劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-Xのネタバレ解説・考察まとめ

『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』とは2019年に公開されたアニメ映画作品である。興行収入は3億1900万円を記録している。
テレビシリーズ『新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION』で、主人公のシンカリオン運転士・ハヤトがキトラルザスという種族から人類を守った半年後が舞台である。
ハヤトは家族旅行で北海道を訪れ、そこでゴジラと遭遇して戦う。しかし、戦いの中で謎の光に飲み込まれて意識を失い、次に目覚めたハヤトは謎の少年に遭遇する。

全長:26.5m
重量:95t
運転士:大空レイ

JR九州の800系をモデルに作られたシンカリオン。
シンカリオンでありながら空中での戦闘を可能にする為、背中には大きな「スワローウイング」、脚部には空中での安定性と起動性を考えた「サブウイング」が装備されている。基本的に空中から攻撃を繰り出す為、足場が悪い場所でも安定して攻撃ができる。
専用武器は「パンタグラフアロー」で、威力の高い光の矢を放つ。

シンカリオン 923ドクターイエロー

全長:26.5m
重量:100t
運転士:速杉ホクト、清洲リュウジ

内部フレームに金が使われている高性能のシンカリオン。
額部分には敵の動きを追尾することのできるセンサーが搭載されている。E5MkⅡとオーバークロス合体することを想定して創られた。
武器は接近戦用の「トロリーブレード」と遠距離戦用の「レールガン」という2種類を使い分ける。
元々の運転士はホクトだが、劇場版ではリュウジも搭乗する。

シンカリオン トリニティー

全長:28m
重量:140t
運転士:霧島タカトラ、五ツ橋ギン、五ツ橋ジョウ

N700みずほ、700ひかりレールスター、700のぞみの3機で合体したシンカリオン。運転士3人の適合率が完全に一致しないと合体できないとされている。
胸部から必殺技「トリニティーストライク」を撃つことができ、その威力は非常に強力。

ブラックシンカリオン 紅

全長:26.5m
重量:100t
運転士:セイリュウ

セイリュウが人との共存を決意し、適合率が急上昇した後に覚醒したシンカリオン。
超進化研究所ではなく、キトラルザスの住処である地底世界で作られた為、耐久性は他のシンカリオンより高い。
専用武器は「ダークカイサツソード紅」で赤い刀身をした強力な剣。
必殺技は胸部ユニットから強力なビーム砲を発射する「デスグランクロス」。

ブラックシンカリオン オーガ

全長:28m
重量:135t
運転士:ソウギョク、ビャッコ

各シンカリオンの性能を調べ尽くしたキリンが創り上げた究極のシンカリオン。
新幹線モードではフリーゲージ機能を持っている為、新幹線だけでなく在来線の走行も可能となっている。
専用武器の「フリーゲージカナボウ」は両手に持つ大きな鬼の金棒の様な禍々しい形をしている。上空探査機として「ブラックハヤブサ」という別パーツがあり、ブラックハヤブサを合体させることで「ライジングモード」に変形することができる。さらにフリーゲージカナボウも合体させることで「ヒライシンブレード」という武器に変形させ、協力な必殺技「カイセイサンダー」を放つことが可能。
元々はキトラルザスのキリンという人物が運転士だが、劇場版では、ソウギョクとビャッコが搭乗する。

シンカリオン 500 TYPE EVA

全長:28.5m
重量:123t
運転士:碇シンジ

2015年11月7日から2018年5月13日の間、山陽新幹線で実際に走行していた500系新幹線のエヴァンゲリオンラッピング車両「500 TYPE EVA」をモデルに創られたシンカリオン。
エヴァンゲリオン初号機とよく似た姿をしている。
専用武器の「カイサツトライデント 500 TYPE EVA」は500こだまの「カイサツトライデント」と形状や性能は似ているが色は『新世紀エヴァンゲリオン』に登場する「ロンギヌスの槍」を模した赤色をしている

シンカリオン ALFA-X

全長:25.5m(エックスモード時は31.5m)
重量:100t(エックスモード時は220t)
運転士:少年ホクト

超進化研究所が秘密裏に開発を進めていた次世代型シンカリオン。
JR東日本E956形(通称「ALFA-X」)がモデルとなっている。
E5をベースに、様々なシンカリオンの性能を取り入れて開発されている。5両編成で、1両目と5両目で編成する「アルファーモード」と5両全てで編成する「エックスモード」がある。E5MkⅡとオーバークロス合体も可能。
専用武器は「シャリョウブレード」で、「シャリョウブレード トウキョウ」と「シャリョウブレード アオモリ」の双剣となっている。エックスモードにチェンジすると、2本を合体させて「レンケツシャリョウブレード」に変形させることができる。E3の武器「フミキリシュリケン」も搭載されている。エックスモード時には「エックスグランクロス」という必殺技が使える。

その他の機体

ヴァルドル

ヴァルハランが創り出した強力な兵器で「光の機械神」と呼ばれている。
光輝く列車からロボットの姿に変形して戦う。
実は未完成で、完成させる為には地球の未来の技術が必要と言われている。その技術が開発中のシンカリオン ALFA-Xに使われるプログラムであった為、ナハネ達は光の粒子を使って未来の完成したALFA-Xを呼び寄せヴァルドルに吸収させた。
ヴァルドルが完全体に変形した為、東京駅に侵攻するが、集結したシンカリオン各機の猛攻と光の粒子の影響で現れた雪のゴジラの攻撃に遭い敗北した。

『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』の用語

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