花のち晴れ〜花男 Next Season〜（花晴れ）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

ハッピーエンド

翌日、つくしがロサンゼルスに戻ることになり、晴は見送りに行く。しかし、渋滞で車が動かず時間に間に合わないので、歩いて行くことになる。すると隣の車線の人も降りたことを運転手に言われ、ふと隣を見ると、そこにはなんと、司を含めたF4の姿があった。4人も同じようにつくしの見送りに行く所だったのだ。晴も後ろからついて行き、F4がつくしと連絡が取れないことを知ると、音に連絡をして出発を止めてもらった。晴が誰かわからない司だったが、5人でつくしの元へ向かうのだった。
つくしと音は状況がわからないまま空港で待っていると、そこに司たちが現れた。司とつくしが抱き合い、言い合いになりながらもふたりの絆を確かめあう。つくしと司は同時に出発する。司は晴と別れ際、音を守ってやるように告げ、「きっとまた会うな」と言い残す。晴は憧れの人からもらえた言葉に最高の気持ちになる。
音の両親が九州へ出発し、音の一人暮らしが始まった。最初に訪ねてきたのは晴で、C5のメンバーと引越し祝いをするつもりが、みんなが気を利かせてふたりきりにしてくれた。
時間になり帰ろうとする晴に、一人暮らしに慣れていなく寂しい気持ちを伝える音。晴は「音とずっと向き合いたい、ついてきてほしい」と伝えた。一人暮らしの不安な気持ちにつけこみたくないと帰る晴だったが、忘れ物のストールを持って追いかけてきた音から「ついていく」と返事をもらい、ふたりは抱き合う。晴は後日あらためて、指輪と共に自分の気持ちを伝え、音はその気持ちを受け止めるのであった。

『花のち晴れ〜花男 Next Season〜』の登場人物・キャラクター

主要人物

江戸川 音（えどがわ おと／演：杉咲花）

本作の主人公で、英徳学園の生徒。
入学時は社長令嬢だったが、父親が経営していた「エド・クオリティ化粧品」が倒産し、現在は裕福な生活が忘れられない母親とアパートで2人暮らしをしている。父親は倒産と同時に蒸発してしまったが、後に戻ってきて家族3人で暮らすことを望んでいる。
馳天馬とは親同士が決めた婚約者だったが、そのために「英徳学園を卒業する」という条件がつけられており、仕方なく学園に通っている。コンビニ「DOWSON」でアルバイトをして家計を支えている。

神楽木 晴（かぐらぎ はると／演：平野紫耀）

本作もう一人の主人公で、神楽木グループの御曹司。C5のリーダーで「庶民狩り」を計画した張本人。
趣味の一つである通販グッズを受け取るためコンビニ「DOWSON」に行った事がきっかけで音と知りあい、音に恋をしてしまう。
中等部の時に他校生からタカリに遭った所を道明寺司に助けてもらい、その頃からF4の特に道明寺司に心酔している。「聖地巡礼」と称してF4の自宅を巡るくらいF4のことを好きで、道明寺司の隠し撮り写真などが晴の自宅には飾られている。口が悪く、年上や初対面に対しても態度は大きいが、F4に対しては敬語を用いる。

馳 天馬（はせ てんま／演：中川大志）

ITグループ「HASE LIVE」の御曹司。桃乃園学院の生徒会長であり、学院内でも別格の金持ちの子息である。音とは幼馴染で、親が決めた婚約者だった。音とは母親同士が親友で、互いの子供同士が結婚することが亡き母の願いだった。音と別れた後はロサンゼルスの姉妹校へ編入する。
紳士的な人柄で正義感が強く、その反面、人を信じすぎる傾向がある。

C5（コレクト5）

真矢 愛莉（まや あいり／演：今田美桜）

不動産王の娘でC5の一人。
庶民狩りを純粋に楽しんでいる、C5の紅一点。後に音の親友となる。小学校の頃から晴のことが好きだったが、音と恋仲になったのをきっかけに晴を忘れようとしていたところ、天馬に恋に落ちる。失恋してしまったが、後に海斗と付き合うことになる。
子供の頃は甘やかされて育ち太っていたが、晴を好きになったことがきっかけでダイエットに励み、今では可愛い顔立ちでツインテールをしている。怪力で、怒ると手がつけられない。

平 海斗（たいら かいと／演：濱田龍臣）

政治家一家の跡取り。C5の一人で、英徳学園歴代トップのIQを誇り、庶民狩りの対象となる生徒を選別したり、退学させるためによくない計画を立てている頭脳担当。愛莉のことを好きで、どんな時も愛莉のもとへ駆けつける存在である。後に愛莉と結ばれる。

成宮 一茶（なるみや いっさ／演：鈴木仁）

家は華道の家元。西門に憧れを抱いており、晴が西門にあったことをとても羨ましがった。生粋の女好きで、晴が通販好きなことを音に知られて悩んでいたところに「音をモノにしちゃえよ」と助言する。めぐみのファンで、彼女に好意を持たれる晴に嫉妬している。

栄美 杉丸（えいび すぎまる／演：中田圭祐）