チャームエンジェル(チャムエン)のネタバレ解説・考察まとめ

『チャームエンジェル』とは、『ちゃお』2006年2月号より連載を開始したもりちかこによる少女漫画。連載終了の13年後、2022年に新章となる『チャームエンジェル -星天使編-』が「ちゃおプラス」にて連載された。どんな願いも叶えられるという「星天使(スターエンジェル)」の候補生に誘われた主人公のアミーは、その資格を得るため、パートナーのリコルとともに人々の悩みを解決する活動を開始する。少女漫画の主人公にあるまじき暴挙が当たり前のアミーと、天使の心を持つリコルの対比が面白いファンタジーコメディ。

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星天使補佐官を務める黒髪の美青年。聡明で誠実だが、自由奔放すぎる星天使に振り回されており、時として彼を雑に扱う。犬や狼に似た天界生物へ変身する能力を持ち、学園内ではその姿で候補生を監視し、学園長へ報告する任務を担っていた。
アミーの代になっても、隠居した前星天使の世話を焼く苦労人である。

五大天使「ハート」/アレクサンダー

赤毛が特徴の熱血漢。非常に漢気に溢れているが、「心が燃えているから」という理由で常に上半身裸で過ごすため、周囲を困惑させることもある。
星天使候補学園では運動会形式の試練を課した。五大天使引退後は、旧友であるラミエルの誘いを受けて天界星騎士団員へと転身した。

五大天使「知性」

赤毛が特徴の熱血漢。非常に漢気に溢れているが、「心が燃えているから」という理由で常に上半身裸で過ごすため、周囲を困惑させることもある。
星天使候補学園では運動会形式の試練を課した。五大天使引退後は、旧友であるラミエルの誘いを受けて天界星騎士団員へと転身した。

五大天使「運」

金髪の巻き毛ポニーテールが特徴の少女。天真爛漫で活発な性格をしており、試練では候補生たちを天界へ連れて行くという大胆な課題を与えた。
物語の最後には、不幸体質を克服したリコルがその後任として五大天使の座に就くことになる。

五大天使「品性」/グレース

銀髪のポニーテールが凛々しい女性。作法やマナーに対して非常に厳格な姿勢を貫いており、候補生たちにエスコートの礼儀作法を徹底的に教え込んだ。
アレクサンダーと同様、引退後は天界星騎士団に所属し、引き続き天界の治安維持に貢献している。

五大天使「ビューティー」

ウェーブがかった紫色のロングヘアを持つ美女。天界を訪れたアミーにチャームの助言を与えたが、初対面でその色気を「エロい」と評され、ノリノリで仕返しをするなどユーモアもある。
学園では「パートナーとのダンス」を試練として課し、ラミエルを選んだアミーを絶賛した。美容への執念が強く、弟のアンドリューを実験台にしている。

その他

保利 麗(ほり れい)

アミーの父方の祖母。古びた修道院の管理者をしており、多忙な息子(アミーの父)に代わりアミーを育てている。
厳格な性格で、問題ばかり起こすアミーを厳しく叱るが、内心では両親の離婚で傷ついた孫を深く案じている。
番外編では、家出してきたディナを「アミーの初めての友達」として大喜びで歓迎し、共通の趣味である花の話で意気投合するという、孫想いな一面も見せた。

アミーの父親

アミーの実父。イギリス人の妻と離婚後、多忙な仕事のために家を空けがちだが、アミーを実母の麗に預け、影ながら深い愛情を注いでいる。
幼少期のアミーにぬいぐるみの「ハナペロ」を贈ったのも彼である。物語の終盤、人間界へ戻ったアミーのもとへ帰宅し、ようやく父娘二人での共同生活をスタートさせた。

アミーの母親

アミーの母親であるイギリス人の女性。離婚して家を出る際、幼いアミーに「すぐに帰る」と嘘をついてしまったことが、アミーの極端な嘘嫌いと人間不信の原因となった。
離婚後は母国で再婚し新たな家庭を築いていたが、物語終盤にアミーと再会。当初は動揺があったものの、事件解決後は手紙のやり取りや面会を通じて徐々に関係を修復している。

大悪魔候補生とパートナー悪魔・試験神官(『星天使編』)

メイベル

大悪魔候補生「リーフデビル」の14歳の少女。非常に真面目で純粋な心の持ち主だが、感受性が高すぎて他者の負の感情を強制的に拾ってしまう。
孤独な過去を持つが、現在は親戚の祖母と暮らしつつ「どぶねずみ組」に通う。重度の味覚音痴でもある。
ロアにアミーの監視役として利用されていたが、彼を慕い続け、死後は悪魔へ転生。中立地帯「ニュートラルシティ」の警備員となった。

ロア

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@7rasakamizuki

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