ねこ、はじめました(漫画)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ねこ、はじめました』とは、2015年から少女雑誌『ちゃお』にて連載されている環方このみの漫画で、単行本の発売やボイスコミックも制作されている。交通事故に遭ってしまった主人公で男子高校生の和代尚は、たまたま近くにいた野良猫と中身が入れ替わってしまう。同じ学校に通っている野山チカに拾われニャオと名付けられた尚は、チカのペットとしての生活が始まる。猫になったからこそ知ることができた猫社会の厳しさや猫のしぐさ、人間と猫の違いなどが面白おかしく描かれている大人気コメディー作品である。

チカの高校の同級生で友人の女子高生。

山縣 叶太(やまがた かなた)

チカの幼馴染でチカからは「カナちゃん」と呼ばれている。暗殺者と思わせるほどの鋭い視線をしていることから、街中を歩いているだけで周囲の動物から避けられてしまっている。チカからニャオを預かった際に、ニャオと二人きりになり無類の猫好きが判明する。

アパートの大家

チカが住むアパートの大家でチカの母親の友達でもある。いつもテンションが高く、ニャオが部屋を抜け出して遭遇してしまった際にはよくニャオに絡んでくる。ニャオをかわいがってはいるが、ニャオが「ネコ先輩」と呼んでいるトムとの区別がついておらず、ニャオが抜け出していたとトムをチカの部屋に届けたこともある。

店の店長

落武者のような髪型をしている男性でチカがアルバイトをしているカフェの店長。公園のベンチでチカのドジに悩んでいる姿をニャオが目撃している。

尚とニャオの知人

佐藤(さとう)

尚のクラスメイトで眼鏡をかけている男子高校生。無口なのでお金を借りた時以外は尚はほとんど話したことがなかった。路上でギターを演奏しているところにニャオの姿の尚が遭遇する。自分の曲に合わせて楽しそうに鳴くニャオを「相棒」と呼んでいる。深刻な顔をしながらギターを弾いていた際に、見知らぬ男性からギターの弾き方を指摘されたことがきっかけで、ギターへのこだわりを捨てる。実は作詞作曲が出来る。

竹河(たけかわ)

尚のクラスメイトの女子。不吉な予言を的中させることで有名になっているが、実は危険予測が得意なだけだった。尚も交通事故に遭うことを予言されていた。

トム/ブチャ/ネコ先輩

よその家の飼い猫でチカの家の近所に住んでいる、ニャオにとってのネコ界の先輩である。大家からは「ブチャ」と呼ばれていて、ニャオに少しだけ顔が似ている。目つきが悪いためニャオは嫌われていると感じていたが、実はニャオのことがすごく好きだった。本当の名前を知らない尚からは「ネコ先輩」と呼ばれている。

マカロン/子ネコ先輩

チカの知り合いが飼っている猫で、たまにチカが預かるやんちゃな性格の子猫。ニャオよりも年下のいたずら好きの子猫なのだが、ニャオは猫界での先輩であると感じていた。そのため尚は「子ネコ先輩」と呼んでいる。

チュータ

1歳の柴犬のオスで、迷い犬だった。ボールと猫が大好きなため、ばったり会ってしまったニャオは一瞬で懐かれてしまう。近くにいた人の手によって無事飼い主へと返された。

『ねこ、はじめました』の用語

交通事故

交通事故にあったことが原因で、尚は近くにいた野良猫と中身が入れ替わってしまう。偶然にもチカに拾われた尚は、ニャオという名前の猫としての生活を送りながら人間に戻る方法を探す日々が始まるのだった。

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