Salt and Sanctuary(ソルト アンド サンクチュアリ)のネタバレ解説・考察まとめ

『Salt and Sanctuary』とは、Ska Studiosの開発による2DアクションRPG。2016年にPlayStation 4向けにリリースされ、2022年5月には続編の『Salt and Sacrifice』がリリースされた。王女の護衛任務に就いていた主人公が、船の難破をきっかけに流れ着いた島で王女を捜索する物語である。豊富なアイテム・スキル・装備を駆使して自分好みのキャラクターに育成するRPGのリプレイ性と、高い難易度から何度もボスに挑み続けるリプレイ性が融合したゲームである。

ソルト錬成工房

「ソルト錬成工房」入り口

「シャム湖」を進むと、「ソルト錬成工房」へと辿り着く。ここでは数々の実験が繰り広げられており、その被験体がプレイヤー目がけて襲ってくるエリアだ。空気が流れ込んでいる管を通ってエリア内を移動することで攻略していくギミックが用意されている。先の見えない迷路のような構造は、横スクロールアクションの縦と横の移動をより一層広げることに成功しているマップである。

死せる神々の墓所

「死せる神々の墓所」は、大型モンスターだけの高難度エリアだ。ひるみにくい大型モンスターが配置されており、生半可な武器では苦戦を強いられる。エリアは「推進の焼き印」による空中移動を多用する構造になっており、操作を誤って落下死する危険が高い。また、配置されているモンスターも強力で、ボスモンスターも強力という、ラストに相応しいエリアになっている。

静寂の宮殿

「静寂の宮殿」入り口

「死せる神々の墓所」を抜けると、「静寂の宮殿」にたどり着く。このマップは『Salt and Sanctuary』の最終エリアとなっており、NPCとラスボスで構成されている。逆さまになった世界は神秘的で冷たい空気さえも感じるほどだ。最深部にはラスボスが佇んでおり、その先でプレイヤーは2種類のエンディングを選ぶことになる。

救済END

条件のない通常のエンディング。ラスボスを倒したあと奥の井戸に落ちることが条件となっている。プレイヤーは島から脱出し現実世界の大海原に落ちることになる。そこは、船が座礁した地点と同じ場所であり、辺りには島の一つも見当たらなかった。

征服END

NPC「案山子」の話を4カ所全てで聴くことが条件となっている。ラスボス討伐後、井戸の奥にいる案山子に話かけることで征服ENDとなる。案山子の身につけていた鎧を剥ぎ、自らが着用することで新たな神となるエンディングである。

『Salt and Sanctuary』のゲームシステム

インベントリ画面で、装備品と能力値を確認する。

キャラクタークリエイト

キャラクタークリエイトによって、自分が思い描くキャラクターを生み出すことができる

キャラクタークリエイトでは、「外見の設定」と「クラスの設定」を行うことができる。

外見

外見の設定は、「名前」「性別」「頭髪」「頭髪の色」「ひげ」「ひげの色」「眼の色」「出身」「ボーナス」「チャレンジ」を決めることができる。「ボーナス」は初期から持っているアイテムの選択を行う項目。「チャレンジ」は縛りプレイをシステム単位で化すことができる特別設定となっている。

クラス

クラスは全部で8種類あり、今後の育成方針に沿ったものを選択する必要がある。クラスは、「騎士」「魔法使い」「パラディン」「盗賊」「料理人」「聖職者」「平民」「狩人」から選ぶことができ、それぞれ初期能力値や持っている装備品が異なる。

死亡すると経験値を落とす

本ゲームは「ソルト」と呼ばれる経験値が重要となる。ソルトはレベルアップやアイテムの売買など使用は多岐に渡る。本ゲームの特徴として、死亡するとソルトをその場に落としてしまう。回収前に再度死亡すると、落としたソルトは全て消失してしまう。このシステムが先へ進むハラハラ感を生み、手に汗握る探索を生む理由となっている。

鍵を握る「サンクチュアリ」という建物

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