スケバン刑事(和田慎二)のネタバレ解説・考察まとめ
『スケバン刑事』とは、和田慎二によって描かれたアクション少女漫画。1976年から1982年まで白泉社『花とゆめ』にて連載された。1985年には実写ドラマ化して人気を博し、累計発行部数は2000万部を超えている。スケバン麻宮サキは、死刑囚である母親の死刑執行停止を条件に、学生刑事としてある事件を解決する。その活躍を機に、その後も探偵の神恭一郎らと共に様々な事件に立ち向かうことになるが、次第にスケールアップした物語が展開していく。
ゴルドの秘書であり、記憶喪失のサキに偽の記憶を植え付けた精神科医。サキの記憶を操作したことに罪悪感を抱いており、サキが不調になった時はアメリカから駆け付けた。弟が鷹ノ羽高校に通っており、沼とは学校で出会う。そこから互いに惹かれ合うようになり、第2部の最後には結婚している。
ジミー・オッドマン
サキがナツキとしてNYにいた時の婚約者。女好きで自意識過剰な大金持ちの息子。記憶を取り戻したサキの強さを見て一目惚れし、日本まで追いかけてくる。三平の真似をして坊主にしたり事件の解決のサポートをしていたが、サキの側にいるには力不足と判断した神にNYへと追い返された。
榊原亜子(さかきばら あこ)
鷹ノ羽高校に通う生徒。偶然、神誘拐事件の犯人に人質に取られ、サキに救われる。それ以降、事件の刺激にハマってサキについて回るようになる。ある事件で、サキを追って燃える建物の中に入り、燃え上がる炎の中で犯人の焼死体を見て精神を病んだ。サキやワタナベの助けにより、正常な状態に戻ることができた。
樹真(じゅしん)
神の古くからの知り合い。数々の仏教宗派から一目置かれる存在。サキが不調に陥った際に、神からの依頼でサキを救おうと助言を与えていた。梁山泊に潜入する前のサキに修業をつけて鍛えた。
多門寺忍(たもんじしのぶ)
中央連合の女総番長。青狼会の陰謀により、梁山泊の独房に収監されていた。副番長の依頼のお陰でサキに救い出されるが、自身は命惜しさに助けに来た部下を殺してしまった負い目を感じて、サキを憎む。復帰後、青狼会と手を組みサキの殺害を命じるものの、乗り込んで来たサキとの闘いで敗れる。死の間際、サキを後任とするよう言い残した。
渡辺大吾(わたなべ だいご)
Missワタナベの弟。鷹ノ羽高校の生徒。沼と姉が惹かれ合っているのに気づき、2人の中を引き裂こうと反対し続ける。しかし、沼の献身的に自身と向き合う姿に心動かされ、2人の仲も認め、勧められた渡米を決心する。
おケイ
鷹ノ羽高校でサキのクラスメイトである。サキを姉さんと呼んで慕っている。青狼会よりやって来た剣道部の生徒に説教をされ、縮こまっていた。パイロット版『校舎は燃えているか!?』に登場する。
八雲(やくも)
信楽老の第二秘書。上司である第一秘書にこき使われていることを不満に感じていたが、ムウ=ミサの策で上司を陥れて第一秘書にのし上がる。組織“猫”が作り上げたアイドルのマネージャーとなり、グランド=スラム作戦を推し進めた。
眠りの竜(ねむりのりゅう)
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目次 - Contents
- 『スケバン刑事』の概要
- 『スケバン刑事』のあらすじ・ストーリー
- 第1部
- スケバン刑事の誕生
- 宿敵との出会い
- 麗巳の逆襲
- 第2部
- サキの復活
- サキの不調
- 梁山泊への潜入と神の帰還
- 新たなる戦い
- 最終決戦
- 『スケバン刑事』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 麻宮サキ(あさみや さき)
- 主要人物
- 神恭一郎(じん きょういちろう)
- 沼重三(ぬま じゅうぞう)
- 野分三平(のわき さんぺい)
- 暗闇警視(くらやみ けいし)
- 麻宮ナツ(あさみや なつ)
- ムウ=ミサ
- サキの強敵
- 海槌麗巳(みづち れみ)
- 鳴海碧子(なるみ みどりこ)
- 信楽老(しがらきろう)
- 神私立探偵事務所
- 海堂美尾(かいどう みお)
- スガちゃん/谷村スガ(たにむら すが)
- 新学生刑事
- 吉村美鈴(よしむら みすず)
- ツグミ/小塚左智子(こづか さちこ)
- 風舞聖子(かざまい せいこ)
- No.1
- 第1部の敵たち
- 海槌亜悠巳(みづち あゆみ)
- 海槌詠巳(みづち えみ)
- 海槌剛三(みづち ごうぞう)
- 火鳥美也子(ひどり みやこ)
- そのほか第1部の登場人物
- アグラ/綾倉五子(あやくら いつこ)
- カオル/今井カオル(いまい かおる)
- チイ/美汐千江(みしお ちえ)
- 第二高等少年院院長(だいにこうとうしょうねんいんいんちょう)
- 伊藤鈴華(いとう すずか)
- 唯名純子(ゆいな じゅんこ)
- 用務員
- 藤野(ふじの)
- 岩田慎二(いわた しんじ)
- 小座倉美幸(おざくら みゆき)
- 男子生徒
- 飯田律子(いいだ りつこ)
- 山崎(やまざき)
- 第2部の敵たち
- 氷室今日子(ひむろ きょうこ)
- 梁山泊第2棟院長(りょうざんぱくだいにとういんちょう)
- 梁山泊第3棟院長(りょうざんぱくだいさんとういんちょう)
- 埴輪一彦(はにわ かずひこ)
- そのほか第2部の登場人物
- ゴルド=小松崎(ごるど こまつざき)/小松崎五郎(こまつざき ごろう)
- Missワタナベ/渡辺由梨(わたなべ ゆり)
- ジミー・オッドマン
- 榊原亜子(さかきばら あこ)
- 樹真(じゅしん)
- 多門寺忍(たもんじしのぶ)
- 渡辺大吾(わたなべ だいご)
- おケイ
- 八雲(やくも)
- 眠りの竜(ねむりのりゅう)
- お町(おまち)
- 石松(いしまつ)
- 鳴海聖良(なるみ せいら)
- 鳴海大造(なるみ だいぞう)
- 『スケバン刑事』の用語
- 地獄城(じごくじょう)
- 学生刑事機構(がくせいけいじきこう)
- 梁山泊
- 中央連合(ちゅうおうれんごう)
- 青狼会(せいろうかい)
- 組織“猫”(そしきねこ)
- 『スケバン刑事』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 敵を倒して抱き合うサキと神
- 麻宮サキ「だけど…ひとりでも…あたしはやる。碧子…おまえの野望どうあってもくいとめる…」
- 麻宮ナツ「サキ…あたしの…娘…」
- サキを救った神の最後の1弾
- 卒業証書を受け取り笑顔で走り去るサキ
- 『スケバン刑事』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 連載のきっかけは読み切り『校舎は燃えているか!?』
- 作者和田が激怒した実写ドラマ
- スピンオフ作品『スケバン刑事if』を出版
- 2022年に令和版『Re:スケバン刑事』としてリメイク
- 『スケバン刑事』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):謝花義哲「絆 KIZUNA」