バチェラー・ジャパン シーズン4（黄皓）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『バチェラー・ジャパン シーズン4（黄皓）』の概要

『バチェラー・ジャパン シーズン4（黄皓）』とは、アマゾンプライム限定で放送されている恋愛リアリティーショーの第4期である。バチェラーと呼ばれる、外見、性格、社会的地位に優れた男性が、17人の女性の中から運命の相手を選んでいく。トークショーを含めると10話ある。バチェラーは女性たちとグループデートやツーショットデートを重ねながら自分の理想の女性を選んでいく。デートの後に行われるローズセレモニーで、ローズと呼ばれるバラを受け取れなかった女性は、その時点で旅を終えることになる。ローズセレモニーで渡されるローズの数は回を重ねるごとに減っていく。最後の1人に選ばれた女性は、バチェラーと結婚を前提とした交際をスタートさせることができる。
シーズン4のバチェラーは黄皓という男性だ。彼はバチェラー・ジャパンの男女逆転版であるバチェロレッテ・ジャパンのシーズン1に出演し、最後の2人まで残った男性である。なお、シーズン4はシーズン3までとは異なる点が4つある。1つ目は海外から旅がスタートする点だ。2つ目は参加女性は誰がバチェラーなのかわからない状態で応募するという点だ。3つ目はバチェロレッテに参加した男性がバチェラーであるという点だ。4つ目は途中で参加女性が追加される点だ。なお、今回のナビゲーターは今田耕司、藤森慎吾、指原莉乃である。
今回のバチェラー・ジャパンでは最終的に秋倉諒子という女性が最後の1人に選ばれた。彼女は4年前に黄皓と友人を介して知り合っていたが、連絡先は知らなかったため、この旅で偶然にも再会を果たした。友達からのスタートということで、周りの女性より不利かと思われた秋倉だったが、2on1デートの際に、もうひとりの女性との別れを悲しむ黄皓を何も言わずに抱きしめたことにより、黄皓から女性として意識されるようになる。ナビゲーターたちは、彼女は「誠実さ」で真実の愛を手に入れたと評している。

『バチェラー・ジャパン シーズン4（黄皓）』のあらすじ・ストーリー

エピソード1：バチェラー黄皓と参加女性の初対面

バチェラー4はタイのプーケットから始まる。バチェラーである黄皓は、バチェロレッテ・シーズン1に参加し、ファイナルまで残った男性だ。黄は今回の旅のテーマは「再生」であると語る。今回のバチェラーでは、女性陣は参加するまで誰がバチェラーなのかわからないというシステムだった。ナビゲーターは今田耕司、藤森慎吾、指原莉乃だ。1回目のカクテルパーティーでは、ローズセレモニーを待たずしてバチェラーが最も気に入った1名にローズを渡す。それがファースト・インプレッション・ローズと呼ばれている。黄は青山にファースト・インプレッション・ローズを渡した。黄は「強くいようと自分を保っていたのを見て、守ってあげたいなって思った」と語った。白川は「今まで恋愛をしたことがなくて」と打ち明けた。黄は秋倉に「俺初めて会ったとき、けっこう（いい人だなと思ったよ）」と話す。秋倉は個別撮影時に「私も大失恋をして変わったので、新しい人間同士で向き合えるんじゃないかなと思った」と話した。
ここで画面はナビゲーターに切り替わる。今田は「休井さんが推しメンです」と話す。指原は「今回のファースト・インプレッション・ローズは、今までのバチェラーほどは深い意味はないと思う」と話す。さらに「日本の男性って今までは謙虚な女性が好きだった。だからこそ、これからは自信ゴリゴリの人が勝ち取る時代になってほしい」と話した。
ローズセレモニーで渡される13本のローズのうち、1本はすでに青山が受け取っている。ここでは桑原、休井、松木、坂入、秋倉、松本、藤原、中野、清水、白川、嘉瀬、小口が呼ばれた。市橋、林が脱落した。そして坂東から「近々、参加者が2名増えます」という発表があった。

エピソード2：嘉瀬とのデート、グループデート、休井とのデート

今回のグループデートは全員参加だ。女性たちは二人三脚をし、2人でバケツに水を注いで中の木の実を取り出す早さを競った。次に4対4での綱引きがおこなわれた。最後に水上相撲がおこなわれた。嘉瀬が優勝したので夜のデートに行けることになった。黄は過去に付き合った人のタイプとして「みんなよく笑う人だった」と話す。嘉瀬は「大学生のときに長く付き合っていた男性がマレーシアに就職することになって別れることになった」と話した。黄は嘉瀬にサプライズローズを渡した。
翌朝、新たな参加者が追加された。木下マリアと李起林（イ・ギリム）だ。今回のグループデートでは清水、休井、小口、木下、李がクルーザーに乗る。
ここで画面はナビゲーターに切り替わる。指原は「自信が顔ににじみ出てるから木下さんは好き」とコメントした。
黄は5名の女性とクルーザーに乗る。李とはカヌーデートをした。木下は専業主婦になるのが夢だと話した。黄は休井と無人島デートをする。休井は「一番長く付き合った人とは相手の浮気が原因で別れた」と話した。2人はドレスペイントを始める。真っ白な服を着て、そこに絵の具を好きなように塗る遊びだ。黄は休井にサプライズローズを渡した。黄は個別撮影時に「今日を経て休井さんは僕の中ですごく大きな存在になってます」と話した。
ここで画面はナビゲーターに切り替わる。「休井さんはあざと可愛かった」と3人は話す。カクテルパーティーが始まる。木下は「私は公私共にパートナーになれると思う」と話した。ローズセレモニーで渡される12本のローズのうち、2本はすでに嘉瀬、休井が受け取っている。ここでは李、中野、松本、白川、秋倉、藤原、坂入、青山、桑原、小口が呼ばれた。松木、木下、清水が脱落した。ここで画面はナビゲーターに切り替わる。指原は「木下さんはあと3分ほしかったですよね」と話した。

エピソード3：桑原とのデート、中野とのデート

本日のツーショットデートには桑原が呼ばれた。2人はヘリでのデートを楽しみ、丘の上で話をした。桑原がバスガイドをしていた頃のノートを見せる。黄が桑原に「もはや、ちょっと好きだわ」と言うと、桑原は「私も好きです」と答えた。黄が桑原にサプライズローズを渡す。そのお返しに桑原が、目を瞑った黄の唇に花弁を被せて、その上からキスをした。その後、黄の方から桑原の唇に直接キスをした。ここで画面はナビゲーターに切り替わる。3人ともキスについてテンション高く話す。バチェラー・シリーズにおいて、最後以外にキスをするのはこれが初めてである。指原は「これはもう大リードですよね」と興奮気味に話す。
本日のデートでは小口、中野、白川、青山の4名が卵料理対決をする。黄は中野が作った料理が一番美味しかったと言う。2人はご褒美デートへ向かった。プールに入り、海辺のジャグジーにバックハグをする形で入った。中野は高校を退学になってからは自分ひとりでマツエクサロンの経営を頑張ってきたと話した。夜になると花火が打ち上げられ、黄はサプライズローズを渡し、中野の唇にキスをした。2人はそのまま、同じ部屋に泊まった。
翌日にカクテルパーティーが行われた。桑原が黄に中野とキスしたのか聞くと、黄は「人との思い出を人に言うなんてちょっと野暮じゃない？」と返した。ここで画面はナビゲーターに切り替わる。3人は「黄の言い訳の仕方はうまかった」と話した。ローズセレモニーで渡される10本のローズのうち、2本は桑原、中野がすでに受け取っている。ローズセレモニーでは、白川、休井、松本、李、坂入、藤原、秋倉、青山が呼ばれた。小口、嘉瀬はここで去ることになった。ここで画面はナビゲーターに切り替わる。藤森は「中野とキスしたことがバレたときの黄さんの立ち居振る舞いが見たい」と話した。

エピソード4：史上最大のギスギスした空気、そして桑原の退場

本日のグループデートでは李、白川、坂入、藤原、松本が黄とバーベキューをし、匿名で黄に質問ができるゲームをした。ヴィラにいる女性たちもこのゲームをおこない、桑原と中野は黄とキスしたことがあると明かされた。桑原が「黄さんは綾香（中野）とはキスしてないって言ってたよ」と発言。実は黄は「してない」とは言っておらず、「人との思い出を人に勝手に言うのは野暮じゃない？」と答えていた。中野が黄と同じベッドで一晩眠ったことを明かすと、他の女性たちは絶句した。バーベキューから帰ってきた女性も含め、黄が桑原とキスした翌日に中野と一晩を過ごした件について女性たちが話し合った。
一方、ツーショットデート中に白川に「どこでもいいからキスしてほしい」と言われた黄は頬にキスをした。ここで画面はナビゲーターに切り替わり、指原はヴィラの女性たちの様子を「史上最大ギスギス」と表現した。翌日、ツーショットデート内で秋倉は「ハオハオ（黄）から聞いた話で思った感情になったらいいと思ってる」と話し、休井は「平気で嘘つく人なんやなって悲しくなった」と話した。黄と2人で話した桑原は、自分が誤解していたことを知り、女性たちに「黄さんは嘘をついた」と言ってしまったことを謝った。桑原はここでこの旅から離脱した。ここで画面はナビゲーターに切り替わり、指原は「女性によって気になるポイントは違うんですね」と話した。ローズセレモニーでは、中野、坂入、休井、藤原、秋倉、松本、青山、李が呼ばれた。白川はここで去ることになった。ここで画面はナビゲーターに切り替わり、今田は「休井さんのあざとさはエンタメで中野さんのは地下格闘技みたいな感じやね」と話した。

エピソード5：李とのデート、藤原とのデート、2on1デート

黄と李は朝食デートをし、寝室などについての価値観が異なっていると気づいた。黄は藤原と川下りをした後、森の中で話をした。黄は個別撮影時に「話してて、のんちゃん、まだあんまりスイッチ入ってないなって気づいた」と話した。黄は藤原の唇にキスをし、サプライズローズを渡した。ここで画面はナビゲーターに切り替わる。3人は「黄さんと藤原さんがどんな気持ちなのかわからない」と話し合った。
今回は2on1デートで、青山と秋倉が誘われた。黄は青山と秋倉に蓮の葉に乗る体験をさせた後、「2人が結婚相手に求めるもの」をテーマに漢字一文字を書かせた。秋倉は信頼の「信」と書いた。秋倉は黄に「私は真剣に好きって思ってる」と伝える。青山は「真」という字を書いた。青山が「黄さんは茉萌のこと好きじゃなかったって人づてに聞いた」と言うと、黄は「なんで俺じゃなくてその人の言葉を信じたの？」と聞いた。青山は「女の子といる時間の方が長いから信じちゃったんだと思う。ごめん」と言った。ローズは秋倉が受け取った。黄は秋倉を抱きしめ、2人はキスをした。黄が「友達卒業？」と聞くと、秋倉は「もうだいぶ前から卒業してた」と答えた。ここで画面はナビゲーターに切り替わる。指原は「青山さんは選ばれなくてもいいから真実なのかどうか決着をつけたかったんだと思う」と話した。ローズセレモニーで渡される5本のローズのうち、2本は藤原、秋倉がすでに受け取っている。ローズセレモニーでは、休井、中野、李が呼ばれた。坂入、松本はここで去ることになった。

エピソード6：中野とのデート、グループデート、休井とのデート

本日のデートは中野とのツーショットデートと、休井、秋倉、李、藤原とのグループデートだ。まずは秋倉がプールの中でお酒を飲みながらのデートをした。その後、藤原が合流し秋倉や藤原の両親の話などをした。そして休井、李も合流し、黄も含めた5人は画用紙に地元の思い出の場所を描くことになった。その後、黄は休井とツーショットデートをした。休井は自分の好きだと言う気持ちが伝わっていなかったことに驚いた。休井はバチェラーが始まったときから書いていた日記の一部をちぎって黄に渡す。そして2人は2回キスを交わして別れた。休井はキスをしたことは他の女性には隠した。ここで画面はナビゲーターに切り替わる。藤森は「奥義"日記ちぎり"すげえなあ」と休井を評した。
黄は中野と道端のお店で夕食デートをした。黄は「綾香（中野）の心を繋ぎ止めておけるのかなって不安」と話した。中野は個別撮影時に「私といたら絶対幸せだよっていう自信が持てなかった」と話した。グループデートではみんなで食事をしながら会話をした。その後、黄は藤原をツーショットデートに誘う。黄は藤原に好きだと伝えた。藤原は「私も黄くんのことが大好き」と伝えた。
最後のカクテルパーティーが始まる。黄は李に「他の4人とは恋はしてるけど愛になるかはわからない。李とは恋は生まれてないけど愛にはなる気がする」と話した。ローズセレモニーでは休井、藤原、秋倉がローズを受け取った。中野、李はここで去ることになった。ここで画面はナビゲーターに切り替わる。指原は「中野さんは本当に黄さんが好きだったみたいだから、もっと手前で素直に気持ちを伝えてたらよかったのかも」と話した。

エピソード7：休井・秋倉・藤原の家族との対面

バチェラーに自分の両親を紹介することになったのは藤原、休井、秋倉の3人だ。黄は休井の父と釣りをする。休井一家と黄で夕食を食べた。黄は休井の両親と3人になって話した。休井の母は「美郷を一番に考えてくれる人であってほしい」と話した。ここで画面はナビゲーターに切り替わる。指原は「あざとい休井ちゃんからほんとの自分を見せる休井ちゃんに変わってきてるのも可愛いですよね」とコメントした。
黄は秋倉の地元である千葉へ赴く。秋倉の母は「仕事が大好きだった。家のことは主人がやってくれてた」と話す。秋倉一家と黄で餃子を作った。黄は秋倉の父とふたりきりで話す。黄が「結婚すると家族に守ってもらえますか？」と聞くと秋倉の父は「わからない。少し違うから。私はしてあげることは好きだけど、してもらおうとは思わないから」と答えた。
黄は体育館で藤原一家とバドミントンをした。4人は旅館に移動する。黄は藤原の父と2人で温泉に浸かる。藤原の父は「（藤原のパートナーは）包容力のある人がいいと思う」と話した。藤原一家と黄で食事をした。黄は「僕らは自分の言動や行動に保険をかけるところが似てると思う」と話した。藤原は黄と2人で話した際、「私の中でずっと忘れられてない恋がある。新しい恋をして忘れられるかなって思ってたんだけど、黄くんに会えてないときに忘れられてない恋への思いが大きくなってて…」と告白する。ここで画面はナビゲーターに切り替わる。藤原の「元彼が忘れられない」発言に3人も驚きを隠せない。
ローズセレモニーでは秋倉、休井がローズを受け取り、藤原はここで去ることになった。

エピソード8：最終回直前大暴露！キスから始まる大波乱SP

MCは今田耕司、指原莉乃、藤森慎吾が務める。藤森が出演女性たちを順に紹介する。次に今田が女性たちひとりひとりに話を振っていく。そしてバチェラー・シーズン4の見どころの1つ目は海外から旅がスタートすることで、2つ目は途中で女性が追加されたことだと紹介される。桑原は黄が「中野さんとはキスをしていない」と発言したと他の女性たちに広めてしまったことに対して「申し訳なかった」と謝った。中野はお泊まりをしたことについて「すごくいい雰囲気だったので、私にとってはお泊まりをするのは自然な流れのように感じた」と話した。
そして黄が登場する。選ぶ側としての辛さ、楽しさを語った。藤原の「元彼が忘れられない」発言に対して黄は「苦しかった思い出のひとつです」と話した。ここで藤原が登場し、黄と藤原の軌跡が振り返られた。森でツーショットデートをした際、藤原に突然キスをしたことについて、黄は「唯一、説明の付かない行動です」と話した。藤原は「元彼が忘れられない」発言に関して、「タイから日本に帰ってきたときの2週間の隔離の間に、黄さんのことを考えるほど、元恋人のことを思い出してる自分に気づいた」と話した。黄は「のんちゃんが考えた末に出した答えだとわかっていたから、それを受け止めるべきか、それとも強く抱きしめるべきだったのか、わかりませんでした」と話した。藤原は黄に対して「あのときの私の気持ちを受け止めてくれてありがとう」と感謝を述べた。

エピソード9：休井とのデート、秋倉とのデート、そして秋倉が最後の1人に選ばれる

黄は休井をオープンカーでホテルまで連れて行く。スケジュールの関係で、黄、黄の両親、黄の妹、休井の5人はリモートでの対面を果たす。休井は「黄さんは甘えん坊なんだろうなって一面が見えたときに私はすごく愛おしいなって思います」と話した。対面後、黄は休井にふたりの思い出の写真を見せた。休井が去った後、黄の友人である當間と杉田が黄の部屋を訪れた。黄が「美郷はかわいい。口下手で手紙で気持ちを伝えてくれる。諒子は2on1デートのときから女性として見てる」と話すのを聞いて、當間と杉田は休井の方が黄に合っているのではないかと言った。
秋倉と黄はリモートで家族との対面をおこなった。秋倉は「黄さんは一緒にいる時間がすごく楽しくて、ありのままでいさせてくれる存在だから大好きです」と話した。対面後、黄は秋倉に2人の思い出の写真を見せた。ここで画面はナビゲーターに切り替わり、指原は「黄さん自身は、秋倉さんといた方が絶対幸せになれるって気付いてる気がする。あとはキューちゃんへのときめきをとるか、安定をとるか」と話した。
最後のローズセレモニーで、黄は秋倉を選んだ。黄は秋倉に向かって「今日まで不安にさせた分、これからはめちゃくちゃ愛してあげる。僕と結婚してください」とプロポーズした。黄はその後の撮影時に、「僕にとっては再生の旅と思ってたんですが、バチッと再生したと思ってます」と話した。
ここで画面はナビゲーターに切り替わる。指原は「今までバチェラーを見てると、あざとさや戦い方って大事だなって思ってきたけど、やっぱり誠実さパンチってすげえ何にもかなわないんだなって」と話した。

エピソード10：再生の旅の結末