チェ・イェナ(IZ*ONE)の徹底解説まとめ

チェ・イェナ(IZ*ONE)とは、韓国の芸能事務所YUE HUAエンターテインメント所属の歌手。2018年にMnetで放送された日韓合同サバイバルオーディション番組『PRODUCE 48』に出演し、IZ*ONE(アイズワン)のメンバーとしてデビューした。安定した歌唱力とどんなコンセプトもこなすバランス力に長け、IZ*ONEの活動終了後もソロシンガーとして活動。社交的な性格で、バラエティ番組に数多く出演。MCや俳優など、活躍の場を広げている。

ソロ3作目のタイトル曲。前作までのポップなイメージから一転、ダークな雰囲気のある楽曲である。愛情の過程を再解釈し、愛しているのにお互いを傷つけてしまう恋人たちの気持ちをストレートに歌詞に乗せた。韓国の若手ラッパーBE'O(ビオ)と共演し、もう少しで別れてしまう恋人を演じている。

チェ・イェナ(IZ*ONE)の名言・発言

「両親を新婚旅行に行かせてあげたい」

イェナ(左)と実兄のソンミン(右)は芸能界の仲良し兄妹として知られている

IZ*ONEとしてデビューしてまもなく、メンバーの素顔に密着する番組『IZ*ONE CHU』がスタート。2018年11月15日放送回では、イェナの家族のエピソードが公開された。
番組内でイェナは、自身が幼いころに小児がんをわずらっていたことを告白。医者からも「あきらめるように」と言われるほど、病状は重かった。イェナの家族は治療費を稼ぐため、毎日朝早くからキンパ(韓国風のり巻き)を売り歩いたという。イェナは感謝を込めてキンパのお弁当を作り、実家を訪問。両親は当時のことをイェナが覚えていたことに驚き、「健康で明るく育ってくれたことが一番の贈り物だ」と涙を流した。イェナは『PRODUCE 48』出演時にも「両親を新婚旅行に行かせてあげたい」と言っており、家族がお互いに思いやる姿に視聴者の感動を誘った。

「私の人生であれほど価値のある経験はなかった」

IZ*ONE解散コンサート(イェナは後列右から2番目)

ソロデビュー後、ラッパーのイ・ヨンジがMCを務めるバラエティ番組『用意したものは何もないけど』に出演。この番組では、イ・ヨンジとゲストのアイドルや歌手が酒を飲みながら本音で語り合う。泥酔したアイドルを見ることができたり、ほかの番組では聞きたくても聞けないようなことをイ・ヨンジが聞き出してくれたりと、人気の番組である。
イ・ヨンジはイェナに、「IZ*ONEのことを聞きたい」と話題を振った。IZ*ONE解散後、メンバーたちはそれぞれの活動を進めている。中には所属事務所の方針で、元メンバー同士が表舞台で気軽に交流ができないこともある。IZ*ONEの話題に触れることがややタブー視される中、IZ*ONE当時を振り返るイェナに注目が集まった。
イェナはIZ*ONEとしてデビューすることを誰も予想できなかったし、「私の人生であれほど価値のある経験はなかった」と振り返った。もともと一人でいることが苦手で、メンバーたちとの活動がとても恋しいという。その一方でソロ活動もとても幸せで、「自分がやるべきこととやりたいことに重点をおいていきたい」と今後の活動にも前向きな気持ちを語った。

「常に謙遜して、良いアーティストに成長し、皆さんにもっと素敵な音楽と舞台をお見せしたい」

ソロアーティスト新人部門のトロフィーと写るイェナ

2022年9月2日、イェナは『2022今年のブランド大賞』でソロアーティスト新人部門受賞を果たした。
この賞は国民による投票によってその年を彩ったブランドを選定し、表彰するイベントである。2022年にソロデビューしたイェナは、デビューミニアルバム『SMiLEY』が好成績をおさめ、2枚目のミニアルバム『SMARTPHONE』もそれを上回る成績を記録。46万4633人による投票の結果ソロアーティスト新人部門で受賞し、イェナは2022年を飾る最高のアーティストとして認定された。イェナは「常に謙遜して、良いアーティストに成長し、皆さんにもっと素敵な音楽と舞台をお見せしたい」と抱負を語った。
また、数々のバラエティ番組にも出演しているイェナは、バラエティアイドル女性部門も同時に受賞。2021年度に引き続き、2年連続の受賞である。歌手だけではない多様な才能を証明した。

チェ・イェナ(IZ*ONE)の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

音楽番組『M COUNTDOWN』でソロデビューミニアルバム『SMiLEY』が1位獲得

韓国では、ほぼ毎日音楽番組が放送されている。K-POPアーティストが新曲をリリースすると音楽番組に出演し、新曲を披露。各音楽番組で視聴者投票や売り上げ枚数などが集計され、その週の1位アーティストが発表される。すなわち音楽番組で1位を取ることは、そのアーティストの人気を証明することになる。IZ*ONEも2年半の間で、27冠を達成。誰もが認める人気グループとして知られることになった。
2022年1月17日にソロシンガーとして新たな道を進み始めたイェナ。デビュー曲の「SMILEY」はイェナの代名詞のような明るい楽曲で、リリース直後からチャートをかけあがる。デビューから約1か月後の2月10日に放送された音楽番組『M COUNTDOWN』で、念願の初1位を獲得。アンコールステージでは、前半に涙で声をつまらせるシーンもあったものの、後半にはトロフィーを掲げながら楽しそうに歌い切った。イェナの初1位獲得には、ファンだけでなく元IZ*ONEのメンバーからも祝福のコメントが寄せられた。

『少女の世界2』でドラマ初主演

和気あいあいとしたメイキング映像

新しいクラスでクラスメイトから多くの票を獲得して学級委員になるなど、順風満帆な高校生活をスタートさせたナリ。

しかし、学級委員として別のクラスとのもめごとに対応する中で、ことあるごとにナリに食ってかかるイケメンのスンハが現れます。

さらに、同じクラスで隣の席のチェニャンは、モデルのようなスタイルでモテモテながら、本人はいたって興味がなさそうな平和主義者。

ナリが個性派イケメンふたりに挟まれる一方で、ナリの推しアイドル・ウジョンと付き合っているミレの恋模様や、ひとりだけクラスが離れてしまったユナの葛藤など、さまざまなドラマが描かれていきます。

出典: prtimes.jp

2021年12月、韓国ストリーミングサイトでWebドラマ『少女の世界2』の配信がスタート。イェナはオ・ナリ役として初めての主演を務めた。
Webtoon漫画(縦スクロールの漫画)が原作のこのドラマは、高校生たちが繰り広げる恋愛ストーリー。ガールズグループWeeklyのジハンや、オーディション番組『PRODUCE 101 SEASON2』に出演していたユ・ソノなど、若者に人気のキャスティングに注目が集まった。

アヒルよりもアヒル口

アヒルのようにとがらせる口がチャームポイントで、自他ともに認めるアヒル顔のイェナ。ソロデビュー後にMCを務めたWebバラエティ番組『イェナは動物探偵』で、本物のアヒルよりもアヒル口だったことが発覚した。
この番組では、動物に関する好奇心をイェナが「動物探偵」として解消していく。その中で、かねてからアヒルに似ていると言われてきたイェナが果たして本当にアヒル口なのかという検証が行われた。検証には元IZ*ONEでソロシンガーとして活動するチョ・ユリも同席。本物のアヒルのくちばしとイェナのアヒル口をはかり、どちらが長いかを確認した。検証の結果、本物のアヒルのくちばしが3.5cmだったことに対し、イェナのアヒル口は4cm。比較のため測定したユリのアヒル口は2.5cmだった。イェナは「勝ったのに変な気分」と、肩を落とした。

makebelieveq4
makebelieveq4
@makebelieveq4

Related Articles関連記事

PRODUCE 48(PD48・プデュ48)のネタバレ解説・考察まとめ

PRODUCE 48(PD48・プデュ48)のネタバレ解説・考察まとめ

『PRODUCE 48(PD48・プデュ48)』とは、韓国のMnetと日本のAKB48グループ企画の、日韓同時放送のオーディション番組である。韓国で爆発的人気の『PRODUCE 101』の新シリーズかつ、世界で知名度のある『AKB48』のコラボということで放送前から日韓で話題であった。視聴者は「国民プロデューサー」と呼ばれ、その投票で96人の中から12人が選ばれる。そしてグローバルガールズグループIZ*ONE(アイズワン)としてデビュー出来るという企画である。

Read Article

IZ*ONE(アイズワン)の徹底解説まとめ

IZ*ONE(アイズワン)の徹底解説まとめ

IZ*ONE(アイズワン)とは、韓国と日本の合同プロジェクトによるグローバル女性アイドルグループである。 韓国のオーディション番組「PRODUCE 48」の視聴者投票で選ばれた韓国人9人と、日本人3人の12人で結成された。活動期間が限られており、2018年10月29日から2021年4月までの2年6か月の期間限定で活動している。 美しいビジュアルと華麗なフォーメンションダンスが人気の正統派アイドルグループである。

Read Article

歴代サバイバルオーディション番組(サバ番)まとめ

歴代サバイバルオーディション番組(サバ番)まとめ

サバイバルオーディション番組(サバ番)とは、主に韓国発のアイドルオーディション番組である。アイドルを目指す練習生たちが出演し、番組を通じてデビューするメンバーを選抜するというもので、選抜方法はプロデューサーやトレーナーによる判断や、視聴者投票によるものなどがある。日本でも『PRODUCE 101 JAPAN』や『Nizi Project』が放送されて社会現象を巻き起こした。

Read Article

目次 - Contents