終わりのち、アサナギ暮らし(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『終わりのち、アサナギ暮らし』とは、『Alterna pixiv』で掲載され、『マックガーデン』から発売されている森野きこりによる漫画。全3巻が発売されている。放浪癖のある父を山奥の小屋で1人待つ少女ナギが、ひょんなことから蜘蛛のような不思議な生き物アサと出会う。1人と1匹の不思議な同居生活を食事を通じて描いた優しい雰囲気の日常系グルメ漫画でありながら、どこか終末の世界観を漂わせているのも魅力。料理の過程が丁寧に描かれているのも見どころである。

『終わりのち、アサナギ暮らし』の登場人物・キャラクター

ナギ

本作の主人公。12歳。料理が得意。旅に出たまま帰らない父親を待っている。
毎日一人の食事を寂しく思っていたがアサが来てから賑やかになって寂しさを感じることも少なくなった。
3年前に今の家に越してきた。アサの事を家族だと思っている。

アサ

森で出会った蜘蛛のような生き物。ナギと朝に出会ったのでアサと名付けられた。
高さ1m長さ2m20cn。全身がふさふさの毛で覆われていてお尻の毛が特に柔らかい。
前足が触手のように伸び、背中にはイタビのような植物が生い茂っている。
身軽で人間と同じご飯が食べられる食いしん坊。コーヒーを飲むと酔っぱらう。大きい音が苦手。
いろいろなものに興味津々でナギの家に住むようになってからナギの父親の集めたものを漁ってはナギを怒らせている。
ナギの料理の手伝いをしている。

お父さん

ナギの父親。旅に出たまま帰ってきていない。
旅に出て最初の内は変わった野菜や果物の種をナギに送っていた。
ナギの料理が大好き。

男性

行商人。村の人からナギのことを聞き、心配して家を訪れる。
ナギと同じ年頃のベルという娘がいる。
ナギとアサの関係を好ましいものと捉えていてアサと仲良くなりたいと思っている。
不器用。

ベル

行商人の娘。11歳。初登場時アサを化け物と言って猟銃で威嚇する。
父親の事をダッドと呼んでいる。
口は悪いが思いやりがあり、ナギと仲良くなる。
アサにはライバル心のようなものを持っている。手先が器用。

マスター

廃船の上に店舗兼自宅を建てて住んでいる。
カフェは立地のせいか閑古鳥が鳴いている。カフェで働いて客寄せをしたらナギの家を修理すると条件を付けた。
初めて見たアサを可愛いと言い、アサの事を気に入っている。一人で暮らしてきた上に料理のうまいナギの事も気に入っている。
父と兄は伝統を守るまじめな職人タイプの大工だったが変なものに惹かれる一匹狼タイプのマスターとはウマが合わず家を出た。分かり合える相手を探しカフェを建てた。集中すると入り込むタイプ。

オババ

村に住む住人。ナギと住人がアサの事で揉めているところに登場し、料理でみんなの気持ちを宥めた。
何かとナギを気にかけている。ナギの家の修理をしてくれる大工を探していた時にマスターの事を教えてくれた。

オレグ

arou
arou
@arou

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