菜の花の彼(ナノカノカレ)のネタバレ解説・考察まとめ
『菜乃花の彼ーナノカノカレー』は、桃森ミヨシと鉄骨サロによって2014年から2017年まで『マーガレット』で掲載された漫画である。
昔のトラウマによって恋に臆病になってしまった主人公と、主人公に惹かれる2人の男性を中心に描かれる恋愛ストーリー。二部構成で、一部は少女漫画の王道ストーリーだが二部からはサスペンス要素も強くなり、新感覚の少女漫画となっている。読者に訴えかけるような繊細でリアルな心理描写と胸に残る切ない展開が話題を呼んでいる。
記憶をなくした菜乃花につけこんだ鷹人が、菜乃花の気持ちも自分に傾き始めていると知った場面。
しかし、本当であればその表情は隼太に向けられるべきだったことをどうしても拭えない鷹人が苦しみながら伝える台詞である。
自分のせいで帰るべき場所に帰してあげられないことを反省しながらも、それでも諦められない鷹人の心情が現れている。
『菜の花の彼ーナノカノカレー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
コンビ組みは桃森から話をもちかけた
本作よりコンビがスタートした桃森ミヨシと鉄骨サロだが、コンビを組むことについては桃森が提案をした。
最初は、ネームを鉄骨が作成し、桃森が作品に仕上げるという役割分担だったが、上手くいかず途中から作品のプロットを鉄骨、ネームを桃森が作成した後に二人で手を加えるという形になった。
現在は全ての過程を二人で行っている。
桃森ミヨシ単体での作品がスタート
桃森ミヨシと鉄骨サロによるコンビ作は、『菜の花の彼ーナノカノカレー』(2014年)、『愛が死ぬのは君のせい』(2018年)が出版されている。
『愛が死ぬのは君のせい』以降、初の連載が桃森ミヨシ単体での作品となっている。
集英社『Cookie』にて2020年に連載が開始されることとなった。
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目次 - Contents
- 『菜の花の彼ーナノカノカレー』の概要
- 『菜の花の彼ーナノカノカレー』のあらすじ・ストーリー
- 出会い
- 惹かれる心と再会
- 夏祭りの悲劇
- 望まぬ再会
- 悪夢の文化祭
- 記憶喪失
- 2年後・再会
- 『菜の花の彼ーナノカノカレー』の登場人物・キャラクター
- 綾瀬菜乃花(あやせなのか)
- 桐山隼太(きりやまはやた)
- 上杉鷹人(うえすぎたかと)
- 優子(ゆうこ)
- 千里(ちさと)
- 大地(だいち)
- 健介(けんすけ)
- マネ
- 烏丸桜治(からすまるおうじ)
- 洋(ひろし)
- 保(たもつ)
- 『菜の花の彼ーナノカノカレー』の用語
- マミー牧場
- 声
- 『菜の花の彼ーナノカノカレー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 隼太「気持ちのあるく早さが合わなかっただけなんじゃないかなって」
- 菜乃花の告白シーン
- 菜乃花「隼太くんがっ…したいって言ってくれて私もそう思って お互いが望んでするキスがこんな幸せなんて…っ」
- 鷹人「好きだった たぶん最初にひとめ見たときから」
- 鷹人「どうしてもお前を諦められなくてごめんな」
- 『菜の花の彼ーナノカノカレー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- コンビ組みは桃森から話をもちかけた
- 桃森ミヨシ単体での作品がスタート