太閤立志伝IV(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『太閤立志伝IV』とは、2001年にコーエーから発売されたリコエイションゲーム。豊臣秀吉の立志出世をテーマにした太閤立志伝シリーズの第4作にあたる。本作からカード制が導入されたことで自由度が大幅に上昇し、秀吉のみならず600人もの武将でのプレイが可能となった。主人公を示す札のほか技能や称号もカード化され、個人戦や合戦もカードバトル形式を採用している。多彩な歴史イベントや複数シナリオなども搭載されている。

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武士以外のプレイスタイル

武士のほかにも、商人や忍者、あるいは浪人としての活動が可能である。商人の場合は各町の座から段階的に昇格を重ねて自らの店を持ち、販路拡大や御用商人としての権益を得られる。一方の忍者は、里の鍛錬場で修業して階級を上げ、実績に応じて上位の忍びへと昇進していく。商人や忍者から武士へ転身することも可能だが、その場合は勲功が通常の半分になる制限などが設けられている。

戦闘

戦闘における特殊カード

個人戦や合戦の双方において戦闘を有利に進めるための特殊カードが存在する。通常の攻撃より先に行動できる「赤カード」、攻撃の後に効果が出る「青カード」、場に留まり持続的な効果を発揮する「橙カード」、そして合戦時に用いる「桃カード」があり、条件を満たすことで自動発動するものも含まれる。

個人戦

道場での指導や辻斬り、さらには移動中の野盗襲撃などによって発生する。剣術の熟練度に応じて手札の枚数が変化し、プレイヤーは最大3枚までの攻撃カード、あるいは特殊カードや防御を選択して戦う。お互いの数字の合計や、特定の組み合わせである「コンボ」の強弱によって勝敗が決定し、どちらかの体力が尽きるまでターンが進行する。

野戦

軍団長としての陣形決定や戦況確認を経て開戦する。騎馬隊による突撃や鉄砲隊の射撃など、部隊の兵科に応じた攻撃方法を選択し、天候や攻撃対象の選択が戦局を左右する。個人戦と同様にカードの強弱を競うほか、同じ数字の並びである「三揃」や連続した数字の「三連」といった役が存在し、秘策や待機などを駆使しながら敵軍団長の撃破を目指す。

攻城戦

基本ルールは野戦に準ずるものの、陣形選択はなく、攻撃側が守備側の本隊にたどり着くには周囲の4部隊を打ち破る必要がある。また、30日という日数制限が設けられており、城の防御度を削りきることや守備側からの和睦受け入れなどによって勝敗が決する仕組みとなっている。

PS2版以降の変更点

PS2版およびPSP版への移行に際して、羽柴秀吉が織田家へ仕官する以前を扱うシナリオや、多彩な主人公カードなどの各種カードが新たに追加された。パソコン版では内政や修業の際に毎回実施が必須だったミニゲームについて、優秀な成績を何度か収めることで省略が可能になる便利なカードが導入されている。

また、収集したカードの枚数が一定数に達すると、新たなシナリオをはじめ、音楽鑑賞モード、ミニゲーム練習モードなどの各種モードが解放される。さらに、ゲーム開始時に能力値を変更しお気に入りのカードを5枚所持した状態で始められる武将エディット機能も利用できるようになった。

商人や忍者といった非武士のプレイスタイルにおける正規エンディングの数も充実し、史実に基づくものから、結婚後に妻が愛想を尽かして家を出てしまうような架空のイベントまで、多数の新規イベントが盛り込まれている。加えて、一部のミニゲームの差し替えが行われるなど、全体的な遊びやすさとボリュームが向上している。

『太閤立志伝IV』の登場人物・キャラクター

キャラクターカードを集めることで、武士、忍者、商人など約600人のキャラクターが操作可能になる。

主人公として選択できる主な武将

木下 藤吉郎(きのした とうきちろう)

1560年開始
織田家の足軽組頭から出発し、ねねとの結婚や墨俣一夜城の築城、美濃の有力者たちの調略を経て稲葉山城を攻略し、岐阜の命名や上洛を成し遂げる。
1570年開始
部将に出世したのち、浅井家の裏切りやドクロ酒のエピソード、三方ヶ原の戦いを乗り越えて今浜城主へと任じられる。

羽柴 秀吉(はしば ひでよし)

1577年開始
播磨を拠点とする国主として荒木村重や別所長治の謀叛を鎮め、近畿平定から中国攻めに挑む最中、本能寺の変を経て山崎の合戦や賤ヶ岳の戦いに勝利し、織田家の実権を握っていく。
1584年開始
天下人として小牧・長久手の戦いで徳川家康と対峙し、のちに織田信雄との和睦や家康の来訪を迎えて政治的決着をつける。

織田信長(おだ のぶなが)

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