劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-Xのネタバレ解説・考察まとめ
『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』とは2019年に公開されたアニメ映画作品である。興行収入は3億1900万円を記録している。
テレビシリーズ『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』で、主人公のシンカリオン運転士・ハヤトがキトラルザスという種族から人類を守った半年後が舞台である。
ハヤトは家族旅行で北海道を訪れ、そこでゴジラと遭遇して戦う。しかし、戦いの中で謎の光に飲み込まれて意識を失い、次に目覚めたハヤトは謎の少年に遭遇する。
シンカリオン
巨大怪物体に対抗すべく、新幹線超進化研究所で開発された新幹線変形ロボットの通称。
日本各地を走る新幹線を基に最新のテクノロジーを駆使して作られている。
「適合率」と呼ばれる数値が一定値以上の人物でないと動かすことができない。運転士が専用のスーツを着て搭乗することで、自身の体の動きに連動してシンカリオンを動かす。
合体
トリニティー合体
N700みずほ、700のぞみ、700ひかりレールスターの3機からなるシンカリオン700シリーズによる合体システム。
3機が合体することで「シンカリオン トリニティー」に変形する。シンカリオン3機が合体することで、それぞれの運転士にかかる負担を軽減し、長時間の運転を可能にした。
オーバークロス合体
オーバークロス合体機構を持つ特定のシンカリオンと基本的構造のシンカリオンが合体するシステム。頭部・両腕・腹部・脚部はオーバークロス合体機体の部品、胸部・下腹部・大腿部は合体相手の部品となる。オーバークロス合体した時の表記もクロス合体の時同様に「×(クロス)」となる。
劇場版では、ブラックシンカリオン紅とブラックシンカリオン オーガ、E5MkⅡとALFA-Xがオーバークロス合体する。
組織
新幹線超進化研究所
シンカリオンの開発・運用と巨大怪物体の研究を行っている特殊機関。
10年前に現れたファーストエネミーと呼ばれる巨大怪物体と漆黒の新幹線に対抗すべく秘密裏に設立された。S.U.E.I.(Shinkansen Ultra Evolution Institute)と略されることもある。
東京丸の内駅の駅前広場の大深度地下に総合指令部があり、各支部の研究結果や状況をチェックしている。
日本の各地方に支部があり、北海道函館市の新函館北斗駅の地下に北海道支部、埼玉県大宮市の鉄道博物館の地下に大宮支部、愛知県名古屋市のリニア・鉄道館の地下に名古屋支部、京都府京都市の京都鉄道博物館の地下に京都支部、福岡県北九州市門司区の九州鉄道記念館の地下に門司支部が置かれている。他にも在来線の線路しかない山形新幹線の区間をカバーする為に山形支部が存在するが、作中では名前だけの登場でどこにあるのかは明かされていない。
名古屋には超進化研究所が運営する大きな総合病院もある。
運転士
シンカリオンを操縦することができる人物の総称。
シンカリオンが新幹線を基に作られている為、それになぞらえて操縦者のことを「運転士」と呼ぶ。
適合率が一定値以上の者しかなれず、専用の特殊スーツを着ることで、体の動きをそのままシンカリオンに伝えて自在に動かすことができる。
適合率
シンカリオンの能力をどのくらい発揮できるかを数値化したもの。
シャショットに触れることでその数値を計ることができる。この適合率が一定値以上でないと、シンカリオンを操縦することができない。また、この適合率が高まれば、専用武器の装備や必殺技の使用が可能になる。
何故か大人よりも子供の方が高くなる傾向があり、それについて研究が進められている。アズサは人物の容姿と特徴を見ただけで適合率が高いか低いかを見分けるという特殊な能力を持っている。
インターロック
シンカリオンの運転士とシャショットのイメージを連結させること。
イメージを強く連結できるば、シンカリオンを自分の思い通りに動かすことができる様になる。
超進化研究所の技術
捕縛フィールド
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目次 - Contents
- 『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』の概要
- 『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』のあらすじ・ストーリー
- プロローグ
- 少年ホクトとの出会い
- ヴァルハランの帰還
- ヴァルドルとの戦い
- エピローグ
- 『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』の登場人物・キャラクター
- シンカリオン運転士
- 速杉 ハヤト(はやすぎ はやと)
- 男鹿 アキタ(おが あきた)
- 大門山 ツラヌキ(だいもんやま つらぬき)
- 月山 シノブ(つきやま しのぶ)
- 清洲 リュウジ(きよす りゅうじ)
- 清洲 タツミ(きよす たつみ)
- 発音 ミク(はつね みく)
- 大空 レイ(おおぞら れい)
- 霧島 タカトラ(きりしま たかとら)
- 五ツ橋 ギン(いつつばし ぎん)
- 五ツ橋 ジョウ(いつつばし じょう)
- 新幹線超進化研究所関係者
- シャショット
- 速杉 ホクト(はやすぎ ほくと)
- 出水 シンペイ(いずみ しんぺい)
- 三原 フタバ(みはら ふたば)
- 本庄 アカギ(ほんじょう あかぎ)
- 小山 ダイヤ(おやま だいや)
- 三条 ミノリ(さんじょう みのり)
- 三島 ヒビキ(みしま ひびき)
- 東 スバル(あずま すばる)
- 大沼 ソウヤ(おおぬま そうや)
- 渡島 カムイ(おしま かむい)
- 運転士の家族、関係者
- 上田 アズサ(うえだ アズサ)
- 速杉 サクラ(はやすぎ さくら)
- 速杉 ハルカ(はやすぎ はるか)
- キトラルザス
- ビャッコ
- ゲンブ
- セイリュウ
- スザク
- ソウギョク
- ヴァルハラン
- ナハネ
- オハネフ
- その他
- 少年ホクト
- ゲストキャラクター
- 碇 シンジ(いかり しんじ)
- 洞木 ヒカリ(ほらき ひかり)
- 洞木 コダマ(ほらき こだま)
- 洞木 ノゾミ(ほらき のぞみ)
- 綾波 レイ(あやなみ れい)
- 惣流・アスカ・ラングレー(そうりゅう・あすか・らんぐれー)
- キングシトエル
- ゴジラ
- シンカリオン
- シンカリオン E5はやぶさ
- シンカリオン E5はやぶさ MkⅡ
- シンカリオン E6こまち
- シンカリオン E7かがやき
- シンカリオン E3つばさ
- シンカリオン N700Aのぞみ
- シンカリオン H5はやぶさ
- シンカリオン 800つばめ
- シンカリオン 923ドクターイエロー
- シンカリオン トリニティー
- ブラックシンカリオン 紅
- ブラックシンカリオン オーガ
- シンカリオン 500 TYPE EVA
- シンカリオン ALFA-X
- その他の機体
- ヴァルドル
- 『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』の用語
- シンカリオン
- 合体
- トリニティー合体
- オーバークロス合体
- 組織
- 新幹線超進化研究所
- 運転士
- 適合率
- インターロック
- 超進化研究所の技術
- 捕縛フィールド
- 光のレール
- 超進化速度
- ShinCa
- 超進化マスコン シンカギア
- YHS:ユーバリ・ヒート・システム
- 東京駅・中央迎撃システム
- 黒い粒子 / ルクスヴェテ
- 白い粒子
- 種族
- キトラルザス
- ヴァルハラン
- 巨大怪物体
- その他
- メトロポリタン・ヴァルハラン
- 自由帳
- 『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 少年ホクトの正体にハヤトが戸惑うシーン
- ハヤト「好きなものは好きなもののままでいいと思う!」
- ツラヌキ「俺の好きな四字熟語は『満員御礼』だー!」
- 少年ホクトが元の時代に戻っていくシーン
- ホクト「久しぶりだな、ハヤト」
- 『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 昔のCMやアニメのパロディ要素が豊富に取り入れられている
- 劇場版本編に雪ミクの姿をした発音ミクが登場する
- 電車内に掲出された劇場版告知ポスターに賞賛の声が多く寄せられた
- 劇場版告知の為、30分の特別番組が放送された。
- 劇場版公開記念として『銀河鉄道999』とのコラボ商品が発売された
- ヴァルドルはアニメ2期『新幹線変形ロボ シンカリオンZ THE ANIMATION』にも登場する
- 『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:BOYS AND MEN『ガッタンゴットンGO!』
- 挿入曲:『ゴジラのテーマ(ゴジラvsメカゴジラ)』
- 挿入歌:ZOO『Choo Choo TRAIN』
- 挿入歌:発音ミク『チェンジ!シンカリオン ミクver』
- 挿入歌:山寺宏一『チェンジ!シンカリオン』
- 挿入歌:高橋洋子『残酷な天使のテーゼ』
- 挿入歌:BOYS AND MEN『進化理論』