マニアックなムーミンの裏設定・都市伝説・トリビアまとめ

ムーミンとは、フィンランドの女性作家トーベ・ヤンソンの「ムーミン・シリーズ」と呼ばれる一連の小説や絵本、およびをそれを原作としたアニメなどの作品の総称である。日本でも愛されているムーミンだが、ムーミンにはさまざまな恐ろしい裏設定や都市伝説がある。ムーミンにまつわる都市伝説は、ムーミン谷は核戦争後の世界だったというものや、ムーミンは放射線によって突然変異したミュータントであるなど、ムーミンのほのぼのとしたイメージを覆すものばかりだ。

ムーミンの概要

ムーミンとは、フィンランドの女性作家トーベ・ヤンソンの「ムーミン・シリーズ」と呼ばれる一連の小説や絵本、およびをそれを原作としたアニメなどの作品の総称である。また、本送品に登場する架空の種族であり、主人公の名前でもある「ムーミントロール」の愛称でもある。原作にムーミンが初めて登場するのは、1945年にスウェーデン語で著された『小さなトロールと大きな洪水』である。日本では、1969年から1970年にかけて初めてテレビアニメ『ムーミン』が放送された。また、1972年にも『ムーミン』(番組表によっては『新ムーミン』表記)が放送されている。1990年からは、平成ムーミンとも称される『楽しいムーミン一家』が放送された。

日本でも愛されているムーミンだが、ムーミンにはさまざまな恐ろしい裏設定や都市伝説が存在している。

ムーミン谷は核戦争によって滅亡した後の世界説

有名な都市伝説として、ムーミンは世界を巻き込んだ核戦争後を描いたもので、既に人類は死滅しているというものがある。作中には奇妙な生物がたくさん登場し、霊的なものが多いので、そういう話が出来上がったのかもしれない。
また、ムーミンたちは核戦争で焼けただれた人間のなれの果てではないのかという噂も存在する。一方で、スナフキンは核戦争で唯一生き残った人間であり、核戦争という人類の過ちの結末を見届ける宿命を背負っているのではないのかという噂もある。
ムーミンが世に出たのは、1945年。奇しくも第二次世界大戦の終了、広島と長崎に原爆が落とされた年である。

ムーミンアニメ絶頂期の『楽しいムーミン一家』はコナン説

1969年版の『ムーミン』が非公式となったため、今でも世界的認知度があるのは、その後に放送された『楽しいムーミン一家』となっている。
『楽しいムーミン一家』で主人公のムーミンの声を担当したのは、高山みなみだった。人気推理アニメ『名探偵コナン』の江戸川コナン役で知られている声優である。

ムーミンにタバコが多く登場するのは原作者が愛煙家であるため

ムーミン作品の中には、タバコが多く登場している。ムーミンパパはもちろん、当初はスナフキンもタバコを咥えているシーンが多くあった。
理由としては、原作であるトーベ・ヤンソンがタバコとお酒を好んでおり、作品を執筆中にタバコを吸っていたり、お昼間からお酒を飲むことが多かったためだと考えられている。しかし子供向けの作品であるために、時代とともにタバコの描写はなくなっていった。

1979年制作の『ムーミン』のパペットアニメーションがある

1979年に制作されていたムーミンは、パペットアニメーションだった。このパペットアニメーションは、ポーランドで作られており、原作者であるトーベ・ヤンソンが最も気に入った作品だったらしい。全78話。

山形駅前でタクシーに「ムーミン谷まで」と言うとムーミンの家に行ける説

山形駅前でタクシーを拾い、運転手に「ムーミン谷まで」と言えば、ムーミンの家や、スナフキンのテントに連れて行ってくれるという都市伝説がある。

山形県にムーミンが出現する説

山形県山形市の国道348号と山形新幹線が交差する周辺には、ムーミンやニョロニョロが出現するという都市伝説がある。また、この付近にあるトンネル内の壁には、ムーミンやスナフキンの絵が浮かび上がるという噂がある。

ムーミンの身長は10センチ程度

出典: prcm.jp

ムーミンの身長は10センチ程度とされている。原作者である女性作家トーベ・ヤンソンによると、ムーミンの身長は電話帳くらいのサイズとのことなので、サイズとしては10cm~25cm程度なのだろう。
しかし、コミック版を見ると、矛盾が生じるためか、植物との比較で分かるように人間と変わらない背丈であることになってる。アニメ版でも人間と変わらない背丈の設定であった。

ムーミンの正体は突然変異のミュータント説

ムーミン一家の正体は、「ムーミントロール」という妖精ではなく、カバが放射能の影響で知能を持ってしまった、突然変異のミュータントという都市伝説が存在する。また、戦争で焼けただれた人間がムーミンになるという説もあるらしい。

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