サムライせんせい(漫画・ドラマ・映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『サムライせんせい』とは2013年11月から2020年10月まで黒江S介がpixivコミック『クロフネZERO』にて連載していたタイムスリップ・コメディ漫画。およびそれを原作としたドラマ・実写映画。コミックス全8巻完結。幕末から平成の時代にタイムスリップしてしまった土佐藩士・武市半平太が現代文明に困惑しながらも髷を結い着物姿のまま、架空の田舎町を舞台に居候先である学習塾の先生をしながら奮闘する物語。同じくタイムスリップしてきたかつての同胞坂本竜馬や岡田以蔵、陸奥陽之助らも登場する。

サチコ

演(ドラマ):黒島結菜/演(映画):武イリヤ
寅之助の幼馴染で同じ学校に通う高校生。見た目は派手だが、人のことを思いやれるいい子。勉強は苦手。歴史の知識もほとんどないので寅之助に聞いている。人の話を聞かないところがある。寅之助のことを「トラ」と呼んでいる。

坪内(つぼうち)/桜井(さくらい)/太田垣(おおたがき)

左から、桜井・坪内・太田垣

桜井 :(演)五味優人 太田垣 :(演)増田怜雄
佐伯の営む学習塾に通う男の子たち。3人で行動していることが多い。武市が学習塾の教師として働きはじめた当初から懐ついていたが、遊びに行った森の中の小屋で殺人犯に捕まっていたところを武市に助けられてからは、よりいっそう懐くようになった。戦隊ものが大好きで、幻影戦隊ファントムファイブが好き。楢崎のことを、おやつをくれるおっちゃんで「おやっさん」と呼んでいる。土井がスーツアクターとしてのパフォーマンスを見せて以降は、土井にも懐いている。

極東プロダクション

梵 響子(そよぎ きょうこ)

スーツアクター、アクション俳優が主に所属する極東プロダクションの社長。屋外でのヒーローショーの際に、悪役俳優を投げ飛ばしてしまった土井の動きをみて、彼をスカウトする。記憶喪失の土井を受け入れたりするなど、懐が大きい女性。土井が喧嘩した様子の動画がネット上に拡散してしまった際は、辞めようとする土井を引きとめ謹慎処分を言い渡す。土井に、極東プロダクションは土井の居場所でもあると伝えた。

ナオキ

将来、アクション俳優を目指している極東プロダクション所属の研究生。11歳の小学6年生。母と、母の内縁の夫である伊達と3人で暮らしている。
飛び降り訓練をしている際に、誤って頭からぶつかりそうになったところを土井に助けられ、それ以降土井のことを気にかけるようになる。崩落事故の際は子供たちと迫りに閉じ込められていたところを土井に助けられている。伊達が佐伯家にて楢崎と和解した際には立ち会っており、武市たちが150年前の過去からきたことを聞かされたが、すぐには信じはしなかった。

天童

土井の先輩にあたるスーツアクター。土井の指導係。演技がうまくできない土井にたいして苛立ちを感じていた。土井と剣道の手合わせをした際は「殺人鬼と向かい合ったらあんな感じなのかも」と感想を漏らしている。ロッカールームで土井の全身にある拷問の傷跡を見て、殺人術を仕込まれた傭兵ではないかと一人勝手に思い込んでいる。土井に自分のウォークマンをプレゼントした。

アキラ

土井の先輩にあたるアクション俳優。端役とはいえメディアにでているのでファンがいる。崩落事故の際は、ワイヤーからつるされた状態の時に天井が崩れたが、土井の咄嗟の判断で命を助けられた。

マキ

ヒーローショーの司会や裏方をこなす俳優。声優アイドルとしてメディアにも進出している。崩落事故の際には、土井に命を助けられた。テレビの野外ロケで楢崎と共演し、その際に記憶喪失の男(土井のこと)を話し、楢崎が土井のことを見つけるきっかけを作ることになる。

幕末の人物

武市 富子(たけち とみこ)

演(ドラマ):谷村美月/演(映画):奥菜恵
武市半平太の妻。武市との間には子供はいない。奥ゆかくしっかりとした女性。史実では武市の切腹後も生き、天寿をまっとうしている。

1999_demian5
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