明日から学校だから「ぼくのなつやすみ」で現実逃避
今日は8月31日。なんて憂鬱な日なんでしょう。学生の皆さん、夏休みの宿題は終わりましたか?終わった人も、そうでない人も、今日は去りゆく夏休みを思って「ぼくのなつやすみ」でもプレイしてみてはいかがでしょうか。
「ぼくのなつやすみ」とは?
2000年にPSで発売されたゲームです。
開発はミレニアムキッチン。
小学生の主人公「ぼく」が夏休みの一か月間を田舎に預けられます。
虫取りや宝探しなど、なんだか懐かしい田舎での夏休みを満喫するというゲームです。
PS、PSPなどで全4作品(移植版を除く)が発売された人気タイトルです。
究極のスローライフ!これぞ和風雰囲気ゲー!
世界を救うわけでもなく、怪奇現象を暴くでもなく、ただただのんびり田舎を満喫するこのゲーム。
「何が楽しいの?」と思う人も少なくないでしょう。
実際、このゲームは人を選ぶゲームだと思います。
わずか1ヵ月という短い期間の中で、近所のと友達と親睦を深めたり、キレイなお姉さんと仲良くなったり、あるいは一日山に籠って虫相撲したり…。
気が付けば1ヵ月が終わり、「ぼく」は家に帰っていく…。
そんなゲームですから、刺激的なゲームとは言えないでしょう。
しかし、実際に4作品まで続いた人気シリーズですから、ハマる人はハマっちゃいます。
夏休みが2度と来ないオッサンたちとか、幼少時代にど田舎で過ごした人たち。またはジャパニーズバケーションに憧れる外国人たちや、2学期開始に震えて現実逃避したい学生たち。
エンディングまでそこまで長いものではなく、難しいストーリーは皆無なので、何も考えずに息抜きしたいなんてときにはピッタリのゲームと言えるでしょう。
終わらない夏休み…恐怖のバグ
ぼくのなつやすみと言えば、定番のバクがあります。
そう、「8月32日」ですね。
なんのことかと言うと、PS版「ぼくのなつやすみ」であった有名なバグです。
本来であれば8月31日でエンディングを迎え、田舎から帰る「ぼく」なのですが、そのままありもしない8月32日を迎えられるというバグなのです。
「本当にそうだったらいいなぁ」なんて思ってしまいますが、このバグには世にも恐ろしい怪奇現象が待ち受けているのです。
いつもおいしいご飯を作ってくれていた家のお母さんがいなくなっていたり、それまでうるさかったセミの声が一切聞こえなかったり。
あげくの果てには誰もいない場所から声が聞こえてきたり…。
あくまでバグなので滅茶苦茶なことが起きても不自然ではないのですが、終わらない夏休みという如何にもホラーな雰囲気にぴったりだったため、本作をプレイしたことがない人でも知っているほど有名になってしまいました。
たまにはゆっくりスローライフを楽しもう!
以上、懐かしのゲーム「ぼくのなつやすみ」でした。
大人になると1ヵ月もの長期休みなんてなかなかないですから、せめてゲームの中ではゆっくりと夏休みを楽しみたいですね。
もっとも、実際に1ヵ月もあんな田舎に放り込まれても、すぐに飽きてしまいそうですが…。
新学期に震える学生も、終わらない社畜の日々に苦しむオッサンも、
ゲームの中ではのんびりスローライフを楽しんではいかがでしょうか?
ぼくのなつやすみ ポータルサイト プレイステーション® オフィシャルサイト
www.jp.playstation.com
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