青のオーケストラ(青オケ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『青のオーケストラ』とは、無料コミック配信サイト・裏サンデーにて連載されている音楽漫画である。作者は阿久井 真。2021年8月時点の累計発行部数は300万部を突破している。2023年1月、第68回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞した。とある理由でヴァイオリンを辞めた主人公・青野 一が、少女とオーケストラ部に出会い、音楽を通して成長していく物語である。2023年4月よりNHK Eテレにてアニメの放送がスタートする。

『青のオーケストラ』の概要

『青のオーケストラ』とは、漫画配信アプリ「マンガワン」(小学館)にて2017年4月25日より連載開始、無料コミック配信サイト「裏サンデー」(同社)にて同年5月2日より連載されている音楽漫画である。『青オケ』と呼び慕われている。作者は阿久井 真。コミックス既刊10巻。2021年8月時点の累計発行部数は300万部を突破している。2023年1月、第68回「小学館漫画賞」少年向け部門を受賞した。2023年4月よりNHK Eテレにてアニメの放送がスタートする。監督を務めるのは岸 誠二。
中学3年生の青野 一(あおの はじめ)は、とある理由でヴァイオリンを弾く事を辞めてしまった元・天才少年。高校受験を控えた秋、保健室でヴァイオリンを弾く秋音 律子(あきね りつこ)と出会い、高校のオーケストラ部の存在を知る。ヴァイオリンから離れていた青野だが、律子に影響されてもう一度ヴァイオリンと向き合おうと心に決め、高校ではオーケストラ部に入部する。仲間達と競い、助け合いながら一つの音楽を作り上げていく青春漫画である。

『青のオーケストラ』のあらすじ・ストーリー

少女とオーケストラ部との出会い

中学3年生の青野 一(あおの はじめ)は、数々のヴァイオリンコンクールで入賞経験のある元・天才少年である。高校受験を控えた秋、体育の授業中にボールが顔面に直撃してしまい、保健室で休ませてもらう事になった。青野はベッドで寝ていたが、下手なヴァイオリンの演奏で目を覚まし、ヴァイオリンを弾いている少女と目が合う。保健室に来た担任の武田(たけだ)に、少女は隣のクラスに在籍している秋音 律子(あきね りつこ)と紹介された。武田は高校時代オーケストラ部に所属していた経歴があり、彼の母校のオーケストラ部に入部したいと言う秋音にヴァイオリンを貸しているのだと説明する。

翌日の放課後、青野は秋音にヴァイオリンの弦を張り替えてほしいと頼まれる。自宅のレッスン部屋で調弦をしていると、秋音にヴァイオリンを弾いてみてとお願いされるが、青野は父親の姿を思い出し「ヴァイオリンは辞めたんだ」と拒否する。「だったら私が弾く」と秋音はヴァイオリンを弾き始め、その音は幼い頃の青野のヴァイオリンの音に似ていて、青野は心を動かされた。帰りに秋音を送る途中、青野は父親がプロのヴァイオリニストで、離婚して家を出て行った事を話す。それに対して秋音は「あんたの父親、ヴァイオリンとは関係無いと思う」と返した。

翌日、隣のクラスの前に人が集まり、青野が中を覗くと秋音と女子数人が対峙していた。「また殴る気!?あの子を転校させた時みたいに!?」という篠崎 加奈(しのざき かな)から発せられた台詞を信じられない青野は、武田に秋音の事情を聞きに行く。丁度青野が父親の事で大変だった頃、秋音の友達が女子に苛められて転校してしまい、激怒した秋音が女子に暴力を振るった。それを機に秋音も苛められるようになり、次第に追い詰められていった彼女は保健室登校をするようになったという話だった。学校の後、青野は秋音が置いていったヴァイオリンを家まで届けに行く。ビブラートのかけ方を教えて欲しいと強引に川原へと連れて行かれ、そこで武田から保健室登校をしている理由を聞いた事を明かす。しかし、秋音は苛めについては過去の出来事だと思っていて、高校でヴァイオリンを弾きたいと前向きに未来を見据えていた。楽しそうにヴァイオリンを弾く秋音を見て、本当は羨ましいと思っていた事に青野は気付く。「弾いてみせてよ」と秋音にヴァイオリンを渡された青野は、今回は素直に応じて演奏し、日が沈むまでヴァイオリンを弾き続けた。

もう一度ヴァイオリンを弾く決意をした青野は、武田に母校の千葉県立海幕高校を受験する事を勧められる。勉強が苦手な青野は、同じ高校を受験する秋音に勉強を教えてもらう事になった。2人は放課後は図書室で勉強し、その後青野の家でヴァイオリンの練習をするのが日課となった。努力の甲斐あり、青野と秋音は海幕高校にめでたく合格。合格と卒業のお祝いに武田は2人を連れてご飯を食べに行き、そこで海幕高校に佐伯 直(さえき なお)という凄いヴァイオリニストが入学するらしいと話す。2年くらい前から青野と入れ違いでコンクールに出始め、そこから連続1位入賞し、片っ端からコンクールを制覇しているという事だった。

やがて4月になり、青野は海幕高校に入学して秋音と同じクラスになる。部活動紹介でオーケストラ部の演奏に圧倒された青野は、仮入部期間に見学へ行ってみる事にした。楽器別に分かれて説明を聞く際に、噂に聞いていた佐伯と遭遇する。経験者の実力を見るためにと突然ヴァイオリンを弾く事になり、青野は佐伯とアントニオ・ヴィヴァルディ作曲『「四季」より-春-』を演奏する事になる。最初は演奏を合わせていたが、佐伯は途中から自分勝手に弾き始め、明らかに挑発されていると気付いた青野は負けじとぶつけるように演奏する。お互いに譲る気のない演奏はとても酷いものだったが、2人は楽しいと感じた。演奏し終えた後の盛大な拍手を受けて嬉しく思った青野だが、プロのヴァイオリニストである青野 龍仁(あおの りゅうじ)の息子である事、父親が不倫した事を言われて下を向いてしまう。そんな青野の背中を秋音は強く叩き、自ら挙手して演奏を志願した。たどたどしくて危なっかしいが、以前より上達した秋音の演奏に青野はまた救われたのだった。

秋音達に背中を押される形でオーケストラ部に入部した青野。仲間とぶつかり合いながら、練習に励む日々が始まったのだった。

オーディションと佐伯の真実

夏の定期演奏会まで2ヶ月を切り、演奏会最後に演奏するドヴォルザーク作曲『交響曲第9番』の演奏メンバーのオーディションが行われた。1年生で上手だと注目されている青野と佐伯は、お互いをライバル意識している。

翌日、部活に行くとオーディションの結果が出ていた。コンマスの原田 蒼(はらだ そう)の真後ろの席で、第2プルトと呼ばれるコンマスの次に目立つ席の表が青野、裏が佐伯となった(ヴァイオリンは2人1組で座り、客席から見て近くに座る奏者を「表」、遠くに座る奏者を「裏」と呼ぶ)。佐伯より評価された事に喜ぶ青野だが、顧問の鮎川 広明(あゆかわ ひろあき)に呼び出される。今後の演奏次第で佐伯と席を入れ替えると告げられ、更に演奏が「ソロ」でありオーケストラでは浮いてしまう事、青野だけの音色が見えてこない事を問題点として挙げられる。そして青野と佐伯を次期コンマスの候補として考えていると話し、オーディションでは熱を出して実力を出し切れなかった佐伯と、どちらがオーケストラに相応しい演奏をするか見極めるために再テストをすると言われた。

2年生の羽鳥 葉(はとり よう)や3年生の町田 美月(まちだ みづき)からのアドバイスを元に、再テストに向けて練習に励む青野。放課後の練習後、先輩達の演奏に刺激されて家でも練習しようと帰ろうとした青野だが、聴こえてきたヴァイオリンの演奏に反応し、その音の主を探し回る。見つけた教室で佐伯が弾いていて、想像以上のスピードで上達した彼の音は今までとは別人のようで衝撃を受ける。翌日の練習にも響く程のショックを受け、青野は佐伯を避けてしまう。

翌日の練習に朝から青野の姿はなく、秋音達も連絡が取れないと心配する。そこへ現れた鮎川が、青野の母親が倒れて病院に行っている事を話した。練習の後、秋音達は青野の家を訪れ、母親が入院する事になったと聞く。秋音達が来てくれた事で気が緩んだ青野は、父親と母親の事や佐伯の演奏をかっこいいと思った事等、自分の本音を話す。普段は自分の事をあまり話さない青野の本心を聞いた秋音達は、「話してくれてありがとう」と言った。秋音達が帰った後、佐伯が青野の家に戻ってきて「話したい事があるんだ」と言った。佐伯は入学前から青野を知っていた事、ドイツから日本に帰国したのは青野に会うためだと明かす。そして、自分の父親は青野 龍仁であるという衝撃の事実を告白した。佐伯が父親と不倫相手の子供だと知った青野は、行き場のない感情を抑えきれず佐伯を拒絶した。

あれから青野は部活には行かず、母親を傷付けたくない想いからヴァイオリンを辞めた方が良いのではないかと考える。母親のお見舞いの帰りに寄り道した先で偶然武田と会い、部活をサボっている事を正直に話すと、「前までのお前だったら、嫌な事あったら即辞めてた」と嬉しそうな顔で言われる。本当は家の事も父親の事も何も考えたくない、母親が入院してどうしたら良いのか分からないと青野は吐き出し、「俺はただ、ヴァイオリンを弾いていたいだけなのに」と涙を流した。帰宅した青野は、心配して連絡をくれていた秋音と電話をする。部活を辞めようと思っていた事を話すと、「佐伯とどうせ喧嘩でもしたんでしょ~?」と言われてハッとする。そして佐伯と喧嘩してくると宣言し、慌てる秋音をよそに通話を切った。

青野は佐伯を呼び出し、夜に2人で会う。何を言っても「ごめん」としか言わず、最後には自分自身が存在している事に対して謝罪する佐伯に、「お前自身を否定したら、俺の気持ちも今までの関係も全部嘘になっちまう…!」と青野は怒りをぶつける。「青野 龍仁の息子」としてではなく、「佐伯 直」として話せと言われ、佐伯は「君とヴァイオリンが弾きたい…!!」と涙を流しながら本音を告げる。青野は佐伯も同じ思いを抱えていた事を知り、目に涙を浮かべた。

佐伯と仲直りした青野は部活に復帰し、再テストの日を迎える。ライバルへの焦燥や父親へのトラウマ等、様々な苦悩を乗り越えた青野の演奏は目覚ましい成長を遂げた。再テストの結果は表が青野、裏が佐伯となり、大きく成長した2人に鮎川は称賛を贈った。それぞれの想いをのせて行われた定期演奏会は大成功で終演し、3年生は引退したのだった。

コンクール

3年生が引退し、2年生を中心とした新体制となった。しかしコンクールに向けて練習を始める中、ヴァイオリン2ndパートリーダーの滝本 かよ(たきもと かよ)が朝練に参加しない事を問題視される。それにより、滝本に対し不満を持つ2ndヴァイオリンの2年生と揉めてしまう。

滝本は元々家の事情で、2年生の夏にはオーケストラ部を辞めるつもりだった。全てちゃんと頑張ると思っていた滝本だったが、大丈夫とは言えない現状に最寄り駅で涙を流す。そこへやって来た青野は、あえて何も言わずに滝本と一緒に電車に乗った。突然滝本から「お父さんの事嫌い?」と聞かれ、青野は言葉に詰まる。その後2人はカフェに入り、滝本が今悩んでいるのは、以前オーケストラ部を辞めてしまった部員の事が関係しているのかと青野は問う。滝本と仲が良かったその部員は家の事情で部活を辞めてしまい、その後部内で陰口を言われているのを目撃してしまった滝本。彼女のそれまでの頑張りを全て否定された事への怒りと同時に、「そんな結果になるのなら一生懸命やる意味があるのか」と冷めてしまったという。滝本の話を聞いた青野は、中学時代の自分のヴァイオリンへの葛藤を話す。「滝本先輩は苦しくても頑張っている」と言われ、滝本は目を潤ませた。別れ際、青野は電車で滝本から聞かれた「父親の事が嫌いか」という質問に、「俺は、父親が嫌いです」と正直に答える。続けて、好きだった所もたくさんあった事、言いたい事をもっと言っておけば良かったと後悔している事を話す。青野の話を聞いた滝本は、中途半端で後悔するくらいなら自分で決めなければ、と決意する。

コンクールまで1ヶ月を切ったが、演奏曲『バッカナール』の音のイメージと、各楽器のバランスに苦戦する。合奏練習で話し合った課題を元に、それぞれが思う曲のイメージを形作っていく。そんな中、青野は昼休みに偶然パーカッションのパートリーダー・佐久間 優介(さくま ゆうすけ)と会い、主題部の「怒り」のイメージについて話す。佐久間はどんな時に怒りを感じるのか聞いたが、ただ気に入らない事に対し不満をぶつけているだけのように感じた青野は怒りを露にする。そんな青野に佐久間は「口無しの人達を見てるとイライラする」「我慢の限界がある」と言われて、最初は理解出来なかったが、「我慢」をヒントに「怒り」をギリギリまで溜めて爆発させる表現をしてみる。オーケストラ部全員で「怒り」について議論した際に、パートリーダー以外の部員は発言をしなかった。佐久間の言っていた「口無し」の意味を理解した青野は、思い切って自分のイメージを発言する。そこから発言も増えていき、全員の「怒り」のイメージが具体化していった。

11月3日日曜日、コンクール本番の日を迎える。海幕高校の演奏が始まると、その音に聴衆は魅了される。やがて主題部に入り、全員で作り上げた「怒り」が会場を震わせ、演奏が終わると大きな歓声と拍手に包まれた。緊張しながら結果発表を迎え、今年も海幕高校が最優秀賞を勝ち取る事が出来た。解散前のミーティングで、滝本が家の事情で今後は練習に参加せず、籍だけ置かせてもらう事を話す。しかし、事前にそれを知っていた部員達は理解を示していて、「お疲れ様」という気持ちを込めて花束を贈る。部員達からの温かい拍手を受けて、滝本は涙を流した。

秋音のお願いとクリスマスコンサート

期末テスト前のある日、秋音は青野にバッハ作曲『二つのヴァイオリンのための協奏曲』を教えて欲しいとお願いする。秋音の母親・司(つかさ)が好きな曲で、もうすぐ誕生日のため弾いて聴かせたいという。その代わりに秋音は勉強を教える事になり、「中学の頃みたいだな」と青野に言われて嬉しくなる。それから放課後は、2人でヴァイオリンの練習をする事になった。

2週間後、秋音の家を訪れた青野は、仕事から帰宅した司の誕生日を一緒にお祝いする。秋音が席を外した時、司が「秋音はヴァイオリンの才能があるのか」と青野に聞く。強豪校のオーケストラ部に入部して、演奏が上手な人達に囲まれて厳しい練習を耐えられているのか心配しているようだ。青野は秋音が初心者とか関係なく練習を楽しんでいる事、前向きな所にいつも助けられている事を話す。「前向きな部分は母親のお陰なんだろう」という青野の言葉に、司は嬉しそうに笑った。食事の後、司へのプレゼントの意味を込めて2人は演奏する。司は秋音の父親の後妻で、実の母親は亡くなっている。最初はなかなか心を開いてくれない秋音だったが、クラシックの話をしてから2人の仲が徐々に深まっていった。演奏を終え、娘の成長を実感した司は目に涙を浮かべて拍手を贈った。お祝いの後、帰宅する青野を秋音は近くまで送り、別れ際に青野の頬にキスをする。秋音は1人で家に戻りながら、青野を好きである事を自覚した。

期末テストを終え、オーケストラ部と合唱部が合同で開催するクリスマスコンサートの内容が発表される。オーケストラ部は合唱にも参加する事になったが、慣れない歌に苦戦する部員もいた。青野もその一人だが、佐伯の歌に刺激されて少しずつ上達していく。
12月23日、クリスマスコンサートの本番を迎える。オーケストラ部と合唱部は、お互いの演奏と歌に影響されてより良いものを作り上げようとしていく。コンサートは大成功で終演し、新しい世界をまた1つ知る事が出来た青野は、終わってしまった事を少し寂しく感じた。

1月1日、青野達は初詣へ行き、元旦が誕生日の青野はみんなにお祝いされる。参拝をした後みんなでおみくじを引いたのだが、青野は凶を引いてしまいショックを受ける。おみくじには「待ち人来たる」と書かれていて、それを不審そうに見ていた青野だった。
冬休みが明け、オーケストラ部は3月の定期演奏会に向けて動き始めるのと同時に、4月に行われる世界ジュニアオーケストラコンクールの案内をされる。日本の有志の高校生で編成された合同オーケストラで、日本代表として他国の学生オーケストラと競い合うという内容である。参加希望者はジュニアオーケストラを優先して欲しいという鮎川の言葉に、興味があるが参加するか迷う青野。鮎川や先輩達にもレベルアップ出来る良い機会だと背中を押してもらい、参加を決意した。

『青のオーケストラ』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

青野 一(あおの はじめ)

本作の主人公。1月1日生まれ。真面目で几帳面な性格で、負けず嫌いな一面もある。父親はプロのヴァイオリニストで、小さい頃からヴァイオリンを弾き、数々のコンクールで入賞した経験のある天才少年。父親の不倫が原因でヴァイオリンを辞めたが、秋音に影響されてもう一度ヴァイオリンを弾く決意をする。勉強とスポーツが苦手。オーケストラ部では1stヴァイオリンを担当している。次期コンマス候補と言われている。

秋音 律子(あきね りつこ)

本作のヒロイン。明るく前向きな性格で、正義感が強い。思った事をすぐ口に出してしまう。愛称は「りっちゃん」。中学の時、友達の小桜が女子に苛められて転校してしまい、やり返してしまったのをきっかけに苛められて保健室登校をするようになる。成績は学年で3位になる程優秀で、運動神経も抜群。オーケストラ部では2ndヴァイオリンを担当している。

佐伯 直(さえき なお)

2月6日生まれ。マイペースで、山田には「ナマケモノに似ている」と言われている青野のライバル的存在。12歳までドイツで暮らしていた帰国子女で、日本語は話せるが読み書きが苦手。ドイツ人の祖父にヴァイオリンを教わり、室内オーケストラに所属していた。日本に来てから青野と入れ替わりでコンクールに出るようになり、次々と賞を取るようになる。青野と同様に勉強とスポーツが苦手。母親は青野の父親と不倫をしていたソプラノ歌手で、青野とは異母兄弟である。オーケストラ部では1stヴァイオリンを担当している。次期コンマス候補。

1年生

山田(やまだ)

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