かろりのつやごと(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『かろりのつやごと』とは小田ゆうあが描く、体型にコンプレックスをもつ主人公・花鳥風月と定食屋のアルバイト店員・青井柊吾の恋を描いた漫画作品。2019年に『月刊オフィスユー』で連載を開始。本作の主人公は食べることが大好きなぽっちゃり体型の女性で、あだ名は「かろり」。男性に縁がないが、恋愛に強く憧れている。常に控えめな彼女だが、青井との出会いによって少しずつ自信を持ち成長していく。恋愛だけでなく、2人を繋げる「食」もテーマとなっており、胃袋も刺激される作品である。
定食屋・ナナツノコで青井とともに働きながら、バンド活動をしている。思ったことをストレートに口にする性格。かろりや成美のことを気にかける面倒見がいい一面もある。
おかみさん
定食屋・ナナツノコを夫婦で営む。子供はいないが店の従業員であるめぐや青井のことを我が子のように思っており、子育てをしているようで楽しいと感じている。周囲をあたたかく見守りながら時にはアドバイスをするなど、包容力のある人物。
青井柊吾の友人
成美可奈(なるみかな)
青井と冬馬の大学の友人。草野球サークルのマネージャーもしている。青井のことが好きで、告白するためにミスコンに挑戦し、審査員特別賞に選ばれた。自信満々で強気に見えるが、実は繊細で努力家でもある。青井に告白し付き合うことになるが、次第に彼の気持ちが自分に向いていないことに気づき思い悩み、最終的にふられてしまう。
上原冬真(うえはらとうま)
青井と成美の大学の友人。提出期限が迫った青井の課題を徹夜で手伝ったり、成美の恋を応援したり、友達思いな青年。
その他の人物
俊太(しゅんた)
小学生の男の子。一人暮らしのかろりをいつも気にかけている心優しい少年。彼女が自宅で開いている英語教室に通っている。
浅村(あさむら)
青井が通う大学の教授。定食屋・ナナツノコの常連客でもある。かろりのことも以前から店で見かけていた。かろりの有能さを知り、自身の秘書として働いてくれるよう彼女に頼む。青井との関係を伺うなど、かろりのことを気にしている様子を見せる。
『かろりのつやごと』の用語
ナナツノコ
ビル街の中にある食事処。夫婦で営んでいる。朝は定食を出しており、行列ができることもある人気店。勝手知ったる常連が多く、風のように来て慌ただしく食べていくため朝は嵐のような忙しさである。週末だけ夜は居酒屋として営業している。青井とめぐのアルバイト先であり、かろりも常連となった。
ドロボーホイホイ
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目次 - Contents
- 『かろりのつやごと』の概要
- 『かろりのつやごと』のあらすじ・ストーリー
- 定食屋での出会いと事件
- かろりの自宅を訪ねた青井たち
- 2人きりの時間
- 青井の気持ちの変化
- 恋人同士となったかろりと青井
- 『かろりのつやごと』の登場人物・キャラクター
- メインキャラクター
- 花鳥風月(かとりふづき)
- 青井柊吾(あおいしゅうご)
- 定食屋の従業員
- めぐ
- おかみさん
- 青井柊吾の友人
- 成美可奈(なるみかな)
- 上原冬真(うえはらとうま)
- その他の人物
- 俊太(しゅんた)
- 浅村(あさむら)
- 『かろりのつやごと』の用語
- ナナツノコ
- ドロボーホイホイ
- 『かろりのつやごと』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 花鳥風月「あたしなんか」
- おかみさん「まずは愛さなくちゃ」
- 青井柊吾「いじるんやったらうまいことユーモアにくるんでいわんかい」
- 成美可奈「それでも女子はぐっとガマンなの」
- 『かろりのつやごと』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- かろりは由緒正しい家柄に生まれた一人娘
- テーマは「恋愛」と「食」