レーサーミニ四駆 ジャパンカップ(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『レーサーミニ四駆 ジャパンカップ』は1989年8月にファミリーコンピュータ向けに発売されたゲームだ。ミニ四駆を題材にしたボードゲームで、特にミニ四駆が好きな人たちから爆発的な人気を得た。ミニ四駆の1次ブームと言われている1988年頃から改造パーツは豊富に発売されていて、自分なりの改造を施してレース勝負をするのが流行した。それを体感できるゲームとして楽しまれた。
ゲームはボードゲームパートで得たパーツでミニ四駆をチューニングし、レースパートで1位を目指すのを目的としている。

ジャパンカップ

『レーサーミニ四駆 ジャパンカップ』の最終目標であるジャパンカップ。
様々な障害物やギミックが存在し、コースアウト対策、スピードやウェイトの調整など優勝するにはミニ四駆の改造を熟知しておく必要がある。
ジャパンカップは予選と決勝にわかれていて、ゲームの発売年の1989年に現実に行われたミニ四駆大会「ジャパンカップ」のコースを再現している。

バイオリズムによる変化

本作の重要なステータス。一定の周期で毎ターン上昇か下降するほか、イベントでも増減する。バイオリズムが高いとボートゲームパートでのルーレットの速度が遅くなる、イベントの内容が得をするものが多くなる、貰えるお金が増える、レースパートでマシンがコースアウトしにくくなるなど有利になる。

ミニ四駆・パーツ

ゲーム中に登場するミニ四駆のマシンやパーツは実際に現実で発売されていたものと同名・同形・同効果のものである。

『レーサーミニ四駆 ジャパンカップ』の登場人物・キャラクター

プレイヤーキャラ

プレイヤー選択画面

プレイヤーは4人の主人公から1人を選ぶことになる。キャラによってそれぞれの馬力が仕様として設定されており、同じセッティングをしていてもミニ四駆の加速などが異なり、場合によってはコースアウトしてしまうこともある。そのため、キャラによって難易度が変わってくる。

フランコ

フランケンシュタインの怪物ような顔をした少年。頭は良くないが力持ち。自販機を担ぎ上げて持っていくシーンもある。ボードゲームパートではマイナスイベントが多く、バイオリズムが上昇してもプラスイベントに変化するマスが少ない。しかしいちマスごとの収入は多い。他のキャラと比べて難易度が高く、対戦では上級プレイヤーへのハンディキャップとして選択されることも。

ミナコ

プレイヤーキャラの紅一点で、勝気な少女。一部の商品を買ってもバイオリズムが変化しないこともあるが、バイオリズムの上昇でプラスになるマスが多い。初心者から中級者向けのキャラ。

カマコ

女の子のような見た目をしている男子。女装をしてミスコンに出場したり、女湯に入ったりもする。性格は気弱。プレイヤーキャラとしては上級者向け。

ハカセ

ぐるぐる眼鏡をかけた博士のような風貌の男の子。力は弱いが頭が良く、バイオリズムが下がってもプラスイベントのマスが多い。目押しが得意な人ならば思い通りのマスに止まってお金を稼ぎ、マシンを速くすることができる。初心者向けのキャラ。

お助け・お邪魔キャラ

プレイヤーキャラと同様にマップ上を移動し、プレイヤーが同じマスに止まると何らかのイベントが起こる。

プレイヤーキャラの母親

同じマスに止まると家に強制送還される。

プレイヤーキャラのおばあちゃん

同じマスに止まるとお小遣いをくれるお助けキャラ。

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