millennium parade / ミレニアムパレード

millennium parade / ミレニアムパレード

millennium parade(ミレニアムパレード)とは、2019年結成したKing Gnu常田大希が主催するアーティスト集団。楽曲によってメンバーが変わる。メインメンバーはボーカル・作詞ermhoi、ピアノ江﨑文武、サックスMELRAW、ベース新井和輝、ドラム勢喜遊、石若駿、ディレクター佐々木集、アートディレクター森洸大、デジタルアート神戸雄平。日本の東京をベースに活動を行い、東京の最新の音を世界に発信しており、若者中心に人気を集めている。

millennium parade / ミレニアムパレードの関連記事

millennium parade / ミレニアムパレードのレビュー・評価・感想

New Review
millennium parade / ミレニアムパレード
10

新しさを追求し続ける「millennium parade」

millennium paradeとはKing Gnuのボーカル・ギターで知られる常田大希によるプロジェクト。あくまでも「バンド」ではなくて「プロジェクト」である。ミュージックビデオやライブの演出などにも力を入れており、ほとんどのミュージックビデオは常田によるレーベル「Perimetron」によって制作されている。メンバーは流動的であり、作品によって顔ぶれは大きく変わっている。King Gnuのメンバーが参加している作品も多いが、King Gnuよりもより前衛的なサウンドの曲が多い。
常田は「King Gnuは国内で売れることを目標に結成したバンドであり、millennium paradeでは自分のやりたい表現を深めたい」というように2つの区別を語っていた。実際にmillennium paradeの活動拠点を日本から世界に移すこと、海外アーティストとのコラボレーションも決定しているらしい。
曲はいわゆるわかりやすい曲とは言えないが、東京藝術大学に籍を置いていたこともある常田の深い音楽性が感じられるものが多く、ロックというよりはクラシック寄りな気がする。
個人的なおすすめは「2992」という楽曲である。Netflixで配信されている『常田大希 破壊と構築』という映画で制作過程を見ることが出来るので、気になる方はぜひ見てみて欲しい。これかmillennium paradeが世界でどんな活躍を見せるのか、楽しみである。

millennium parade / ミレニアムパレード
9

クラシック楽器と電子楽器の融合 音楽ジャンル=常田大希

「King Gnu」の常田大希が主催するプロジェクトmillenium parade。才能ある若手アーティストが常田の元に集まった。

「millenium parade」の楽曲を聴いたことのない人に、ひと言で言い表すのは大変に難しいだろう。
ロックとクラシックの融合? 実力派アーティスト集団?映像と音楽の新しい芸術?
どれもしっくりと来ないし、どれも正解のような気もする。ただ1つ言えるのは”カッコいいサウンド”という事だ。
ギターやシンセの歪んだ音の中に、バイオリンやトランペットなどのクラシック楽器の美しく迫力のある音が重なる。
しかし難解な音楽ではなく、J-Popの要素もしっかりと感じられ、多くの人に受け入れられる音楽に練り上げられている。
今までにもクラシック楽器とPopsを掛け合わせたバンドはあった。しかしここまでロックやPopsの要素が溢れ、クラシックの音色と見事に共存するサウンドがあっただろうか。

常田がインタビューで「millenium parede」を何故作ったのか聞かれた時、「若い才能ある奴らが飯を食って行けないのはおかしい。才能ある奴らといい物を作りたかった」と言った。
言葉で言うのは簡単で、長い間日本で言われてきた事だ。しかし言葉のまま実現している人物は数少ない。それをあの若さで実現している常田大希。彼の名をジャンルと言っても良いのではないだろうか。

millennium parade / ミレニアムパレード
10

芸術性と音楽性が最高!

millennium paradeは、King Gnuの常田大希が率いる、世界を目指す芸術家集団です。常田さんがつねに考えているのはJAPAN MADEです。日本の大都市、東京には世界中から人が集まってきていますが、それを表現してるのが彼らの曲です。常田さんの作るmillennium paradeの楽曲は、邦楽とは方向性も違い、様々なボーカルが参加しています。常田さんの作るワールドワイドなメロディに、個性的なボーカルの声が乗ることで、東京を表現しています。King Gnuは、常田さんが日本人向けに考えた楽曲なんだろうなと思います。彼らの世界観は、メロディだけでなくPVにも表れています。3,4分に収めなければならない中で、独創的なシーン展開、想像力をかきたてるストーリー展開。実写だけでなく、アニメーションやCGを多く使用し、映画の世界に迷い込んだような、不思議な感覚に陥ります。全世界にファンを持ち、そしてアニメの主題歌にも抜擢され、これから世界的に名を馳せていくんだろうなあと期待しています。彼らの楽曲を聴くことで、邦楽ではない音楽性が流行し始めています。日本の音楽シーンを彼らが変えていってるんだ!と感動さえ覚えますよ。

子タグ