チャームエンジェル（チャムエン）のネタバレ解説・考察まとめ

アミーのパートナーを務める、水色の三つ編みリングが特徴の天使。極度のドジだが、それはかつて人間時代に親友のミルの不幸を肩代わりした「不幸体質」が原因である。
一時はマキディエルの陰謀で記憶を取り戻し葛藤するが、アミーとの友情を選んだ。最終回ではアミーの手によって不幸体質から解放され、五大天使の「運」として仲間の元へ帰還した。

ラミエル

アミーの試験神官であり、後に星天使候補学園の担任教師となる。生真面目で規律を重んじるため、奔放なアミーとは衝突が絶えなかった。
しかし、彼女のひたむきさに触れる中で次第に惹かれ合い、最終的には彼女の告白を受け入れる。新星天使となったアミーを補佐官として支え、マキディエルとは対照的な「信じる力」を持つ誠実な天使である。

星天使候補生とパートナー天使・試験神官

ミル

優秀な候補生。パートナーはティリ、試験神官はマキディエル。完璧な天使として振る舞うが、内面は血気盛ん。
人間時代にリコルを失った絶望からアミーに嫉妬し、マキディエルに利用され闇に落ちかけた。しかしアミーとの勝負を経て和解し、良き友人となる。
星天使の座は逃したものの、成人後はプロ歌手として活躍。後に五大天使「ビューティー」に就任した。

ティリ

ミルのパートナーである小柄な少年。ミルに淡い恋心を抱いており、マキディエルによって彼女の心が歪んでいく様を誰よりも案じていた。
ミルを救うために一時的にアミーとパートナーを組むなど、幼いながらも勇敢な行動力を見せる。
星天使編では天界星騎士団の一員となり、大人びた姿で星天使のサポートにあたっている。

マキディエル

ミルの試験神官を務めていたが、その正体は他人の絶望を糧にする酷薄な天使。「絶望の種」を用いて天界を破滅寸前まで追い込むが、アミーの希望の光に敗北した。
過去に恩人のジルを失った経験から誰も信じられなくなっていたが、改心後は刑期を終え、ラミエルの勧誘により星騎士団長として悪魔界の任務に従事している。

ディナ

努力家の候補生で、パートナーはハルダ。お尻がアミーに激突した事件以来「尻」という屈辱的なあだ名で呼ばれる。
几帳面な委員長タイプで、チャームおたくのエリオと恋仲になるも、試験での脱落により別れを経験した。優れた知性を活かし、物語の最後には五大天使「知性」の座を射止める。

ハルダ

ディナのパートナー天使。赤毛のお団子ヘアが特徴で、大らかで活発な性格をしている。

プレシテア

占いを得意とするミステリアスな候補生。パートナーはネリア。人間界では占い師として兄弟を養っていた。
学園では行列ができるほどの人気を博したが、自身の力の限界を悟り試練で脱落。記憶を失い人間界に戻るが、成人後も不思議な直感は健在で、記憶がないはずのアミーの同窓会にちゃっかり参加している。

ネリア

プレシテアのパートナー天使。ミステリアスな雰囲気を漂わせる緑髪の美青年。寡黙でいつも眠っている。