アンドレ・キャメル(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
アンドレ・キャメルとは、『週刊少年サンデー』の人気推理漫画及びそれを原作としたTVアニメ『名探偵コナン』の登場人物。
FBI捜査官として、犯罪集団である黒の組織を追っている人物である。
ドライビングテクニックの腕前が優れており、FBI捜査官であり優秀なスナイパーである赤井秀一(あかいしゅういち)からもその技術の高さを買われている。
アンドレ・キャメルの概要
アンドレ・キャメルとは『週刊少年サンデー』の推理漫画『名探偵コナン』、及びそれを原作としたTVアニメ『名探偵コナン』の登場人物。
FBI捜査官として在籍しており、ドライビングテクニックにおいては随一の腕前を持っている。
FBIとは、アメリカ合衆国の警察機関であり、国内治安の維持やテロ、スパイなどを取り扱う連邦捜査局である。
捜査官になるには、アメリカ国籍や厳しい審査基準である試験を突破しなければならない。
そんなFBI捜査官として、日本に渡り活動をしていることを踏まえるとFBIの中でも優秀な人材である。
謎の犯罪集団である黒の組織を、FBI捜査官であり優秀なスナイパーである赤井秀一(あかいしゅういち)/沖屋昴(おきやすばる)/諸星大(もろぼしだい)と共に追っている。
優秀なFBI捜査官でありながら性格はおっちょこちょいな一面もあり、様々な場面でうっかり口を滑らせて敵に情報を与えてしまうなど、危機迫る場面も描かれている。
FBI捜査官であるジェイムズ・ブラックとジョディ・スターリングと共に黒の組織を追っている。
アンドレ・キャメルのプロフィール・人物像
年齢:27歳(独身)
性別:男
国籍:ドイツ系の血を受け継いでいる
見た目:人相が悪い
性格:温厚で優しい
趣味:筋トレ
CV:梁田清之(やなだきよゆき)
FBI捜査官として、日本で活動している。
赤井秀一/沖屋昴/諸星大にドライビングテクニックを買われており、共に任務を遂行することが多い。
しかし、様々な場面において口を滑らせてしまったり、事件に巻き込まれてしまったりと失態が多い人物である。
赤井秀一が黒の組織にコードネーム・ライとして潜入捜査を行なった際にも、変装した黒の組織に話しかけてしまうといった失態を行なっており潜入捜査は失敗。
さらには、赤井秀一が組織潜入の為に交際し始めた宮野明美(みやのあけみ)/広田雅美(ひろたまさみ)が組織の手によって殺害されるキッカケを作ってしまう。
宮野明美とは、組織の毒薬「APTX4869(アポトキシン4869)」の開発者である宮野厚司(みやのあつし)、その妻・宮野エレーナ(みやのエレーナ)の娘である。
妹は、両親同様に薬の開発者である灰原哀(はいばらあい)/宮野志保(みやのしほ)。
宮野志保とは違い開発には関わっていなかった宮野明美は、基本的に一般人と同じように暮らしていた。
そんな宮野明美は、アンドレ・キャメルが、変装をした黒の組織に口を滑らせてしまう失態により、組織から殺害の標的にされてしまった。
以上のことからアンドレ・キャメルは、赤井秀一に対しての負い目がある。
しかし、その後も失態は続きおっちょこちょいキャラとして描かれている場面が多くある。
アンドレ・キャメルの来歴・活躍
初登場
アンドレ・キャメルの初登場は、漫画497話の赤と黒のクラッシュである。
黒の組織に所属している水無怜奈(みずなしれな)/本堂瑛海(ほんどうひでみ)/キールを確保することに成功した主人公である工藤新一(くどうしんいち)/江戸川コナン(えどがわコナン)とFBIは負傷した水無怜奈を病院で見張っていた。
しかし、敵であるFBIに捕らえられた水無怜奈を黒の組織が見逃すはずはなかった。
水無怜奈を確保した際に、バイクでの転倒により意識不明となっていることが判明している為、病院にスパイを送ったのだ。
FBI側も、杯戸中央病院に極秘入院させて24時間、監視していた。
そんな中、組織のスパイとして送り込まれた楠田陸道(くすだりくみち)により、水無怜奈の極秘入院している病院が組織に伝わってしまう。
FBIは何とか組織に気づかれず、水無怜奈を他の病院に移動させられないか模索する。
そんな中、FBIの追加増員として派遣されて任務に加わったのが、アンドレ・キャメルだった。
アンドレ・キャメルは、強面の見た目と冷静な口調により、赤井秀一と共に最初から任務に取り組んでいるFBIのジョディ・スターリングは不審感を抱く。
「ここから、トンズラする時には言ってくださいよ。ドライブテクには自信があるのでね。」と不敵な笑みを浮かべたのだった。
運転技術(ドライブテク)
アンドレ・キャメルの運転技術が判明したのが、漫画498巻、赤と黒のクラッシュでの出来事である。
登場当初から、アンドレ・キャメル自身も運転技術について、自信があると明言していた。
指揮官であるジェイムズ・ブラックに黒の組織のスパイである楠田陸道から花束が届いた。
そして江戸川コナンは、その花束からの音に気づいた。
その音の正体は、爆弾であることを赤井秀一が突き止めた。
爆弾を解体するには困難であるため、爆弾を集めて人気の無い場所で爆発させた方がいいのではないかと赤井秀一は提案する。
同意した指揮官であるジェイムス・ブラックにジョディ・スターリングは爆弾をゴミ処理場に移動し処理することに手を上げる。
「はたして、時間内にたどり着けますかね?」とアンドレ・キャメルが笑みを浮かべながら口を挟む。
爆弾のタイムリミットは30分、さらに組織の思惑により3つの事故が同時に発生しており道は大渋滞を起こしていたのだ。
アンドレ・キャメルは、自分であれば付近の道に精通しており的確にナビを務めることができると提案した。
1秒でも時間が惜しいと判断したジェイムズ・ブラックは、ジョディ・スターリングとアンドレ・キャメル2人で爆弾を処理することを指示した。
車に乗りこんだジョディ・スターリングはハンドルを握ってアンドレ・キャメルからナビをされていたが、渋滞に巻き込まれてしまう。
しかし、渋滞に巻き込まれてしまったのは、アンドレ・キャメルの思惑だった。
理由をつけて、ジョディ・スターリングを車外に誘導し、ハンドルを奪うことに成功したアンドレ・キャメルは、車を発進させたのだ。
アンドレ・キャメルが車を走らせた方向は、ゴミ処理場とは真逆の方向だった。
ジョディ・スターリングが問いただすと、時間的にゴミ処理場は無理なので人気のない場所に行くことを伝える。
強引な車線変更とUターンで渋滞を回避してスピードアップする。
オープンカーの屋根を開けると、アンドレ・キャメルはハンドルをジョディ・スターリングに預けて立ち上がる。
そのまま爆弾を川の方向へ投げ入れると、爆弾は爆発した。
その光景を見たジョディ・スターリングは上司のジェイムズ・ブラックに爆弾を処理したことを伝える。
ジョディ・スターリングを褒めるジェイムズブラックに「いえ、褒めるならキャメル捜査官を。彼のドライブテクがなかったらどうなっていたか…」と伝える。
その言葉を聞いてアンドレ・キャメルは不敵な笑みを浮かべた。
失態
ジョディ・スターリングの知り合いで杯戸小学校の教師をしている澁谷夏子(しぶやなつこ)が事件の被害者となっていた。
江戸川コナンと共に事件を解いていく。
その最中、江戸川コナンの居候先である毛利(もうり)探偵事務所の下にある喫茶ポアロの店員である安室透(あむろとおる)/降谷零(ふるやれい)/バーボンが登場した。
被害者である澁谷夏子にストーカー被害の相談を探偵として受けていたことから、現場に立ち入った。
アンドレ・キャメルとジョディ・スターリングは黒の組織の一員である安室透に対して警戒心を募らせつつ、江戸川コナンと共に澁谷夏子の事件を解決へと導く。
事件解決後、意識を取り戻した澁谷夏子の病院へと到着したアンドレ・キャメルと同時に、安室透の車も同じ場所に停車した。
警戒心を強めながら、「何をしにきた?」と問う。
安室透は、自身のクライアントであることと「君ならうっかり口を滑らせてくれそうだから…。」と呟いた。
楠田陸道のことについて尋ねた安室透に対して、「知らない」と答えるアンドレ・キャメル。
しかし、安室透は楠田陸道の説明とともに「君のような下っ端捜査官には、おりてこない情報ってことですね。」と煽るような言葉を発した。
その言葉に「我々は、常に情報を共有して…」と言い返すアンドレ・キャメルに「何してるの?」とジョディ・スターリングが会話を遮った。
ジョディ・スターリングに腕を引かれながら安室透から離れたアンドレ・キャメルの姿を見て諦めて帰宅する安室透。
その姿を横目に、楠田陸道のことを話してないかと確認するとアンドレ・キャメルは「奴が車の中で拳銃自殺したなんてこと、口が裂けても漏らしたりしていません。」と伝える。
ジョディ・スターリングは「そう…、ありがとう。」と呟き、姿を消す。
そのジョディ・スターリングは、組織の一員であるベルモットの変装だった。
楠田陸道の拳銃自殺をベルモットが安室透に伝えると、全てを見破ったような笑みを浮かべたのだ。
この件により、殺害されたように偽装している赤井秀一の存命が疑われることになった。
アンドレ・キャメルの関連人物・キャラクター
赤井秀一(あかいしゅういち)/沖屋昴(おきやすばる)/ライ
赤井秀一CV:池田秀一
沖屋昴CV:置鮎龍太郎
FBI捜査官であり、優秀なスナイパーである。
MI6(イギリス秘密情報機関)に所属しており、生存不明となっている赤井務武(あかいつとむ)と妻であり同じくMI6に所属しているメアリー・世良(メアリーせら)の長男。
兄弟は、弟の羽田秀吉(はねだしゅうきち)はプロの棋士であり、妹は、自称女子高生探偵を名乗っており、主人公の幼馴染・毛利蘭(もうりらん)と同じ帝丹高校に通っている世良真純(せらますみ)。
メアリー・世良の妹である宮野エレーナは叔母であり配偶者の宮野厚司は叔父。
宮野エレーナの娘である宮野明美/広田雅美と宮野志保/灰原哀は従兄弟になる。
宮野エレーナと宮野厚司は、黒の組織の研究員で劇薬であるAPTX4869の開発責任者である。
宮野エレーナと宮野厚司の死後は、娘である宮野志保が研究を受け継いでいた。
瞳の色はグリーンで、母からの遺伝である目の下のクマが印象的。
父である赤井務武が生死不明となった事件について調べる為に、FBI捜査官となった。
黒の組織に潜入捜査をするために、当時恋人であったジョディ・スターリングとの別れを決意。
宮野明美との交際を開始し、黒の組織にライとして潜入に成功する。
しかし、アンドレ・キャメルの失態により、組織に素性がバレてしまい、潜入は失敗。
本当に恋心を抱いていた宮野明美は、組織の手により暗殺されてしまう。
スナイパーとしての腕は、かなりのものであり、黒の組織からも「シルバーブレッド(銀の弾丸)」として恐れられている。
楠田陸道の死体を利用し、同じく組織に潜入しているCIA諜報員、水無怜奈に殺害されたように装っている。
その後は、江戸川コナンや発明家である阿笠博士(あがさひろし)の力を借り、工藤新一宅で沖屋昴として大学生として密かに暮らしながら組織を追っている。
ジョディ・スターリング
CV:一城みゆ希
幼少期CV:冬馬由美
28歳、独身。
FBI捜査官であり、拳銃の腕が良い。
両親が殺害された時に「A secret makes a woman woman.(女は秘密を着飾って美しくなるのよ)」という言葉を聞いている。
その言葉を頼りに、両親を殺害した犯人を見つけるために、FBIに入った。
「A secret makes a woman woman.(女は秘密を着飾って美しくなるのよ)」は、黒の組織の幹部であるベルモットの口癖であることから、犯人はベルモットだと推測されている。
ジェイムズ・ブラックと共に日本に潜入して捜査を行っており、後にアンドレ・キャメルと共に行動している。
日本に潜入する際、主人公の工藤新一、幼馴染の毛利蘭が通う帝丹高校に、英語教師ジョディ・サンテミリオンという名で潜入した。
推理力が優れている江戸川コナンを信頼している。
赤井秀一が黒の組織に潜入するまで、恋人関係であり、任務のために交際を終了したことから、赤井秀一に対しての想いは密かに抱いたままである。
ジェイムズ・ブラック
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諸伏高明(もろふしたかあき)とは『名探偵コナン』の登場人物。長野県警刑事部捜査一課の警部。知的な見た目通り推理力に優れており、知識も豊富。『三国志』に登場する賢人が残した教訓や中国の故事などを好んで用いる。そのため、同僚の大和勘助(やまとかんすけ)警部からは「コウメイ」というあだ名で呼ばれている。一見冷静沈着に見られる高明だが、推理に入ると周りが見えなくなるほど没頭し、一度決めたら危険をも顧みずに突き進むという一面も持っている。名前の由来とモデルは『三国志』に登場する軍師・諸葛亮孔明。
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赤井秀一/沖矢昴(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
赤井秀一(あかいしゅういち)/沖矢昴(おきやすばる)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、FBIの捜査官。狙撃の名手で有効射程距離は1300ヤード。赤井務武・メアリー世良夫妻の長男で、羽田秀𠮷と世良真純の兄。ジークンドーの達人で、得意技はフィンガージャブ。いつも黒いニット帽を被っていて、口癖は「50:50(フィフティ・フィフティ)」。ブラックコーヒーとバーボンウイスキーを愛飲している。ヘビースモーカーで左利き。
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工藤優作(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
工藤優作(くどう ゆうさく)とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、「黒ずくめの組織」の毒薬によって幼児化し江戸川コナンになった工藤新一(くどう しんいち)の父親である。世界的に有名な推理小説家で、代表作『闇の男爵(ナイトバロン)』シリーズなどで世界的ヒット作を数多く生み出している。江戸川コナン以上の優れた推理力と知識の持ち主であり、今まで江戸川コナンは推理で一度も工藤優作に勝った事は無い。
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キュラソー(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
キュラソーとは、青山剛昌による推理漫画『名探偵コナン』の劇場版第20作目『名探偵コナン 純黒の悪夢』に登場するゲストキャラクター。映画公開まで”謎の女”として名前が伏せられていた。黒の組織のNo.2”ラム”の右腕であり、高い身体能力と並外れた記憶能力を持つ情報収集のスペシャリスト。本名や国籍は不明で、銀髪のロングヘアーとオッドアイが特徴。任務中に記憶喪失になり少年探偵団と出会ったキュラソーは子供たちと接しているうちに心変わりする。最後には組織を裏切り少年探偵団のみんなを守るために命を落とす。
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宮野エレーナ(名探偵コナン)の徹底解説・考察まとめ
宮野エレーナとは、『週刊少年サンデー』の漫画『名探偵コナン』、及びそれを原作としたTVアニメ『名探偵コナン』の登場人物。主人公の工藤新一を幼児化させた薬「APTX 4869」の開発担当者で、灰原哀/宮野志穂の母親だ。世間からは、ヘル・エンジェル(地獄に堕ちた天使)と呼ばれている。 物語開始時点では故人だが、物語の鍵を握る重要人物として、さまざまな登場人物の回想に登場する。事故に巻き込まれて死亡したが、遺体が不明だったとされており、読者の間では、もしかしたら生きているのではと考察されている。
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目次 - Contents
- アンドレ・キャメルの概要
- アンドレ・キャメルのプロフィール・人物像
- アンドレ・キャメルの来歴・活躍
- 初登場
- 運転技術(ドライブテク)
- 失態
- アンドレ・キャメルの関連人物・キャラクター
- 赤井秀一(あかいしゅういち)/沖屋昴(おきやすばる)/ライ
- ジョディ・スターリング
- ジェイムズ・ブラック
- 江戸川コナン(えどがわコナン)/工藤新一(くどうしんいち)
- 宮野明美(みやのあけみ)/広田雅美(ひろたまさみ)
- 水無怜奈(みずなしれな)/本堂瑛海(ほんどうひでみ)/キール
- ベルモット/シャロン・ヴィンヤード/クリス・ヴィンヤード
- 降谷零(ふるやれい)/安室透(あむろとおる)/バーボン
- アンドレ・キャメルの名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 「ドライブテクには自信がありますので…。」
- 「あ…赤井しゃん…!」
- 「歯を食いしばって捕まっといてください」
- 「ここに居てはいけない」
- アンドレ・キャメルの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 名前の由来
- 作者お気に入りのアンドレ・キャメル
- 黒の組織のメンバー「ウォッカ」との類似性