millennium parade(ミレニアムパレード)の徹底解説まとめ

millennium parade(ミレニアムパレード)とは、2019年結成したKing Gnu常田大希が主催するアーティスト集団。楽曲によってメンバーが変わる。メインメンバーはボーカル・作詞ermhoi、ピアノ江﨑文武、サックスMELRAW、ベース新井和輝、ドラム勢喜遊、石若駿、ディレクター佐々木集、アートディレクター森洸大、デジタルアート神戸雄平。日本の東京をベースに活動を行い、東京の最新の音を世界に発信しており、若者中心に人気を集めている。

2992

millennium paradeの楽曲は毎作品代表曲と言っても良い。
強いて言うなら、アルバム『THE MILLENNIUM PARADE』に収録されている「2992」がmillennium paradeの集大成かもしれない。
2021年1月にNHK総合で『常田大希 破壊と構築』では「2992」が完成するまでが放送された。その中で常田大希がメンバーと音楽、映像を作って行く姿や、悩みながらも楽曲を突き詰めて行く姿が映し出されていた。
「2992」では弦楽器、管楽器、ピアノ、ハープ、エレクトリックピアノ、シンセサイザー、エレキギター、エレキベース、ドラム、パーカッション、 ボーカルと多くの楽器を使用した楽曲だ。
元々あった曲「DURA」を編曲した作品で、1992年生まれの常田達が、1000年後にも聞かれるような作品にしたいと願い制作された。迫力ある歪んだ音とオーケストラ楽器の美しい音色が魅力的な楽曲だ。

Veil

millennium parade初のミュージックビデオ。
King Gnuのファンの間で、常田大希の新しいプロジェクトとして期待をされた作品。
ファンの間で常田大希の作りたかった世界観は好評で、millennium paradeとは何なのか提示した作品でもある。

Plankton

1作目の 「Veil」と同じくデジタル音の目立つ楽曲だが、途中からは弦楽器を弾く音が聞こえ始め、トラックが増えて行く。
増えて行く音とシンクロするように映像の中でも動物が増え、光が差す。
楽曲、映像まで一貫して制作するmillennium paradeの魅力が詰まっている作品だ。

Stay!!!

1作目の「Veil」はデジタル音やシンセサイザーの音が主に使われていたが、「Stay!!!」では冒頭から弦楽器が使われている。
映像と共に見るものをmillennium paradeの世界に引き込み、クラシック楽器とデジタル楽器、そしてボーカルのCharaが作り出す世界が衝撃を与えた。

lost and found

ダンサーの菅原小春と子供のダンサーが印象的なミュージックビデオ。
「lost and found」も音楽に合わせた緊張感ある映像が素晴らしい。
菅原小春の迫真のダンスを見たメンバーが唖然としたらしい。

Fly with me

アニメ『攻殻機動隊』のオープニングソング。
アニメファンの支持を集めた作品となった。
映像もバトルアニメに出てきそうなキャラクターや不思議な生き物が登場する。

Pilip

動物が擬人化され、Pilip(フィリップ)らしき人物が映画の中で語っているようなラップと、Pilipに語りかけるような歌で構成され、観る者に何かを問いかけるような作品になっている。

U

細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』メインテーマで 主人公のBelle (中村佳穂)が歌っている。
映像はアニメを手がけたスタジオ地図が制作している。
映画の壮大な世界観と音楽で、見終わるまで息が出来ないような疾走感がある。

bardteacw0322
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@bardteacw0322

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