜士

登倉竜士(レックス)は痛風の苦しみから解放してくれた花山薫を慕っている。花山が秘密結社「N・O・Nカンパニー」の代表であるナットー・L・ネルーニョ(G・M)に命を狙われて重傷を負った時、レックスは敵を討つとG・Mを探した。G・Mを見つけたレックスだが、レックスの危険性を察知したG・Mは部下を退避させようとする。レックスは「お前ら一匹も逃さねぇぜッ」とコンクリートを砕いて投げて攻撃する。レックスが本気で怒る姿が凄まじい名シーンであった。

登倉竜士/レックスの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

13歳の時点で有名だった登倉竜士

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