モナーク/Monark(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『モナーク/Monark』とは、フリューから発売されたジュブナイルRPGである。対応機種はPlayStation 4・PlayStation 5・Nintendo Switch・Windows(Steam)。
異変の起きた学園を探索する「探索パート」、異界で悪魔との戦う「戦闘パート」に分かれている。また世界観は、一般的なジュブナイルRPGの明るい雰囲気とは違い、かなり暗く重いシリアスな雰囲気で、ホラーゲームのような仕掛けや謎解きなどが多い。
累計売上は5万本を突破。

異界で主人公たちに襲いかかってくる超自然的存在で、人型だが人間ではない。契約者と同じく七つの大罪がモデルになっていることが多い。
悪魔は「兵士階級のレギオン」、「貴族階級のノーブル」、「君主階級のモナーク」の3つの階級に分類されている。最下級のレギオンでさえ生身の人間では歯が立たないほど凶悪。
またモナークは「強固なエゴ」と「切実な願い」を持つ人間に惹かれる傾向があり、その人間と契約し、権能と異能の力を授ける。

異界(いかい)

着信から侵入する「異界」

現実世界とは異なる世界で、悪魔が存在している世界。バニタスの近くで携帯電話から決まった番号に電話を掛けると行くことができる。モナークと契約した者は現実世界と行き来をすることが可能になる。

イデア

モナークの力の結晶「イデア」

モナークが人間と契約した際に生まれるという結晶。力の源であり、破壊することでモナークとの契約を破棄させることができる、謂わば核のような結晶
1つの契約につき「欲求」「理知」「意志」の3つが発生するため、1人の契約者につき基本的に3つ破壊しなければならない。

エゴ

作中では自我や意志や欲求を指すことが多い。また各モナークごとに好みのエゴがあり、好みのエゴを持つ契約者の物を喰らい契約を結ぶ。
また、戦闘で用いるパラメーターとは別のパラメーター「欲求(エゴ)」を指すこともある。

新御門学園(しんみかどがくえん)

物語の舞台となる学園。100年近い歴史のある男女共学の中高一貫校。「家柄よりも能力を尊ぶべし」という思想のもと、学生支援制度を充実させている名門校。
敷地が広大で施設数も多いが、作中では謎の霧に覆われ、敷地全体に結界が張られているため学園の外に出ることはできない。

『モナーク/Monark』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

『真・女神転生if…』から着想を得たゲーム

『モナーク/Monark』制作陣が着想を得たゲーム『女神転生if…』

企画を担当した林と星野が『真・女神転生if…』から着想を得て、世界観や空気感を意識しつつ、現代的な要素を組み込み、本作の原型が生まれた。そして『真・女神転生if…』のシナリオを担当する伊藤と鈴木に相談したところ企画に興味を持ち、開発に参加することとなった。

主人公の苗字の設定によりイベントシーンが変化

主人公の名前はプレイヤー自身で決めることになる。物語最序盤で妹である千代と苗字が違うことを望たちに指摘されるシーンがあるが、この時、主人公の苗字を「愛川」にしていると指摘しているシーンが変化する。

『モナーク/Monark』の主題歌・挿入歌

主題歌:花譜「ニヒル」

主題歌「ニヒル」

傲慢の君主戦闘曲:幸祜 「ASH」

君主戦(傲慢) 「ASH」

憤怒の君主戦闘曲:春猿火「Pleiades」

君主戦(憤怒)「Pleiades」

4-desip9
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