バチェロレッテ・ジャパンの名言・名セリフ／名シーン・名場面まとめ

今作から導入された新ルール、「ストールンローズ」。これはバチェロレッテとデート中の男性からデートを奪う可能性を持つローズ。しかし、バチェロレッテに拒否をされてしまった場合、その男性の旅はそこで即終了となり、脱落する。このローズが使えるのはたった一人、一回だけ。それを誰が使うかをデートに誘われなかったマラカイと牧野と榿澤は話し合う。エバンズは他の二人が自分の保身のためにストールンローズを使おうとしているのではないかと感じ、思わず声を荒げる。彼が心から萌子のことを想っていることがわかる名セリフ。

榿澤「嫌です！嫌です！萌子さん！受け取ってください！お願いします！」

ここまで一回も萌子と二人きりでデートをするチャンスがなかった榿澤はこのローズを使う権利を得る。當間ローズとのデートに向かった萌子を追いかけ榿澤はストールンローズ渡す。しかし萌子はそれを拒否。萌子は本当は當間ローズと過ごしたいという自分の気持ちを抑え込んでまで榿澤とデートをすることはできなかった。作品のなかで一番登場人物たちの感情が乱れた名シーンである。

杉田「なんか生きるのに必要不可欠になっちゃったんですよ」

エピソード6のカクテルパーティーで初めて萌子への率直な気持ちを伝えた杉田。今まで自分の気持ちを素直に伝えることはなかったが、ここでは「もう、たまらなく好きです。萌子さんのことがたまらなく好き。萌子さんのことを考えると、成長できるし、買われるし、びっくりする明日になる」と萌子に告白した。単なる告白ではなく、杉田の芸術家としての言葉選びのセンスに萌子のみならず視聴者も心を打たれた。

杉田「明日世界が終わるとしても僕は絵を描いてる」

エピソード7では、残った3人の男性の家族の家に萌子が訪問した。杉田の家で、杉田とそっくりの暖かい性格の父母と出会い、萌子は笑顔を見せる。その後二人は杉田の家の庭で、木を植える。そこで杉田はマルティン・ルターの「たとえ明日世界が滅ぶとしても、私はリンゴの木を植えるだろう」という名言をオマージュし、この言葉を言った。その後まっすぐと萌子の目を見て改めて萌子のことが好きだと告白する。

黄「でも萌子さんのことめちゃくちゃ好きだっていうのに気づいて、自分でもどうしたらいいかわからなくなって、その不安が態度に出てるんだと思う。だから一枚壁を作った行動をしてきてしまった」

黄は常にかっこいい自分でいようと萌子と一枚壁を作っていた。それを見抜いた萌子は黄に「今日はリスクマネジメントするのやめない？」という。やっと自然体になった黄はこの言葉で自分の気持ちを吐露する。心から萌子のことを想っていることがストレートに伝わった名シーン。

杉田「わしが聞きてぇわ」

最終回、萌子は結局どちらの男性も選ぶことはなかった。しかし、この前代未聞の状況に黄も杉田も気づいておらず、旅が終わった後、お互いにお互いが最後に選ばれたと勘違いしていた。祝福の言葉を贈ろうと、黄の部屋に入ってきた杉田。杉田が選ばれたと勘違いしている黄は何のことかわからずうろたえる。それをみて疑問に思う杉田。お互いに選ばれていないことを確認し、驚く二人。「え？どういうこと？」と聞く黄に杉田は今までのキャラクターからは考えられないほどぶっきらぼうに「わしが聞きてぇわ」と言い放つ。挙動不審な二人と今までとは違う杉田のイメージに爆笑した視聴者も多かっただろう。