CHVRCHES(チャーチズ)の徹底解説まとめ
CHVRCHESとは2011年にイギリスのスコットランドで結成されたエレクトロ・ポップバンド。2013年にアメリカ合衆国のグラスノート・レコードと契約し、同年9月25日に1stアルバム『The Bones of What You Belive』でデビュー。以降、世界各国でツアーを行うなどグローバルな活躍を見せている。日本での人気も高く単独公演を何度も行っており、2018年のフジロックフェスティバルではホワイトステージのヘッドライナーを務めた。シンセサイザーを用いた楽曲を制作している点が特徴。
Bメロの力強く歌い上げるローレンの歌声が気持ちいい。
誰にも理解されない人間の複雑な内面や心情を表現したような薄暗く孤独感のあるMVが作成されている。
Graves
Netflixで配信されている恋愛リアリティ番組『テラスハウス』のオープニングテーマ。それに伴い、メンバーらがテラスハウスの出演者らが実際に暮らしている家で「Graves」を演奏するMVが作成されている。
この楽曲についてローレンは「現代社会に対する私たちの無関心さがテーマ」だと述べている。
Get Out
コーラスパートの「Get Out,get out〜」でテンションがぶち上がるナンバー。
MVが作成されており、監視カメラの映像に映し出されるローレンが3rdアルバム『Love is Dead』のロゴマークであるハートに×印を描く姿が印象的。
ELLEGARDEN・the HIATUS・MONOEYESのフロントマンである細美武士はランニングする時のおすすめにこの楽曲を挙げている。
Clearest Blue
2ndアルバム『Every Open Eye』のリードトラック。
人間同士や国家間の争いについて提起しているような意味深な歌詞と後半のザクザクしたテクノサウンドがエモーショナルなナンバー。
MVで森林でフェアリーのようなものに扮して歌うローレンの姿がなんとも可愛らしい。
Dead Air
映画『The Hunger Games: Mockingjay - Part 1』のサウンドトラックとして書き下ろしたナンバー。
緊迫感のある映画の世界観が楽曲にも反映されており、ローレンの声もいつもよりシリアスで噛み締めるような切なさがある。
CHVRCHESの名言・発言
ローレン「愛っていう絶対的な価値観が揺らいでいる中、どういう存在でありたいか、どういう世界に生きていたいか、どういう価値観を自分の核にして生きていきたいのか、一人一人が問われている時代だと思う。そこを突き詰めないまま、今よりも先に進むのは難しいような気がするの。今の自分自身を知らずして、その先に進むことはできないのよ」
3rdアルバム『Love Is Dead』(愛と死)のリリースインタビューで、インタビュアーにアルバムタイトルは「白黒で判断できない問題が多くある現代社会への問いかけではないか?」と聞かれた際のローレンの発言。多様性が尊重され、"幸福"の基準が判断しにくくなった現代で最も頼りとなるのは自身の価値観である。そのことをローレンは今回のアルバムを通してリスナーに呼びかけている。
祝・新作リリース! フジも楽しみなチャーチズの最新ロング・インタビュー。日本でのショットもたっぷり公開
rockinon.com
ローレン「自分の世界観とか自分に実際起こったこととか、自分のパーソナルな経験を基に歌詞を書くことが多いわ。偽りのないものを作りたいっていう気持ちがあるから、自分の視点をそのまま表現するようにしている。でも、前作でもそうだけど、解釈は皆の自由。人によって感じることも違えば、繋がり方も違うと思う。そこがクールだと思うの。私が個人的に好きな音楽も、そういった自分なりの解釈ができる作品が多いの」
2ndアルバム『Every Open Eye』のリリースインタビューにて、歌詞は自身の実体験から書かれた物が多いのかと訊かれた際の発言。
ローレンの書く詞は抽象的で真意を読み取るのが難しい。そんなローレンの歌詞のこだわりがわかる貴重な言葉。
チャーチズの最新インタビュー
madamefigaro.jp
ローレン「私はエレクトロポップ・バンドではあるけれど、気持ちとしては、オルタナティヴロック・バンドの精神性を持ったバンドとしてライヴで演奏してるから(笑)」
THE BAWDIESのドラマー、MARCYとの対談にて。
フェミニズム問題にもメディア等で積極的に意見するなど、自身の価値観に忠実に生きている彼女の強い反骨精神が垣間見える発言。
CHVRCHES × MARCY(THE BAWDIES)対談インタビュー
www.neol.jp
CHVRCHESの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
目次 - Contents
- CHVRCHESの概要
- CHVRCHESの活動経歴
- CHVRCHES結成、スター発掘番組『サウンド・オブ・2013』にて5位を獲得し注目を集める
- 1stアルバム『The Bones of What You』リリース、夏フェス「SUMMER SONIC」にて日本初ライブ
- 名盤『Every Open Eye』誕生、エレクトロニック・ポップバンドとしての地位を確立
- 超ポップアルバム『Love Is Dead』完成、ワールドツアーやタイアップ等でさらにグローバルなバンドに進化
- コロナ禍により音楽活動がSTOP、知恵と工夫を凝らしながら音楽を届ける
- CHVRCHESのメンバー
- ローレン・メイベリー(Lauren Mayberry)
- イアン・クック(Iain Cook)
- マーティン・ドハーティ(Martin Doherty)
- CHVRCHESのディスコグラフィー
- EP
- 『Recover』
- 『EP』
- 『Gun』
- 『Under The Tide』
- 『The Hansa Session』
- シングル
- 『The Mother We Share』
- 『Lies』
- 『We Sink』
- 『Get Away』
- 『Tether(vs.Eric Prydz)』
- 『Leave A Trace』
- 『Empty Threat』
- 『Out Of My Head』
- 『Here With Me』
- 『Death Standing』
- アルバム
- 『The Bones of What You Believe』
- 『Every Open Eye』
- 『Love Is Dead』
- CHVRCHESの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- The Mother We Share
- Forever
- Leave A Trace
- Graves
- Get Out
- Clearest Blue
- Dead Air
- CHVRCHESの名言・発言
- ローレン「愛っていう絶対的な価値観が揺らいでいる中、どういう存在でありたいか、どういう世界に生きていたいか、どういう価値観を自分の核にして生きていきたいのか、一人一人が問われている時代だと思う。そこを突き詰めないまま、今よりも先に進むのは難しいような気がするの。今の自分自身を知らずして、その先に進むことはできないのよ」
- ローレン「自分の世界観とか自分に実際起こったこととか、自分のパーソナルな経験を基に歌詞を書くことが多いわ。偽りのないものを作りたいっていう気持ちがあるから、自分の視点をそのまま表現するようにしている。でも、前作でもそうだけど、解釈は皆の自由。人によって感じることも違えば、繋がり方も違うと思う。そこがクールだと思うの。私が個人的に好きな音楽も、そういった自分なりの解釈ができる作品が多いの」
- ローレン「私はエレクトロポップ・バンドではあるけれど、気持ちとしては、オルタナティヴロック・バンドの精神性を持ったバンドとしてライヴで演奏してるから(笑)」
- CHVRCHESの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ローレン・メイベリー、過去にDV男と交際していたことを告白
- 「CHVRCHES」は約300の候補から選ばれたバンド名