Stray(ストレイ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『Stray』とは、Blue Twelve Studioによって開発されたアドベンチャーゲームだ。2022年にMicrosoft Windows、PlayStation 4、PlayStation 5のソフトとして発売された。地下深くに暮らしていたロボット達の町へ迷い込んだ1匹の猫。そこでは人間はすでに滅びており、ロボットとは別のZURKと呼ばれる危険な生き物も存在していた。サイバーパンクな世界を1匹の猫となって、かつて科学者の相棒として働いていたというAIのB-12と共に冒険していく。

その他

ZURK

かつて人間が住んでいた頃、ゴミを食べる役割としてNECOコーポレーションに開発されたバクテリアだったが、人間が滅んだ後突然変異を起こしてゴミだけではなく鉄でも何でも食べてしまう存在となった。見た目はネズミ程の大きさで丸っこい形をしており、遠目で見ると猫などの可愛い小動物にも見える。また、鳴き声は高くキュルキュルという声で鳴く。巣を作って集団で生活しており、ZURKの巣がある付近は赤黒い粘液性の蜘蛛の巣のような物が張り巡らされている。また、壁に巨大な瞳がある場所もあり、猫が現れるとその瞳からZURKに指令を出して一斉に襲わせることもある。

ロボット

人間が生きていた頃は清掃用など決まったタスクのみをこなすロボットとして使われていたが、次第に人間の真似事を始めるようになり、住居や店舗などのコミュニティを作るようになった。また、独自の言語を使用しており、B-12によって翻訳される。見た目の違いはないが男女の組み分けがされており、人間と同じようにそれぞれ独自の思想もあり趣味を持っているロボットもいる。生命体ではないので食事は必要ないが、街にあるバーや食堂などで飲食を楽しんでいるロボットも見受けられる。

『Stray』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

制作スタジオ内で飼われているLalaという猫がモデル

主人公の猫のモデルとなったのは制作スタジオ内で飼われているLalaという猫。本作での猫の鳴き声には実際のLalaの声が使われた。

『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のオマージュ

スラムに住んでいるSeamusと父親のDocは映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティ・シェイマス・マクフライとエメット・ブラウン博士(ドク)とそっくりな見た目をしており、本作では親子として登場している。

猫を変更できる様々なMOD

主人公の猫を変更できるMODがいくつか開発されているが、猫を白猫、シャムネコ等体の色を変えられる他、犬に変更できるMODも開発されている。また、有償により飼い猫を登場させるMODのリクエストを受け付けているModderもいる。

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@1rtakamura1282

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