ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ブラック企業の社員が猫になって人生が変わった話』とは清水めりぃによる漫画。2018年にTwitterにて発表されると話題となった。ブラック企業に勤める主人公・モフ田はある日突然猫になってしまった。猫の姿のまま出社すると、あまりの可愛さに社のマスコットとして広報されることになり、モフ田の人生は変わっていく。猫とブラック企業を題材としているため、猫や社畜のあるあるをコミカルに描いている。作者が猫好きなので猫の描写に力が入っており、猫好きにはたまらない癒し描写が魅力となっている。

3巻にてハチ谷が転職活動中の面接にて、面接官からアンケートを渡される。そのアンケート内容は「月の残業は100時間は平気か、ストレスには強いか」などブラック企業の臭いが強いものとなっていた。さらに、面接官から直接「月の残業は200時間行けるか、言い争いで手は出るか」などの質問をされて、ハチ谷は委縮してしまう。結果、本能が危険だと告げたとしてハチ谷はこの企業を辞退した。
この面接内容は、漫画用に誇張されているが作者が実際に体験したものであるとブログにて語っている。

作中のブラック描写は実体験

本作はブラック企業がテーマの1つとなっているため、ブラックな働き方やブラック企業に毒された人が登場する。そのブラックな内容は作者や作者の身近な人が経験したものが参考にされている。例えば、作者はブラック企業を経験しているため、ホワイト企業に勤めた際に身体の調子を崩してしまったことがあり、その経験は作中で須古の経験として語られている。また、労働基準監督署が会社に来た際に慌てて社員を定時で帰す描写もある。これは、労働基準監督署に対して社員にサービス残業をさせていないアピールであり、作者の友人が経験していたという。

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