1人目はバハムートラグーンに登場する「ヨヨ」。彼女は序盤においては主人公と仲が良くそのまま結ばれるのではないかと思われるのだが問題はその後。彼女は敵国に連れ去られ、なんとそのまま敵国の将軍に惚れてしまうのである。ちゃんと自軍には戻ってくるのだがその時点ではもう将軍と親密な仲になっており、さらに「大人になるってかなしいことなの…」や「サラマンダー(主人公の竜)より、ずっとはやい!」などの発言でプレイヤーの精神に深刻なダメージを与えてくる。
2人目はライブ・ア・ライブに登場する王女「アリシア」。武道大会で優勝した主人公の求婚を快諾したアリシアだったが、物語の終盤で一変。主人公にささいな劣等感を抱いていた親友ストレイボウの策略により、彼女は主人公を全否定、それどころかストレイボウの後を追って自決してしまうのである。この行為に怒りや悲しみを覚えたプレイヤーも少なくはないだろう。
最後の3人目はファイナルファンタジーⅧに登場する「リノア・ハーティリー」。主人公スコールに色々ちょっかいをかけてきたり、スコールのライバルキャラであるサイファーに淡い片思いをしている描写があるが問題なのは彼女の言動。「私のことが、好きにな~る、好きにな~る」や「おハロー」などの迷言でプレイヤーを困惑させる。しかし前者2人の悪女と比べて突出して悪い点が見当たらないことや、明るい人柄や美貌などからファンが多いのも事実である。