狼陛下の花嫁(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『狼陛下の花嫁』とは2009年から2018年まで『LaLa』で連載された可歌まとによる人気ラブコメディ少女漫画。
舞台は中華風の国、白陽国の王宮と後宮、そして下町。
下町で働く汀 夕鈴(てい ゆうりん)が父の知人の紹介で”冷酷非情な狼陛下”と呼ばれる白陽国(はくようこく)国王、珀 黎翔(はく れいしょう)の臨時花嫁として雇われ、時に甘く、時に悲しく厳しい現実に立ち向かい数々の困難を周囲の協力を得て乗り越え成長していく物語である。

汀青慎(てい せいしん)

夕鈴の弟で官吏を目指す真面目な少年。姉である夕鈴を尊敬している反面心配している。
官吏になるためには貴族からのコネが必要な白陽国。身分を隠して下町に出た黎翔から「コネは必要か」という問いに対し「必要ありません」とはっきり言ってのける根性の持ち主でもある。

几鍔(き がく)

夕鈴の幼馴染。金貸しの家系の子息。夕鈴とは夕鈴の父がお金を借りに来る関係からか幼少期からの腐れ縁。
妹分である夕鈴のことを心配している。夕鈴に好意があると周りから思われているが本人は否定している。
李翔がくると不機嫌になる。

汀 岩圭(てい がんけい)

夕鈴の父。下級役員。賭け事が好きで闘鷄場で負けると几鍔の家でお金を借りる。怒られるため夕鈴からはいつも逃げている。
実は臨時花嫁のバイトを紹介したのは周康蓮で彼の昔からの知り合いだった。

おばば様

とてつもなく怖い几家の女主人。几鍔の祖母。夕鈴がおばば様の付き人として働いていた際に夕鈴の真面目さと根性を認め几鍔の嫁になることを勧める。

明玉(めいぎょく)

下町の飯屋で働く夕鈴の友人。噂好きで明るい性格。

『狼陛下の花嫁』の用語

地名

白陽国(はくようこく)

本作の舞台となる”狼陛下”珀黎翔が治める国。前国王の白陽国は国内で内乱が起こっていたが黎翔が即位後早々に鎮圧された。

蒼玉国(そうぎょくこく)

珀瑠霞が嫁いだ国。白葉国とは交易を行なっている。

炎波国(えんはこく)

使節団と共に白陽国を訪れた赤朱音が第二王女を務める国。白陽国とは過去に領土の奪い合いをしていたが現在は交易を行なったり使節団を送るなど友好関係は良好である。

壬州(じんしゅう)

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