バビル2世(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『バビル2世』とは、『週刊少年チャンピオン』にて1971年から1973年にかけて連載された横山光輝によるSF漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。宇宙人の遺産「バベルの塔」と三つのしもべを継承した少年・バビル2世が、世界征服を目論む悪の超能力者ヨミと死闘を繰り広げる。手に汗握る超能力バトルの先駆けとなり、後世の作品に多大な影響を与えた。圧倒的な力を持ち非情さも覗かせる主人公に対し、組織力と不屈の精神で挑むヨミのカリスマ性も評価が高い。能力者アクションの金字塔である。

『バビル2世』の概要

『バビル2世』とは、『週刊少年チャンピオン』にて1971年7月5日号から1973年11月12日号にかけて連載された横山光輝による少年漫画、およびそれを原作としたアニメ作品である。
はるかな昔、地球に不時着して帰れなくなり住み着いた宇宙人・バビル。彼が残した遺産・バベルの塔と三つのしもべを受け継いだ超能力者・浩一が、世界征服を企む悪の超能力者・ヨミと戦う物語であえる。

本作は、遥か昔に地球に不時着した宇宙人・バビル1世の遺産を受け継いだ少年・バビル2世と、世界征服を企む悪の超能力者・ヨミとの死闘を描いたSFアクションの金字塔である。3つのしもべ(ロプロス、ポセイドン、ロデム)を従えて戦う設定や、手に汗握る超能力バトルは当時の読者を熱狂させた。当初は短期連載の予定であったが、圧倒的な人気により長編化され、横山光輝が再びSF作品を精力的に執筆する転機となった。

作者自身が「好きな作品」として必ず名を挙げており、後世の能力者バトル漫画の先駆けとなった作品である。敵役であるヨミの不屈の精神やカリスマ性も高く評価されており、世代を超えて愛され続けている。

アニメは1973年版と2001年版のテレビアニメ、1992年のOVAがある。1973年版はNET(現:テレビ朝日)系列にて、1973年1月1日から9月24日まで全39話が放送された。最新科学装備を誇る「バビルの塔」を拠点に、正義の超能力者バビル2世が悪の超能力者ヨミと戦う物語である。
原作との大きな違いは、主人公・浩一が育ての親である古見一家と心ならずも別れたという悲劇的な設定にある。特に浩一を慕う従姉妹・由美子との「すれ違い」の描写がドラマ性を高めた。第27話以降は舞台を北海道の牧場へと移し、主人公の服装やサブキャラクターを一新する新展開が描かれた。
2001年版は、2001年10月6日から12月29日までテレビ東京の深夜枠にて全13話が放送された。原作をベースにしつつも、主人公の苗字が神谷に変更されるなど、独自の解釈が加えられた一作である。病院経営者の古見泰造のもとで育てられた浩一が、自身の運命に目覚めていく姿を描く。
OVAは原作の第2部までのストーリーを抜粋し、最終決戦はオリジナルストーリーとしている。

『バビル2世』のあらすじ・ストーリー

「バビル2世」の誕生

平凡な中学生であった山野浩一は、ある時から自分にしか聞こえない不思議な電波を感じ取るようになる。その正体は、遥か昔に地球に不時着した宇宙人バビル1世が遺した「バベルの塔」が発する呼び声であった。塔のコンピュータによって正当な後継者として認められた浩一は、伝説の「バビル2世」へと覚醒。超人的な知能と体力、そして様々な超能力に加え、塔が管理する「三つのしもべ(ロデム、ロプロス、ポセイドン)」を従える主人となった。

一方、同じくバビルの血を引きながら、塔に拒絶された過去を持つ男・ヨミは、強大な超能力と軍事力を駆使して世界征服を目論んでいた。バビル2世は、この巨悪の野望を阻止するため、人知れず孤独で過酷な戦いに身を投じていく。

『バビル2世』の登場人物・キャラクター

主要人物

バビル2世

出典: www.amazon.co.jp

バビル2世(山野浩一)

CV:神谷明(1973年版)/鈴村健一(2001年版)/草尾毅(OVA)

本名:山野浩一(※アニメ版では古見/神谷と名字がそれぞれ異なる)。
宇宙人バビルと同じ力を持ち、後継者とされた主人公。宇宙人バビルの血を引いており、強大な超能力と知力を持つ。三つのしもべを従え、地球の平和を乱すヨミと過酷な死闘を繰り広げる。

ヨミ

出典: futabanolog.net

ヨミ

CV:大塚周夫(1973年版)/麦人(2001年版)/大塚明夫(OVA)

世界征服を目指す悪の帝王。バビル2世の敵。
バビル2世と同じくバビルの末裔であり、同等の超能力を持つ。強大なカリスマ性で多くの部下を従え、幾度倒されても復活してはバビル2世の前に立ちはだかる。

バビル2世の関係者

由美子(ゆみこ)

CV:野村道子(1973年版)/菊地祥子(2001年版)

浩一の同級生(アニメ1作目では従姉妹)。行方不明になった浩一を案じ、負傷して戻った彼を介抱した。浩一が唯一心を許せる日常の象徴的な存在である。

五十嵐(いがらし)

CV:北村弘一(1973年版)

国家保安局局長。バビル2世からヨミの世界征服計画を知らされ、新聞の暗号広告を通じて連絡を取り合いながら、公的機関の立場から協力を行う。

伊賀野晋作(いがの しんさく)

CV:富田耕生(1973年版)

国家保安局の調査員。最初はバビル2世を疑っていたが、共に死線を越える中で彼の超能力を認め、友情を感じる良きパートナーへと成長していった。

三つのしもべとコンピューター

初代バビルが残したバビル2世に絶対服従する遺産と、バベルの塔を管理する高性能コンピュータ。

ロデム

出典: seesaawiki.jp

ロデム

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@shinotaroi8

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