リトルナイトメア2(LITTLE NIGHTMARES II)のネタバレ解説・考察まとめ

『リトルナイトメア2』とは、バンダイナムコエンターテインメントより発売した、サスペンスアドベンチャーゲーム。開発はTarsier Studios、対応機種はNintendo Switch、PS4、Xbox One、PC、2021年中にPS5、Xbox Series X版が配信予定。電波塔の怪電波に支配された世界で、紙袋を被った少年モノを操作し、電波塔の謎を暴くため旅をする。前作とは違い、今作では黄色いレインコートの少女シックスと行動を共にしギミックやトラップを解除しながら進む。

チャプター2に登場する生徒。おとなしい生徒もいるが、プレイヤーに襲い掛かってくる生徒は「いじめっこ」と呼ばれる。ロッカーの中に潜んで襲い掛かってきたり、画面外にバケツを設置し落としてくるなどの初見殺しトラップを設置しプレイヤーを悩ませる。斧などを使い頭部を破壊することができ、破壊すると割れ動かなくなる。

ドクター

チャプター3の病院ステージに出てくるドクター。常に天井を這って移動している。ストーリー中でベッドに寝ている患者を診ている姿も確認できるが、何をしているかは不明。攻撃をしてくることはないが、これまでの敵と同じように、音を出す、もしくは見つかってしまうと捕捉され、両手で掴まれてやり直しとなる。常に天井を移動していて、ドクターの向いている方向が分かりづらいため、移動するときは注意が必要。なお、ストーリー中でドクターを倒さずに進む方法が存在する。火葬場へ連れていきレバーを引いてドクターを燃やすパターンと、レバーを引かず、閉じ込めるだけのパターンがある。どっちを選んでも物語に支障はないが、レバーを引かなかった場合「汝傷つけることなかれ」のトロフィーを獲得できる。

患者

チャプター3に登場する患者。義手や義足のようなものを装着している。ステージのいたるところで確認でき、動ける者と動けない者がいる。動ける者は襲い掛かってくるが、ライトを当てると動きが止まる。明かりがついている場所では全く動かない。カシャカシャと音を立てて迫ってくるため、どこから来るのかはわかりやすいが、複数の患者が襲ってくるエリアもあるため、ライトを当てる方向に気を付けながら進む必要がある。

街の住民

画像中央、顔面が歪んでいる。

チャプター4のペイルシティで遭遇する住民。体は普通だが顔はぐるぐるとねじれており異様な姿となっている。子供は存在しない。チャプター4序盤ではモノが近づかなければ何もしてこない。だが、中盤以降はモノがテレビ間を移動する必要があるため、住民に近づかなければならない。基本的にはテレビに釘付けとなっているが、リモコン操作などによりそのテレビが見られなくなったときは、怒り狂ったようにモノを追いかけてくる。追いつかれると念力のような力を使いモノを押しつぶそうとしてくるため、見つかったとしても冷静に対処したい。

ノッポ男

チャプター4にて初めてテレビからその姿を現す人物。作中ではその素性の多くは語られないため、なぜ存在しているのか、等は謎に包まれている。ノッポ男はゆっくり近づいてくるが、近くにいるとモノの動きもゆっくりになるので注意。チャプター4でシックスをさらった時は倒れているシックスを手元に引き寄せ、モノと戦った時も念力のような力を使っていた。最期はモノに敗れ消滅した。

『リトルナイトメア2(LITTLE NIGHTMARES II)』のゲームシステム

エリア探索

『リトルナイトメア2』の進め方はどのチャプターでも同様に、探索をしながらアイテムを見つけギミックを解除し次のエリアへ進むというもの。特定のアイテムを持っていなければ進行不能になることはないため、安心して遊べるようになっている。また、プレイヤーにより詰まる箇所が違うのもこのゲームの面白い点だ。場所によってはすんなり進めるところと何回かやり直しをして敵の動きのパターンを覚えてから進む、といった場所もあるため根気強くプレイしたい。

シックスとの協力

モノが入っている箱(左)をシックスが押してくれ、隣のエリアへ進める場面もある。

モノのできる基本的な動作は「歩く」「走る」「ジャンプ」「つかむ」「スライディング」「しゃがむ」「あたりを見回す」「(シックスを)呼ぶ」「(シックスと)手をつなぐ」「アイテムを使用する」となっており、これらの動作やアイテムを駆使しながら進んでいく。今作ではシックスと協力しながらギミックを解いていくことが可能となっているため、場所によってはシックスが率先して次に使う道具を持ってきてくれる箇所も存在する。そのため次にどうすれば進めるようになるかわかりやすくなっており、謎解きが苦手なプレイヤーでも遊びやすい仕様となっている。

オートセーブシステム

サスペンスアドベンチャーゲームというだけあり、いわゆる初見殺しの個所が多く存在する。そのため、前作よりもオートセーブが入るタイミングが増え、死んだとしてもすぐに直前から開始できるようになっている。ちなみに、モノが敵に発見される、落下する、挟まれると直前からやり直しとなるが、システム上シックスは敵に見つかったり罠にはまったりはしない。そのためシックスが原因でやり直しになることはないため安心してプレイに集中できる。

PS4版でのトロフィー

PS4版では序盤にたどり着く家の中で冷蔵庫を開けたときや各チャプターをクリアした際などに、トロフィーが入手できる。冷蔵庫を開けた際は「中には何が…!?」を獲得でき、コメントは「何が入ってると思った?」となっている。また、チャプター1をクリアした際のトロフィー名は「食うものと食われるもの」、コメントは「自然とは恐ろしいものだ」となる。他にも各チャプターのファントムを集めきったときやシックスと手を繋いだ回数、シックスを呼んだ回数など特定の行動をしたときにももらえるトロフィーが存在する。通常のプレイではなかなか気づけないトロフィーもいくつかあるため、すべて集めきるのもやりこみ要素の一つと言える。

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