Stray(ストレイ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Stray』とは、Blue Twelve Studioによって開発されたアドベンチャーゲームだ。2022年にMicrosoft Windows、PlayStation 4、PlayStation 5のソフトとして発売された。地下深くに暮らしていたロボット達の町へ迷い込んだ1匹の猫。そこでは人間はすでに滅びており、ロボットとは別のZURKと呼ばれる危険な生き物も存在していた。サイバーパンクな世界を1匹の猫となって、かつて科学者の相棒として働いていたというAIのB-12と共に冒険していく。

本作は人間が滅びた後の世界を1匹の猫とB-12が冒険するアドベンチャーゲーム。基本的には探索を主としており、小さな体の猫がアイテムを運ぶ際はB-12がスキャンしてデジタル化したものをバックパックに入れて運んでいる。ゲーム内のほとんどを猫とB-12は共に行動するが、プレイヤーが操作できるのは猫だけである。

動作

猫の基本動作はジャンプ、走る、鳴くなどの動作のみ。手を使って棚や卓上の上にあるアイテムを落とすこともできる。また、特定の場所で爪とぎや寝る事もでき、よりリアルな猫の動きを再現している。

攻撃方法

ストーリー上の下水道~スラム~アントビレッジ手前で猫のバックパックに装着されるディフラクサーでのみZURKを攻撃できるが、基本は走って逃げる・隠れるの動作をメインとしており、後半に出てくる監視用のロボットには攻撃できないようになっている。

思い出

フィールド上に隠されたいくつもの「思い出」を入手することにより、B-12が徐々に人間だった頃の記憶を取り戻していく。それに従ってなぜ人間が滅びロボットだけが生き残ったのか、ZURKとは何なのか、どうやってB-12になったかなどの謎が少しずつ解明されていく。

『Stray』の登場人物・キャラクター

主要キャラクター

茶トラの猫。特別な身体能力はなく、現実の猫と同じような動きをする。シェルター内に落ちる前は他の数匹の猫と連れ立って暮らしていたが、茶トラの猫のみシェルター内に落ちてしまい、単独行動をしていたところB-12と出会った。特に名前はないが、ロボット達からは「小さなアウトサイダーさん」「もふもふ」と呼ばれている。猫は「ニャー」と鳴く事のみで喋ることはないが、B-12の翻訳によりロボット達の言葉を理解することができる。B-12と出会ってからはバックパックを背負い、様々なデータ化したアイテムを運ぶこともできる。

B-12

人類最後の人間だった科学者が自らをバックアップし、小さな機械の中に自我を閉じ込めた。長年ネットワークの中に閉じ込められていたため、当初は記憶領域が曖昧で自らのことを「生き残りの科学者と共に働いていたAI」だと思い込んでいたが、ストーリーが進むにつれ記憶を取り戻し自分がその科学者だったことを思い出す。大きなアイテムもスキャンしてデータ化することができ、容易に猫に運ばせることができる。また、フィールド上にある様々なコンピュータに忍び込んでアクセスすることができる。

スラムの住民

Guardian

スラムの入り口でZURKの脅威から住民たちを守っている。長い棒を持ってマントを装着しており、猫が初めてスラムを訪れた時にZURKと勘違いし、住民を避難させたあと1体で猫と対面した。

Momo

アウトサイダーの1人でスラムに住んでいる。フラミンゴと植物の描かれた上着を羽織っており、笠をかぶっている。残りの3人のアウトサイダーがスラムを出た際、1人だけ怖気づいてしまいスラムに残っていたが、猫と出会いスラムを出ることを決意した。スラムを出て下水道で立ち往生した際、自ら下水道に残り猫のために道を切り開いた。

Azooz

1rtakamura1282
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