CHVRCHES(チャーチズ)の徹底解説まとめ
CHVRCHESとは2011年にイギリスのスコットランドで結成されたエレクトロ・ポップバンド。2013年にアメリカ合衆国のグラスノート・レコードと契約し、同年9月25日に1stアルバム『The Bones of What You Belive』でデビュー。以降、世界各国でツアーを行うなどグローバルな活躍を見せている。日本での人気も高く単独公演を何度も行っており、2018年のフジロックフェスティバルではホワイトステージのヘッドライナーを務めた。シンセサイザーを用いた楽曲を制作している点が特徴。
1. Here With Me
世界的DJのマシュメロとの共作曲であり、チャーチズ最大のヒット曲。
この曲きっかけでチャーチズを知った人も多く、チャーチズのSpotify、YouTubeの再生回数は共に1位を誇る。
『Death Standing』
1. Death Standing
PS4用ゲーム・ソフト『デス・ストランディング』の表題曲に使用された書下ろしナンバー。
チャーチズはこのゲーム・ソフトの監督を務めた小島秀夫の大ファンであり、「今回のプロジェクトに参加できたことはとても光栄だった」とインタビューで述べている。
アルバム
『The Bones of What You Believe』
1. The Mother We Share
2. We Sink
3. Gun
4. Tether
5. Lies
6. Under the Tide
7. Recover
8. Night Sky
9. Science/Visions
10. Lungs
11. By the Throat
12. You Caught the Light
2013年9月23日リリース。
UKチャートで最高位9位を記録。
バンド屈指のポップアンセム「The Mother We Share」や80’sのエレクトロニック・サウンドを彷彿させる人気曲「Gun」などのキラーチューンを多数収録したチャーチズ初のオリジナルアルバム。
当時、欧州で流行していたEDMとは異なるノスタルジックなエレクトロニック・サウンドとローレン・メイベリーの透き通る歌声が見事にマッチし唯一無二のサウンドを生み出している。
チャーチズというバンドを世に知らしめた歴史的1枚。
『Every Open Eye』
1. Never Ending Circles
2. Leave A Trace
3. Keep You On My Side
4. Make Them Gold
5. Clearest Blue
6. High Enough To Carry You Over
7. Empty Threat
8. Down Side Of Me
9. Playing Dead
10. Bury It
11. Afterglow
2015年9月25日リリース。
UKチャートで最高位4位を記録。
アルバム名の直訳は「各々の開いた眼差し」
つい踊りたくなるキャッチーなエレクトロニック・サウンドがさく裂するチャーチズの2ndアルバム。
全体的にポップな曲が多く、特に「Clearest Blue」や「Bury It」は聴いているとつい体が音楽に合わせて動いてしまう。
ドライブ、掃除、ランニングなどのお供におすすめの一枚。
『Love Is Dead』
1. Graffiti
2. Get Out
3. Deliverance
4. My Enemy
5. Forever
6. Never Say Die
7. Miracle
8. Graves
9. Heaven/Hell
10. God's Plan
11. Really Gone
12. ii
13. Wonderland
2018年5月25日リリース。
UKチャートで最高位7位を記録。
グラミー賞にてプロデューサー・オブ・ザ・イヤーの受賞経験を持つグレッグ・カースティンをプロデューサーに迎え制作された今作はチャーチズのスタイル、音楽性を最大限にブラッシュアップさせた最高傑作である。
前作以上にポップ路線のアルバムだがエレクトロ・ポップバンドとしての彼らのスタイルも崩すことなく、見事に二つの側面を両立させているため、新旧どちらのリスナーからも高い評価を得ている。
アルバムタイトルの『Love Is Dead(愛と死)』は2面性や成長をテーマにした作品であり、ローレンは「世界にはいいことも悪いこともあって、どちらかを引き寄せるには、どちらも受け止める必要がある」と述べている。
CHVRCHESの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
The Mother We Share
チャーチズで最も有名な楽曲。
チャーチズ節炸裂のイントロと美しいメロディに最高のカタルシスを得るキラーチューン。
MVでは孤独な日々を過ごす女性が不思議な力を解放して姿を消してしまうラストシーンが妙に心に残る。
Forever
リリックビデオが作成されている。
リリックビデオの映画のOPのようなオシャレな映像と共に流れるコーラスパートの「Forever」のフレーズは曲のみで聴く何倍も心に響いてくる。
Leave A Trace
目次 - Contents
- CHVRCHESの概要
- CHVRCHESの活動経歴
- CHVRCHES結成、スター発掘番組『サウンド・オブ・2013』にて5位を獲得し注目を集める
- 1stアルバム『The Bones of What You』リリース、夏フェス「SUMMER SONIC」にて日本初ライブ
- 名盤『Every Open Eye』誕生、エレクトロニック・ポップバンドとしての地位を確立
- 超ポップアルバム『Love Is Dead』完成、ワールドツアーやタイアップ等でさらにグローバルなバンドに進化
- コロナ禍により音楽活動がSTOP、知恵と工夫を凝らしながら音楽を届ける
- CHVRCHESのメンバー
- ローレン・メイベリー(Lauren Mayberry)
- イアン・クック(Iain Cook)
- マーティン・ドハーティ(Martin Doherty)
- CHVRCHESのディスコグラフィー
- EP
- 『Recover』
- 『EP』
- 『Gun』
- 『Under The Tide』
- 『The Hansa Session』
- シングル
- 『The Mother We Share』
- 『Lies』
- 『We Sink』
- 『Get Away』
- 『Tether(vs.Eric Prydz)』
- 『Leave A Trace』
- 『Empty Threat』
- 『Out Of My Head』
- 『Here With Me』
- 『Death Standing』
- アルバム
- 『The Bones of What You Believe』
- 『Every Open Eye』
- 『Love Is Dead』
- CHVRCHESの代表曲とミュージックビデオ(MV/PV)
- The Mother We Share
- Forever
- Leave A Trace
- Graves
- Get Out
- Clearest Blue
- Dead Air
- CHVRCHESの名言・発言
- ローレン「愛っていう絶対的な価値観が揺らいでいる中、どういう存在でありたいか、どういう世界に生きていたいか、どういう価値観を自分の核にして生きていきたいのか、一人一人が問われている時代だと思う。そこを突き詰めないまま、今よりも先に進むのは難しいような気がするの。今の自分自身を知らずして、その先に進むことはできないのよ」
- ローレン「自分の世界観とか自分に実際起こったこととか、自分のパーソナルな経験を基に歌詞を書くことが多いわ。偽りのないものを作りたいっていう気持ちがあるから、自分の視点をそのまま表現するようにしている。でも、前作でもそうだけど、解釈は皆の自由。人によって感じることも違えば、繋がり方も違うと思う。そこがクールだと思うの。私が個人的に好きな音楽も、そういった自分なりの解釈ができる作品が多いの」
- ローレン「私はエレクトロポップ・バンドではあるけれど、気持ちとしては、オルタナティヴロック・バンドの精神性を持ったバンドとしてライヴで演奏してるから(笑)」
- CHVRCHESの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ローレン・メイベリー、過去にDV男と交際していたことを告白
- 「CHVRCHES」は約300の候補から選ばれたバンド名